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「缶詰男と捕食女」=「ひとりキャンプで食って寝る」に今頃ハマった理由



発端は豆腐メンタル

Yahooでこんな記事を見かけました。

三浦貴大さんがSNSで弱音っぽいことを呟いたとかで引退も示唆とかなんとか…。

三浦友和&山口百恵夫婦の子供だから少しでも家庭問題勃発?大きな問題に発展するかも?的に持って行こうとする意地の悪さがプンプンする、さすがさくらももこ「女性器隠語名雑誌」とバカにしていた雑誌であるw。

すると記事が出た翌日、本人が…

https://twitter.com/TakahiroMiura_o/status/1725764132669170056

と、即否定。やはり火の無いところに火を付けたい記事だったということですね。

Threadsの方で、

メンタルが豆腐のため、緊張すると寝られません。40歳まであと2年。せめて絹豆腐から木綿豆腐に進化したいですね》

と発言していたことをメンタル病んでるって思ったのか、こじつけたかったのか…。

で、三浦貴大さんの、私の中で最近印象に残っていた作品は何かと考えた時に思い浮かんだのが、2019年にテレ東でやっていた「ひとりキャンプで食って寝る」というドラマです。

放送当時も観ていたのですが、天気の良くない先週末、久々に観てみようと思い立って一気見してみました。

今回は三浦さんの演技なんかを注目しながら。
(前の時はストーリーを漠然と追いかけて、美味しそうな料理とかしか見てなかった)
すると、前は気付いてなかったことに気付き、今更ながら奥深さ、味わい深さにハマってしまいました。

このドラマ、三浦さん演じる大木健人と夏帆さん演じる七子のパートが6話ずつ、交互に描かれる全12話構成になってます。

健人はソロキャンプに出掛けて、一応焚き火🔥は必須要素。
そして食事は缶詰🥫を色々アレンジして食べる。
で、毎回ちょっと癖のあるキャンパーと知り合って、なにかと巻き込まれつつ、まあ最後はイイ感じにソロに戻って楽しむという感じ。

七子の方は、最初友達とキャンプに来たものの、突然ソロでする羽目に。その時に釣り人夫婦から釣りを教えてもらい、食材を現地調達して食べるというスタイルを追求していく。こちらも毎回ゲストが登場するんだけど、七子は自分が興味あることを知っている人とかには積極的。そうじゃない人は全く関心ないというか、眼中にないというか、そんな感じ。

そして監督も別々で、面白いことに男の健人パートを女性監督の横浜聡子さんが撮って、七子パートを男性監督の冨永昌敬さんが撮るという分担。

noteにお二人の対談がありました。

この対談の中で、プロデューサーから「缶詰男と捕食女」というタイトル案も出されたそうな(笑)。確かにこっちの方が字面のインパクトはある。でもキャンプの話とはちょっと結びつかないな。B級ホラーな響きまで漂う。「捕食女」って、交尾した後のオスを食べるカマキリみたいなセックスした後に相手の男を殺す猟奇殺人女性が浮かんじゃいます(;^_^A。缶詰男は…SNSで誘い出した女子を部屋に閉じ込めて監禁する男かなぁ…どっちもヤバイ(;^_^A。

私は釣りはしないけど山菜は採ったりするので、七子パートも興味深い部分はあるのですが、いかんせん色々とイライラする人、出来事が多くて、ちょっと苦手(最初の釣り夫婦とひっこくり少年、久丸の婆ちゃん以外みんなイラっとするw)
追記:同じテレ東ドラマ「きのう何食べた」シーズン2が現在放送中で観ていたら、七子の親友、宏美役の朝倉あきさんと、久丸役の坂東龍汰さんが恋人役で出ていることに気付きました。あの時一緒に野草バームクーヘン食べてた二人が…。

ということで、健人パートに絞って私的まとめや感想を書いてみます。


健人パートの各エピソード

[第1話] 富士山でチーズドッグ

富士山の見えるキャンプ場は
山梨県河口湖近くの「Retreat camp まほろば」
ちなみにほぼ毎回健人は鼻歌を歌います。この回は
松田聖子「瑠璃色の地球」
(←私もキャンプでご来光見る時よく脳内再生で流れだす定番曲)

「チンカチンカのしゃっこいルービー」(キンキンに冷えたビールの意)
(とんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で古賀シュウなぎら健壱のモノマネをする時、彼が言いそうなセリフとして言ったもの。逆になぎら健壱もそれから言うようになったんだとかw)

渋川清彦さん演じるキャンパーに火を借りに行ったところ、燻製ささみ燻玉をごちそうになり、自分のナッツも燻製して貰う。(あのおじさん、木から落ちてきて登場したけど何してたんだろ?)

こち亀46巻両さんと部長のヨーロッパ旅行を勧められる。
(あんな大量のマンガ持ってきてるのもスゴイけど、マンガも燻されて煙臭くなるのは嫌だから私はしないな)

火を貸して欲しいというと
「ライターと火打石じゃ全然味が違うんだよ!」と言われ、火打石で火起こしすることに。
(さすがに火打石はしたことないが、ファイヤースターターで起こしたことはある。しかし火が付くと育てて焚き火にする→薪をくべる→焚き火の安定化→調理うんぬんに夢中→どうやって火を起こしたか忘れるorどうでも良くなっている…と必ずなるので、そこにロマンは求めない派ですw)

「缶詰の中は小さな宇宙ね」by 理恵子(元カノ)

<キャンプ飯>
コーン缶のバター炒め黒コショウがけ
缶詰のソーセージ
、オッサンがくれた燻製チーズコッペパンチーズドッグ
缶詰のソーセージなんて初めて知った。真夏じゃなかったら普通にシャウエッセンなりアルトバイエルンなりで良い気がするが…。


[第3話] 嬬恋で焼きペペロンチーノ

群馬県の「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」
鼻歌は沢田研二「TOKIO」


なぜか紛れ込んでいた摩周湖の霧の缶詰

相撲を仕掛けてくる子供
「おじさんの口臭~い」←ポリデントのCM「おじいちゃん口臭~い」からの本歌取りw

「静けさを求めてお引越し」
私もよくする。
しかし日暮れギリギリ、もう移動できない時間に新規のうるさい客がやって来たりもする。それが大イビキ野郎だった時の絶望感…。

健人が読んでる本「ゲゲゲのゲーテ」水木しげる著

北香那さん演じる青森出身?ニンニク農家8人兄弟のギャル猟師と出会い、イノシシ肉を振舞ってもらう。
にんにくのごま油アヒージョ?
ニンニクとイノシシ肉の串焼き?

「かんませ」=「かきまぜろ」
「酸素を独り占めだ」←摩周湖の霧缶詰に掛かってくる感じですかね?

<キャンプ飯>
「焼き鳥シリーズ完全制覇の時が来た」

ベーコン代わりに焼き鳥缶を和えたカルボナーラ
貰ったニンニクと焼き鳥缶、ネギと海苔でペペロンチーノ


[第5話] 家キャンプでサバ缶づくし

台風接近中なので健人の家でお家キャンプ回。
新調したテントはNEMOニーモのギャラクシーストーム
トイプードルの子犬一匹分の軽さ
宇宙好きな健人がの日に買ったテントとしてはピッタリのネーミングだった!)
鼻歌 GOING STEADY「 銀河鉄道の夜」
(歌詞を見ると、健人の心情によく合っている)

「犬は人を幸せにしますよ」クセありアウトドアショップ店員は宇野 祥平さん(三浦さんと同じ事務所 ADONIS A 所属←浅野忠信の事務所だったところ)

”チャラ”めの友人・武志(福士誠治)が訪問してきて、お家キャンプのお相手に。在庫整理でサバ缶三昧。

いなばのひと口サバ缶→身がぷりぷり、味わい深い。
マルハニチロのサバ缶→クリーミー
(クリーミーってw それもう傷んで溶けて来てない?)
デンマークのサバ缶?→身が引き締まってる。味が違う。

二人が飲んでいたお酒は 伯楽星 宮城県の新澤醸造店の純米大吟醸
(そんな星があるのかと思いきや、伯楽という馬の目利き名人の愛馬が死んで星になったとかいう中国故事に由来。逸材を見出す眼力の重要性を説いた言葉だそう)

「芯がね~よな、お前は」
「ウン、豆腐だよ」
(Threadsでの豆腐メンタルの話はこの辺りから来てるのかも?)

武志が借りていったマンガは「ストッパー毒島」ハロルド作石
(野球漫画なんですね。ここはやっぱり宇宙マンガじゃ?「宇宙兄弟」じゃベタ過ぎるか…「銀河鉄道999」じゃ古すぎる?ググったらランキングありました↓)

<キャンプ飯>
「サバ缶シリーズ制覇の時が来た」とは言ってなかったですが…
冒頭は買ってきたホットサンドメーカーでつくる「サバサンド」
食パンにとろけるチーズ→青じそ2枚→サバ缶(多分味噌煮)→追いチーズ

サバグラタン
スライスした玉ねぎに薄切りジャガイモを載せ→レンジで2分→サバの身をほぐし入れ→マスタードをまぜたオリーブオイル→チーズはたっぷり→バターがあればなお良し→粉チーズ→オーブントースターで焼く→パセリをふる

焚き火はできないから焚き火動画鑑賞。

背中?腰?が攣ってばかりの健人。
三浦さんも腰痛持ちで苦労しているらしい。

***
武志、ウザ面倒くさい親友だなとしか思ってませんでしたが、観直してみると元カノ理恵子との思い出の品(先代テントやたぶん理恵子の傘)を持って帰っていて、「アレ?もしかして…傷心の親友の気持ちを紛らわせに来た&家から元カノ思い出品を排除してくれていたのか!?」という、案外粋でイイ奴なのかもしれない…のでありました。


[第7話] 西伊豆でコンビーフユッケ

飲み会で知り合ったキャンパー女子、黒川芽以さん演じる早希とのソロキャンプデート回。
(ソロなのにデート…なかなかに深い…ウン?深いのか?)
向かったのは静岡県西伊豆の「黄金崎キャンプ場」

鼻歌は THE HIGH-LOWS「日曜よりの使者」

健人の車でピックアップして一緒に行けばいいのに…と思ったけど現地集合、そこはあくまでソロキャンプ設定を重視してるってことなんですかね?

お互い失恋した同士のソロキャンプデート
前の恋愛引き摺ってる者同士のちょっと切ない回かと思いきや…!?

生地からパン捏ね女子(←女子力アピール)
袖まくりお願い女子(←逆ボディタッチで触れ合い要求)
インスタ女子(←流行に敏感、リア充演出)
まいう~強要女子(←ここの健人の困った感じが毎度ツボりますw)
自分の失恋語り女子(←同情と、元彼の存在アピールで欲情も煽ってる←ホモソーシャルの男同士の競争心を利用した手口w)
突拍子の無いことする私可愛いでしょ女子(もしくはカラ元気女子←健人の積んだ石を蹴った時はドン引きでしたw。ちょっとムシャクシャしてる自分を慰めるなら今だぞ!アピール)
酔って寝たふり女子(←酔っちゃった~って言って介抱させる手口の類型)
キャンプで朝からメイクバッチリ女子(←薄暗い中でしたからか?妙に濃くなるキャンプあるある!?)

最初はなかなかにメンドクサイ女が出てきたな~ぐらいにしか思ってなかったのですが、観直してみると、泥酔してるはずなのに健人の鼻歌を覚えていた=あれは寝たふりだったと気付き、そういう視点で見直してみると、早希こそが「捕食女」だった!w
上に羅列したように次々に仕掛けというか罠というか、モーションを掛けていて、健人のテントで寝落ち(の振り)したのも、このまま襲ってくれてもOKということだったんだと。そういう視点で見ると、翌朝のテンションの低さ、別れてからの憮然とした顔、全て納得できる。

とはいえ、早希も元彼への未練も残ってるのも事実。
二人の心情を「日曜よりの使者」の歌詞が代弁してくれている。
「このまま どこか遠く 連れていってくれないか」(健人、早希、共に思ってそう。「連れていってくれないか」というより「忘れさせてくれないか」)
「適当な嘘をついて その場を切り抜けて 誰一人傷つけない 日曜よりの使者」(嘘とまではいわないが、適当に合わせてお互い傷つかないように切り抜けたキャンプデート)

<キャンプ飯>
ホットワイン(赤ワイン、オレンジ、シナモン、スターアニス、あとは何だろう?クローブ、黒コショウ、カルダモンなんかを入れるらしい)
フライパン・パン by 早希
まるごと焼きバナナ by 早希
カップヌードル
コンビーフユッケ
(コンビーフをフライパンに広げ軽く炒め、生卵、ゴマを振って完成)
パンケーキ by 早希 with 健人のフルーツ缶(みかん?)

この7話、そして次の七子の8話はどちらもある意味強烈回。
シリーズ全体として起承転結の「転」ぐらいの位置に当たるから、敢えて辛さ強めな回にしたんですかね~?

あと毎回何かしらの本が出るのかと思いきや、この回以降は無くなった気がする。9話は母からのメッセージ、11話は理恵子から手紙という一応”読み物”は出てくるけど。


[第9話] 木更津でタイカレー焼きそば

東京近郊で気まぐれに開かれるキャンプイベント千葉県木更津の江川海岸潮干狩場

この回は軽くフフフフ~ンと鼻歌は歌うが曲名は不明。
周りからの音楽があるから不要だったということかな?

餅に貼られた母からのメッセージ(←つい百恵ちゃんの顔が浮かぶ)

あんな変な踊りやってる集団っているもんなんですか?(笑)
キャンプは行くけどキャンプイベントなんていう人の多そうな所にはさらさら行く気が無い私には未知の世界過ぎて…。
最後に音楽奏でて輪になってるのとか、それこそ葉っぱ吸ったりしそうなヒッピーっぽい雰囲気ですよね。最近話題の大麻グミも何かの屋外イベントで配ってたとか言ってたし…。

苦手な課長とまさかの出会い回。
課長演じる田口トモロヲさん。「植物男子ベランダー」を観ていたので、あの主人公味がある役だな~と思いながら観る。

カレー作るの手伝いますという健人に、もう一組の包丁とまな板を出す課長←ソロキャンで来ててそれは中々無いと思うぞ!w

「焦げ死ぬかどうかのギリギリまで玉ねぎを追い込むんだよ」
キャラメリゼ?メイラード反応?
「ナンだバカヤロー」
昭和のオヤジギャグ連発!

二人でブッシュクラフト

「忘れることは生きる術か…」
課長談

二人で釣り

健人「あなた、お豆腐みたいな人ね~って昔言われたことがあります」
課長「豆腐?絹か?木綿か?」
健人「絹でしょうか」
三浦さんのスレッズでの発言「40歳まであと2年。せめて絹豆腐から木綿豆腐に進化したいですね」はココのセリフから来ていたのかも?

最後に課長の捨てたフルートを吹くと鳴る→課長との間のわだかまり的なものが解消されたことのメタファーなんですかね?

<キャンプ飯>
田舎のお袋から送られてきた餅+ゆであずき缶+塩少々=ぜんざい
おつまみはチータラ
課長お手製本格チキンカレーナン
茄子のアチャール(茄子は7ミリ角、ターメリック、カイエンヌペッパー、コリアンダーを順に炒めて混ぜる。最後にレモンを絞る。カレーの付け合わせ)
いなばの「チキンとタイカレー缶」を即席焼きそば麺に掛け、ネギを散らしてタイカレー焼きそば


[第11話] 天空キャンプで海鮮缶詰づくし

長野県上伊那郡「陣馬形山キャンプベース」
村営のキャンプ場なので無料
他の回の様に車で乗り付けるのではなく、登山して辿り着くキャンプ場。

鼻歌は 坂本九「見上げてごらん夜の星を」

チンカチンカのしゃっこいルービー、アゲイン。初回と最終回でブックエンドになってたw 2話の熊鈴も再登場。

子供たちの「後向きで坂を登る方が楽」説を実践。←山道で足元見えない時は危険です!

仲本工事さん演じる剛田巌さんと出会い一緒に登ることに。
ー仲本さんはドリフの時に百恵ちゃんと共演してるだろうし、もしかしたら友和さんともどこかで共演してるかも。親子共々と共演できて感慨深いものがあったかもしれない。
ー陣馬形山は山頂まで車でも行けるそうですが、途中の部分での撮影もあるし、仲本さんもいくらかは登られたのかな?当時77歳くらい。まだまだお元気そうだったのに22年に亡くなられてる。あれっ、コロナだったっけ?と思ったら交通事故…そうでした。よき若者に大事なことを伝え教える役。観直すと一層心に響きます。

「針葉樹よりも広葉樹を選べ」

「ヨシッここまでだ!そろそろお互いの時間を過ごそう」
「君だって一人で山に来るわけがあるだろう」

これ、なかなか言えそうで言えないんですよね。用事あるって感じでス~っと離れていくみたいなことが多い(苦笑)。

四日前に届いた理恵子からの手紙
「あなたには私が決して踏み込めない宇宙があった」

「土の匂い、木々や生き物のうごめく音、混じりっけなしの澄んだ空気の中で、食べたい缶詰を食べる これが俺の幸せ」1話冒頭と同じセリフ。ここもブックエンド。

「生きるのだ」

焚き火のの匂い、澄んだ空気、手を浸けたせせらぎの
この世を構成する「火・地・風・水」という4元素
まさに宇宙の中にいる、宇宙と一体化する感覚をキャンプで味わっている。
宇宙好きの健人だが、1話で火星移住の記事を見て冷めた反応だったのは、キャンプで毎度、小さな宇宙旅行をしているから十分だという想いがあるからかも?

<キャンプ飯>
牡蠣缶「広島県産かき 燻製油漬け」アヒージョだそう。
柚子胡椒と塩(?でも十分塩辛いと思うけど)加えてバゲットにのせて。
(私も海鮮やキノコのアヒージョとかキャンプでするけど、油多すぎると後始末が大変なのでバゲットに沁み込ませて食べきれる量の調節加減が肝)

休憩して剛田さんからは「五目めし」の缶詰
こんなのがあるんですね。また蓋をフォークで開けるやり方が玄人感というか、指先の力がおぼつかない老人の知恵というか、細かい役作りだなと。
健人からは「オイルサーディン」缶をお返しに。

山に来た理由の「北海道根室ホッキ貝の缶詰」のバター醤油炒め。ネギと七味トッピング。
「いちご煮(うに&アワビ)」「まるずわいがに ほぐし身」とおにぎりで作った海鮮リゾット?ぞうすい?トッピングはおにぎりの海苔。私なら卵も入れちゃうかなぁ~。
朝食は、炊き立てご飯サンマの蒲焼缶をのせて。


キャンプ情報はこちらのサイト参照

缶詰やグッズ等の情報はこちらのサイト参照(これは11話。他の回もある)

クラシルで再現レシピも紹介されてます。


エンディング曲

Yogee New Waves 「to the moon」

ドラマで流れていた時は普通にいい曲だね~ぐらいで、そこまで気にしてなかったのですが、Youtubeで聞き直してみると、ボーカルの方の声が凄く良い。甘さとやさしさの絶妙な融合。
なんて言うんですか?こういう曲、グルービー?ジャジー?メロウ?
メロウな曲スローテンポな曲調で、柔らかく心地よい甘さを持つ、うっとりするような楽曲 だそうですのでメロウですかね?

最後の方で「ヨギボー」って連呼してるみたいに聴こえるのは何て言ってるんですかね?パーカッションの音?


ソロキャンは自然への引きこもり

三浦さんのインタビューからなるほどなと思った部分を抜粋。

「発見したのは、家に一人でいるのと、ひとりキャンプはほぼ一緒だということ。引きこもっているのが家の中か、山の中かの違い(笑)。山の中ではスマホもつながりにくく、ほかに気が散ることもない。そんな中で台本を読んでいると、ものすごく頭に入ってくるんですよ。せりふを早く覚えられるってことに気づきました(笑)」

そうそう、ソロキャンって山に引きこもり(笑)、ショート隠遁生活、簡易ハーミット(隠遁者)生活って感じ、あります。私もそれ求めてする感じです。

以前は車でアクセスできるキャンプ場で焚き火したりしてましたが、やはり人との距離が近い。酒飲んで騒ぎたいなら居酒屋でやってくれと思うこと多いし、9時10時過ぎてもバカ騒ぎ、挙句、大イビキ大会が始まった夜にはテントの中で呪詛を唱えそうになる(;^ω^)。

ということで最近は、縦走登山の途中でテント泊するぐらいが殆どになりました。だから焚き火とかはほぼしない。でも使い残ってる広葉樹の薪がまだあったなぁ。


クセありソロキャンのススメ

11話の陣馬形山の向かいにある中央アルプス。
麓からロープウェイで千畳敷まで上がり、そこから木曽駒ケ岳直下のキャンプ場まで2時間ぐらい。そこからの景色もスゴイいいのでおススメです。

あと1話で「瑠璃色の地球」を歌ってましたが、
「朝日が水平線から~光の矢を放ち~♪」なので、富士山見ながらよりも、水平線から日の出が見れるキャンプ場で歌って欲しかった。
私はこのイメージ実現の為に本州最南端、潮岬灯台近くにキャンプ場があるのでそこでキャンプし、「瑠璃色の地球」聴きながら日の出を眺めたことがありますよw。
千葉の房総半島東側とか、伊豆半島、静岡の海岸線、いっぱい水平線から日の出が見れるキャンプ場はありそうです。

あと私自身の癖のある個人的ソロキャンの楽しみ方を一つ紹介すると、

もちろんヒロシみたいに全くのソロを楽しむのもいい。
しかしキャンプ場だと大概人はいるもの。そこで頑なにソロに徹してもいいですし、私は気持ちに余裕がある時、タイミング、縁があった時は他のソロの方とお話したり、焚き火当たらして貰ったり、ちょっとだけお酒に付き合ったりはするタイプです。

しかし絶対に深酒はしないし、できるだけ聞き役に徹するよう心がけます
上手く話しを引き出すトレーニングというか、「○○って○○ですかねぇ?」的に話しを振ると饒舌に教えてくれる人は案外多いです。

あと、その人の自慢なんかも付き合っちゃう。
成金自営業のオッサンとかは自慢話大好きw ちょっと呼び水的に話を振るとノンストップ劇場の開幕。
百名山制覇した人なんかには、体力、財力、行動力、色々感心して気持ちよくなって貰う。私は全く制覇する気はないし、百名山なんて超ミーハーって思ってる口だけど、お首にも出さずに適当なこと言っておく。

あとコチラの情報を色々訊き出そうとしてくるタイプもいる。それこそ妙に褒めてガードを下げさせようとしてくるのとか。
そういうタイプには徹底抗戦。のらりくらり大会w

物凄く嫌な奴っぽい感じですが(実際そうだけど(;^_^A)、たぶんもう二度と会わないだろう人にわざわざケンカ売ることも無いし、”その人”を楽しむんじゃなくて”会話”自体を工夫して楽しんでみるということです。(もちろんスゴク気に入った人なら普通に楽しく過ごすのもアリ。だけど向こうもそう思っているかはホントのところはわかりません。凄く意気投合したと思ったのに、まるでその後連絡が無いとかはザラですから)

まあ究極は全くの別人というか、その場限りの虚像を作り出し、そのキャラになりきるってのもありますが、職業とかで知識ないのを言っちゃうと、どこで深掘りされて墓穴掘る、虚言癖野郎になるとも限らないので、大事な部分は真実、どうでもいい所は嘘を織り交ぜてみたりする。
どこまで嘘つき通せるか、自分の知識と演技力に挑戦するのもあなた次第。

そんな感じで普段とは違う人格で、もう会うことない後腐れない相手に、会話を広げる練習や訊かれたくないことをいなす練習をしてみる。結構楽しいですよ。上手くいったら相手も気分良くなるし、自分も妙な達成感があったりするし。

もちろん気持ちに余裕がない時、心がささくれ立ってる時は状況判断能力も落ちるので、変なことはせずにソロの時間を楽しみましょう。

私も毎度そんなことしてるわけではないですよ。たま~にそんな気分になった時だけです(;^_^A。


続編希望

是非続編を作って貰いたい。
健人にはもうちょっと行動範囲を広げて貰って、登山ももうちょっと頑張って貰って、全国各地の素敵なキャンプ場、穴場のキャンプ場、海辺も、山の上も、湖の畔もいろいろ行って、そこで変な人たちに遭遇して貰いたいですw
テレ東のヒット作「孤独のグルメ」のキャンプ飯版として定番シリーズ化もアリだと思う。

三浦さんの、変な人に困らされる演技が本当に上手いな~と、観直してみて実感。最近はわざとらしい演技する人も多いけど、本当に自然というか、ウケの演技が上手いってこういうのを言うんでしょうね。なるほど、最近脇でも重宝されてるわけだ。

あと体型の絶妙な肉付き感も良きw
あれだけ飲んで喰いまくってる、料理上手な食いしん坊、シュッとしてる俳優じゃリアリティがない。さらに料理慣れしてる包丁使い、適度なキャンプ小慣れ感、細部のリアリティも信頼できる。

それに心の声のナレーションも心地いい。
聴き取りやすいし声もイイ。
健人とは大違いの世界各地の過酷レース、BSでやってる「グレートレース」のナレーションもやっていたはず。(トランスジャパンも三浦さんかと思ったら、そちらは桐谷健太さんでした。この二人、目元がちょっと似てるな~と思っていたから山岳レースナレ顔なんですかね?←どんな顔だw)


七子パートはキャンプというより釣り番組みたいだし(焚き火見たりしないし、テントでマッタリとか殆どしてないし)、山菜採るのも私有地だったり、自然保護地域とかだと問題だし(変にマネする人が増えても困る)、キノコはそれこそ見分けが難しいし、これ以上の展開はちょっと厳しいような気がしないでもない。ガンガン自分の欲望に忠実に進んでいくので、これといって応援したくなる感じのキャラでもないですし。

私的には健人パート一本にして貰って大丈夫。夏帆ちゃんが続編熱望してたら申し訳ないですけど(^_^;)。「silent」とか他でも活躍されてますし。

恋愛要素は無くていいです。基本要らない。
仄かに恋心抱いても悉く成就しない寅さんパターンならOK。
全く合うとは思えない健人と七子をどうしても引っ付けたいとかなら、かなりの時間を掛けて二人が変化していき、納得の結ばれ方に至る長編恋愛叙事詩でお願いしますw

鼻歌は毎度心情にあった絶妙な選曲をお願いしたい。
使い方次第で名曲、隠れた名曲にスポットライトが当たって、再評価に繋がることもある。米ドラマ「glee」でアメリカのいろんな時代、いろんなジャンルの楽曲にスポットライトが当たるのを見て、日本も過去曲リスペクトをもっとしてもいいのに…と思っていたので。

アッ、最終回の鼻歌はやっぱり「さよならの向う側」でしょうか?
「何億光年 輝く星にも 寿命があると 教えてくれたのは あなたでした」と宇宙好きの健人にピッタリの歌詞歌いながら、マイクを床に置く代わりに薪を焚き火にくべる…ってのも往年のファンにはグッとくるものがあるかも?本人は嫌かもしれないけど…w

三浦さんがゲーム実況するぐらいインドア派&腰痛持ちということで、続編実現にはそもそもハードル高かったりするのかもしれないし、それを無理して貰うのも酷な話。でも豆腐ネタを未だに出してくるあたり、結構お気に入りの作品だと見ますがどうでしょう?

ボ~っと焚き火見るように眺めていても十分楽しい、且つ深読みしながら観てもアタリメのように味が出る、そんな感じのこのドラマ、またチャンスがあれば是非続編、お願いします。

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