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「決める」を体験する〜わたしのフリしたエゴを見破れ〜

こんばんは。Vinoです。
今夜は全国的に雪のようですね。10年に一度の大寒波とか。
十分暖かくしてお休みくださいね。
はじめましての方へ。

Vinoは、「決める」ことが大切という意味が、よく分かっていませんでした。
決断の大切さ、決める意味とか、決断の仕方とか色々と勉強してきました。
ですが、今まで「決めよう」と思って決めたことは、「決める」ではなかったのだなぁと、ふと今日、気づきました。

「決める」、「決断」するというのは、そのほかの選択肢が消えて、それ以外の選択がなくなることなんだなぁと感じました。そのこと以外を選ぶ余地がない状態まで選択肢の純度を上げ、その選択しか選びようがない状態になれるから、決められるのかなと思いました。
決まっていく感じともいえるかな。

今まで自分は、決めきれていない迷いの中で進んで来たから、何かにかけるエネルギーも弱かった気がします。

実は、今年こそ借金を減らすと言いつつ、先日、増枠申請を一つしました。
ちょっと今後の返済に心配があったので、念のためと思い、申請をしました。
結果はダメでした。

あーダメか、仕方ないな。そうだよね。当初より増えてるもんね、甘くないか。
淡々とした気持ちで結果を見ていました。

なんというか、増枠申請は、ダイエットしようとしているのに、生活習慣を見直さず、安易に、効くか分からない痩せるサプリへ走るようなものだったのかなと思います。

これは、もう、自分のお金の流れを真剣に細かく観ないといけないのだと、真に現実を突きつけられた感じがしました。
真剣に向き合わざるを得ないのだなと。。。
本気で痩せたい人は、まずは細かく食事から見直しますよね。
そのままの生活で変われるわけないから。

資産を増やそうとしたときに、お金を稼いで増やすのが好きなタイプと、お金を使わずに資産を守る方が得意なタイプがいると聞きますが、自分は、どちらかというと前者のタイプでした。

でも、いくら収入を得ても支出管理が出来なければ、馬車馬のように、働き続けなければなりません。
だからと言って、節約術を知ったところで、それを自分の生活習慣に取り入れて定着させなければ何も変わらないです。
お金を払って得た知識を自分の財産に変えることをせずに来てしまった末路が、今この結果なんだぁと改めて感じました。

自分のことですが、今、どこか他人事のような感じで自分自身を眺めています。

新しいことを学ぶと、気分的には前向きに進んでいる気分になるんですよね。
でも、それはあくまで気分であって、実際はそうでもありませんでした。
前に進む気分を味わっていると、進んでいるように錯覚してしまい、気分で自分を誤魔化していた気がします。

コーヒーの香りは好きだけど、飲むと苦いから好きじゃない人って中にはいると思うのですが、本当にコーヒーが好きな人は、苦味も含めてコーヒーの味わいなんだと言いますよね。むしろ苦味が美味しいと。

お金を使いたいなら、お金を管理する能力は、本来切り離せない必須要素なはずなのに、自分は、借りるという方法が楽だったから、支出管理が甘いまま今まで来てしまったのだと痛感しました。

まだ、支出に見合った稼ぐ力が有れば良かったのですが、自分は、お金を稼ぐ能力がないと思い込んでいました。
いや、ないというより、本気で能力を磨く気持ちがなかったのです。

過去に何度もお金との付き合い方を見直し、やり直すチャンスは貰っていたのに、真剣に人生や自分自身と向き合っていなければ、変わるわけないですよね。
その時は真剣だと思っていたとしても、思い返せば、かつての自分は言動がチグハグなので、今の自分から観たら全然真剣度が足りていません。

まだ大丈夫、余裕ある、まだ平気、明日からって先延ばしにして、時間だけが流れていきました。真剣に生きていたら、余裕ある、まだ平気なんて言っているヒマないくらい熱中しているはずです。

もちろん、この借金の旅を通して得たものや出会った人々も沢山いますし、決して、この人生が悪かったとは思いません。これはこれで、味わい深いものがありました。

でも、ずっと「エゴ」が「わたし」を変えようとしてきたのだな、とは思います。「わたし」が「わたし」を変えようとしていなかったのです。

「借金返すと決めた」、「人生を変えると決めた」と言いながらも、ほかの選択肢を自分が選ぶ可能性を残しているうちは、決めきれていなかったのだと思います。それは、自分の中にある純粋な「わたし」ではなく、作り上げられた「エゴ」が決めたフリをして現状維持をさせていたのです。

まだ咀嚼中なので、うまく説明できないのですが、とりあえずアウトプットしてみました。誰かの心に響くと嬉しいです。


為せば成る、為さねば成らぬ何ごとも。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!







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