見出し画像

【一曲入魂】 #8. Endless Love - Lionel Richie & Diana Ross

お久しぶりになってしまいました。新生活でバタバタしておりました。

Beyoncé の新作『COWBOY CARTER』(2024) に収録されている、Miley Cyrus とのデュエット曲「II MOST WANTED」を聴いていて、「デュエット」の名曲って最近ないよなと思いました。ここで「デュエット」とは、単なるコラボというより、2人のアーティストが張り合うように歌い上げるラブソングを指しているつもりです。

たまたま最近聴いていたこともあって、ふと思いついた名デュエットは Lionel Richie と Diana Ross の「Endless Love」(1981) でした。

同名のロマンス映画の主題歌であったこの曲。モータウンの二大巨頭による名デュエットと言っていいでしょう。Luther Vandross と Mariah Carey によるカバーも有名。というかこの曲を知ったのはこっちのバージョンが最初だったかも。



歴代最も偉大なデュエットは何だろうと調べてみたところ、Billboard が2011年に記事を書いてました。

結論から言ってしまうと、なんと「Endless Love」が1位!!ちょっと意外。最初に述べた自分なりのデュエットの定義が異なるので参考程度にですが、知らない曲ばかりだ。聴かねば。

私が個人的に思いつくところで言うと、1位は Marvin Gaye & Tammi Terrell の「Ain't No Mountain High Enough」(1967) ですかね。曲のアレンジ、2人のボーカル、それに2人のプライベートでのサポート関係まで加味すると、どうしても思い入れは強くなってしまいます。

他にも、Brian McKnight & Mariah Carey の「Whenever You Call」(1997) は、中学のときに布団にくるまって聴きながら、2人のハイトーンに悶絶していた記憶があります。聴いているだけで喉が疲れるやつです。

最近の曲で、かつR&B以外で言ったら、Taylor Swift & Bon Iver の「exile」(2020) も聴き込みましたね。『folklore』(2020) 収録曲の中でもお気に入り。勝手に映画『Marriage Story』(2019) の主題歌だと思って聴いてました。



「良いデュエット」って何でしょうね。昔、ゴスペラーズの黒沢さんが「良いデュエットは、男が3:7 (4:6かも) で女性に負けるデュエット」って言っていた気がしなくもないです。これはたしかにわかる気がします。R&Bはいろんな意味で男が負けがちな気がしますし、的を得てる気がします。男がダメダメで、女がしっかりしてるみたいな。まぁ、珍しく男が勝つ別れの大名曲「Easy」(1977)を、Lionel Richie は歌ってるんですけどね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?