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#昭和
075.フランスの下宿先
私は子どもの頃からフランスに憧れていて、昭和60年(1985年)8月に、新卒で就職した会社を退職し、1年間滞在する目的でフランスへ向かいました。
パリに着いてから、滞在先は地方都市だったので、大きなスーツケースを持って鉄道の駅へ行き、いくつもあるテーブルの周りに置いてある椅子に腰掛けて列車の到着を待っていると、同じテーブルの七十代くらいの男性が「もしかして日本から来たのかね?」と尋ねてきました。
私は子どもの頃からフランスに憧れていて、昭和60年(1985年)8月に、新卒で就職した会社を退職し、1年間滞在する目的でフランスへ向かいました。
パリに着いてから、滞在先は地方都市だったので、大きなスーツケースを持って鉄道の駅へ行き、いくつもあるテーブルの周りに置いてある椅子に腰掛けて列車の到着を待っていると、同じテーブルの七十代くらいの男性が「もしかして日本から来たのかね?」と尋ねてきました。