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レオポルト・モーツァルトが物質化したヴァイオリン

 ネット検索で、偶然見つけてしまった。
 
思い出せば半年前、チョコ&ホイップドーナツから始まり、
チョコ不作だからかすぐに廃番に、
その後、あん&ホイップドーナツが出たけど、
買えたのは数回だけで、目の前にあっても、
なかなか手が出ない。
体が拒否しているのか、物質化できない。
 
ドーナツは危険なのか。
この、もどかしさが苦しい。
 
ただ、例外として「新製品」「new」とあれば
体のお許しが出る。
 
新しいもの = 多少は危険で、
その挑戦を避けていては、自然界で生きていけないからか。
リスクを承知で、進むなんて、男だね。(←おおげさ)

見つけたのは、抹茶あん&ホイップドーナツ。
「新製品」、「new」とあった。ほぼ類似品やけど。

さあ、いつものスーパーに置いてもらえるように
念じてみよう。
 
あの棚、あの値段、
できたら割引シール付きで、お願い。



 新しいものは、いつの時代にも危険が伴う。
私が作る「風時代Vn」も、そうなのかもしれない。
(←いや、まったく危険はありませんから)

 
一つ紹介したいのが、これは数年前から私が所持している
レオポルト・モーツァルトのヴァイオリン教本の中にある絵。
 
特徴は、左腕前腕の開き方から見て、
ヴァイオリン自体はかなり小さいと思う。
 
また、つい最近まで気が付かなかったのだけど、
よく見るとヴァイオリンの「駒」の位置が通常とは異なり、
f字孔の下あたりに配置されている。


この時代の常識はともかくとして、
この「駒」の位置は、「風時代Vn」の設計から見て
間違った配置ではない。
 
下図の表板土台を押し広げ、内側にねじるためには
かなり良い場所と思いませんか?


もし、前回記事で紹介したバスバーのアイデアがなければ、
私もこの案を採用するかもしれない。
 

 
とにかく、コーナーを押し出したかった、という
製作者の気持ちが、ビシビシ伝わってくるのです。
 
レオポルト・モーツァルトは、良いヴァイオリンを
うまく物質化できて、きっと喜んだに違いない。
 






 
#ヴァイオリン
#バイオリン
#ヴィオラ
#ビオラ


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