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[週刊 未亡人生活] #14 大人の院生生活・・・こんなにできない子だったとはね・・・


ごきげんよう,ある未亡人です。

師走もいよいよ後半に入りましたね。

街はすっかりホリデーモードですが,わたしはいま最高潮に落ち込んでいます。

課題の資料作りがうまくいかず,
毎日落ち込んでるというお話です・・・


早いもので,修士課程1年も正味あと1ヶ月になりました。そして,現在,大学院での課題が最高潮に達しています。

今週は5日間毎日,パワポで作ったスライド資料をもとに,授業内で発表する日が続きます。

具体的にいうと,与えられた1つのお題を,わたしひとりで資料作成を担当して,20〜30分間くらい授業内で発表し,教員や同期から質疑応答を受けるというものです。

おそらく・・・わたしはもともと編集者だったため,何かしらの領域の資料を読んでわかりやすくまとめるのは得意なほうだったはず・・・。どんな資料が必要で,どんな流れにするのか,アイディアで苦労したことはなかったはず・・・。

しかし! 授業内で発表するのには「プレゼン」という別の能力が必要です。それは,単に慣れてないというより,わたしには向いてないんだよなあ・・・。何か書くだけだったら得意なのになあ・・・。

構成して,見せていく力。あたしにはないなあ・・・。

このところ,毎日課題の締め切りなので,落ち込んでいます。

作るのにとても時間がかかる。資料読むのは楽しいのに,うまくまとめられない・・・。

というわけで,作るのも大変であるし,発表するときも毎回,ガチガチに緊張しちゃってます。

前もって原稿を用意しておいて,読み上げることもあるくらいです。アドリブでやっていけると,聞いてる人たちも面白いのでしょうけれど。


どうやら,いまの大学教育では,この「プレゼン能力」というものがとても重視されているようですしね。

新卒のクラスメイトたちはすでに学部時代からスライドを用いたプレゼン課題をやり慣れているため,わたしには,なんてことなくこなしてるように見えます。

また,社会人を経て大学院に入ってきたかたの中には,プレゼンがお仕事だったというかたもいます。見ていて「ホントにうまいなあ」と感心することが多いです。

しかし,わたしは・・・。

パワポを使うのも,それを用いて皆の前で発表するのも,大学院に入ってから経験しました。人生お初だったのです。

お初であるばかりか,これほど立て続けに課題発表があるという日常は想像していませんでした。

ちゃんと先輩から聞いとけよ・・・って話です。

この生活,まさに盲点でした。


とりあえず,
攻略本を読んでみた


思えば・・・大学院に入って,人生初のパワポ資料を作ったのは,自己紹介のスライドでした。

これは,心理系大学院だけなのかどうかわかりませんが,学校が始まってから最初の2週間ほどは,同期と教員を相手に「自己紹介」をさんざんやらされます。

うちの同期は20人ほどで,半数が内部進学者です。外部から社会人として入ったわたしには知らない人ばかり。パワポ触ったことないし,どうしよう・・・途方に暮れました。

すっかり弱りきって,日頃からお仕事でセミナーを主催している友人に相談したところ,「youtube見てみたら?」と,いくつかおすすめを教えてもらいました。それでだいぶ出来そうな気がしてきたので,そこからさらに数冊ハウツー本を買って読みました。

当面は,それでなんとかなりました。これでお金をいただくならまた別の話ですけれど。

多少慣れてきた今では,作成自体は楽しくなり,<新しいおもちゃ>をいただいた思いです。まとめるの,見やすいデザイン考えるの,楽しい。

でもなあ・・・。

発表するのは,ホントにいやだ。
だって,自分の声が大嫌いなんだもん・・・。

なんでなんだろう。心理学科の同期は,みなさん,いいお声のかたばかり。やはり,ひとのこころに届くのは,いいお声なのでしょうか。お経を読むのがうまいお坊さんと同じ?

いや! そんなことはないはず! ・・・と思って,ゆっくり話すなどの工夫をしながら,いま,やっています・・・。

昨日の発表では・・・同期全員の前でカウンセリングのロールプレイをやりました。

わたしがセラピスト役を担当し,クライエント役の同期に,初回面接をし,受容的に話を聞いていきながら,さまざまな側面からアセスメントしていきます。

これまでの人生で一番,緊張しました・・・。夫の両親と初めて顔合わせした時を
軽く超えてきたね・・・。

この話はまた次回。

未亡人生活マガジンだけど,大人の院生生活や心理系大学院受験の話などもしていこうかなあ・・・







いただきましたサポートはグリーフケアの学びと研究に充当したく存じます。