2023年の年末相談

 今日は、12/21に芦屋の三浦さんのお店を訪問した時の
出来事の話から、来年の新しい取り組みについて紹介したい。
 
私がお店に当着したのは、お昼過ぎだったが、
すでに(一人目の)お客さんいらっしゃった。
偶然ピアノ奏者だったこともあり、
私のVnにも興味をもってもらい、見てもらえただけでなく
私の演奏で音を聴いてもらうことができた。
 
不思議ではあったが、なにか、すごく喜んでもらえていた。
三浦さんも少しはしゃぎ気味。
挙句の果てには、お店の前で写真撮影。
何か不思議な感覚だった。
 

 
この日の私の目的は、私が手をかけてきたVnが、
性能面で、ある一線を超えた気がしたので、
誰かに評価、コメントして欲しいと思っていた。
 
もうちょっと言葉を柔らかくして、
 
このヴァイオリン、未体験にええ感じになったけど、
これまでも、音は良かったから、「もっと良くなりました」
って言うても、この感動を他の人にうまく伝えられへん。
なんか、ええ方法がないやろか。
 
そや、この悩みに、期待できる答えをくれそうなのは、
周波数が得意なアシュタールさんしかおらへん。
頼れる時は、頼ろう。
来年の私の心持ちの先取りや。


アシュタールさんは、一人目のお客さんの前での
私のVn演奏を聴いてくれていたようだ。

(アシュタールさんのアと、細川のホを重ねるとアホアホとなる。
リアルか、空想か、異空間の会話をどうぞ) 


ア:「素晴らしかったですよ」
 
ホ:「聴こえてました?」
 
ア:「もちろん、とても素晴らしい音色でした」
 
ホ:「どういう効果、特別な効果が、もしこのVnにあるなら
   教えて欲しいです」
 
ア:「人の傷を癒やすのに特化していると思います。
   その人の回復力を高めるのにいいと思います。
   というのは、あなたの音色というのは、
   攻撃的な部分がまったくないので
   その人をそのまんまにしてあげることができます。

   さっきの彼女もそうだったでしょう。
   彼女が開放的になったのはあなたの(演奏の)影響だったと
   思いますよ。」
 
ホ:「そうなんですか?」
 
ア:「人の鎧を外させてあげるような効果というんでしょうか。
   そのような状態になると、人はご自身の持った傷を癒やすのが
   上手になります。 難しいですか?」
 
ホ:「いえいえ、よかったです。服じゃなくて。」
 
ア:「私も服を脱がせるほうが好きですよ。あなたと同じように。
   どんなパンツを履いているのか興味ありますし。
 
   ですので、Vnの売り込み方としては、
   好きな異性の前で演奏することで、服を脱がせる効果があります
   とか。冗談ですよ。」
 
ホ:「ハッハッハ、独身の私としては、Vnが立派な武器になりますね、」
 
ア:「そうですね、でも、服は脱いでも、
   みなさん、なかなか気持ちの鎧を脱ごうとはしないので
   あなたのVnはそういった意味で
   人を楽にさせてあげることができます。
   あなたの演奏は、人を緩める音色ですので、
   とてもよろしいかと思いますよ。」
 
 
途中省略
(多少、私の考えと世の中のニーズの不一致をアシュタールさんが指摘)
 
 
ア:「でも、あなたのVnを求めている人は多くいらっしゃるんですよ」
 
ホ:「そうなんですか?」
 
ア:「はい、そうです。」
 
ホ:「私が見えていない、見つけられていない?」
 
ア:「はい、見ている場所が違うと思います。」
 
ホ:「見ている場所? 具体的にどんな場所かわかります?」
 
ア:「1つの例なんですけど、あなたの音色というのは、
   人をとても開放的にして、癒す力があるので、
   少し疲れていらっしゃるような方や、
   ご病気で苦しんでいらっしゃる方とか、
   例えば、病院とか老人ホームとかで演奏するには、
   あなたの楽器はとてもマッチしていると思いますよ。
 
   優しくて、小さな音、攻撃的ではない音色が、
   少し弱っている方々、コンサートホールに出かけることの
   できない方々にとっては魅力
になり、
   とてもいいニーズが埋もれていると思いますよ。」
 

 
このセッションの後に、2人目のお客さんがご来店。
音楽が好きで、精神的な病があると三浦さんから聴いていて、
私のVnにも興味を持ってもらい、
お茶菓子をふるまいながら、楽器を見せているうちに、
本日2回目の私の演奏に突入。
 
会話を進めていると、クラッシックは好きだが、
どうも大きなコンサートホールだと、人の雑念が頭に入ってきて、
集中できないのでコンサートを楽しめず、行けないとのこと。

 
上記のアシュタールさんのコメントに当てはまる
そのまんまの人が来客してくれたようだ。
 
その場では私は気が付かなかったのだけど、
文字起こしをして、その日を分析してみると、
偶然にしても、出来過ぎな現実があった。

 


この日の経験を受けて、
私はおおよそ、2024年をどう生きていくかを決めつつある。
 
2人目のお客さんは、私のすぐ側で
私の演奏、Vnの音を心から味わうかのように、
目を閉じて耳を傾けてくれていた。
製作者として、演奏者としても、
こんなに嬉しいことはない。
 

一方で、私の技術者的な脳は、
冷静に、この経験を再現できるのかを気にしている。
 
この日の環境はどんなだったかとか、
覚えておいてよね、と念を押される。
 
(1) 空間的なもの、お店の広さ
(2) 室内にいた人の特徴、人柄、親密度など
(3) ミスがいっぱいの私のVn演奏と楽器のコンディション
(4) 飲み物とお茶菓子
 
 
人を開放的にさせる効果は、(4)のお茶菓子もあなどれない。
まずは、場所を変えて、再現できるかに挑戦する。
 

そして、私はこの先、
下手な演奏を人前ですることよりも、
病んでいる人の鎧を外していった時に、
服まで脱がしてしまうのかが心配。
 
もしそうなら、最終的にたどり着くのは、
パンツかズロースか。
 
問題はそこなのだ。
 

どこなんだ?
 


 




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