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売りたい目的は何だろう〜世の中に蔓延する消えない枯渇感の正体〜
こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。
上手すぎる広告は、ある意味罪だと思います。
本当にそれが必要じゃない人にも魅力的に魅せるので、衝動的に買わせてしまいます。
それによって売上は上がるでしょう。
引っかかった方が悪いと言われたら反論は出来ないかもしれません。
でも、真の需要と供給の一致から外れれば外れるほど、経済全体、社会の中に消えない枯渇感のようなものが存在するような気がします。
何故って、本当に欲しいと思っていない人に対して一時的に誘惑していることになるなので、ある意味エネルギーを奪っていることになります。
本当に欲しい人のニーズを満たすからエネルギー循環が生まれるわけで、上手すぎる広告にダマされた人からエネルギーが流れたら、良くないのでは?と思うのです。
世の中の経済構造が、どれだけ売れるか、どれだけ稼げるかが一つの指標になっているので、勝ち抜き生き抜くためには仕方ないのかもしれません。
稼いでいる人は沢山税金を払って社会貢献しているといえば、そうかもしれません。
でも、世の中のニーズの大元は、表面的な欲望を刺激されてのニーズなのか、真のニーズなのか見分けがつきません。
売っている方は、どういう意図で売っているか大きな問題にならないかも知れません。
ただ、買っている方も、どういうつもりで買っているか見分けがつかないことは忘れてはいけない気がします。
売れたからと言って、その実態は分からないのです。
極端な例を挙げると、犯罪組織が麻薬を中毒者たちに売ったとしても、そのお金は莫大な利益を生み出します。
武器商人が戦争時に大儲けするのも経済効果には変わりありません。
世の中の販促キャンペーンは、本当に欲しくないものまで買ってしまうリスクが大きく存在しています。
大型スーパーが出て来てから日本の商店街は衰退していったと聞きます。
何かを決める基準として、それを買うときに定価でも買うか?というのは、自分の真のニーズを知る一つの目安かなぁと思いました。
普段より安いから買うのであれば、真のニーズではない価値基準で選んでいる可能性が高いです。
何に価値観を置くか人それぞれですが、わたしは、普段より安い、お得感があるという言葉に弱いなぁと思いました。
本当に欲しいものは定価でも買うので、そういう定価で買った物の方が自分も大事に扱います。
キャンペーンで買った物は、余計な欲望を刺激されて買っているので、買ったことすら忘れていることが多々あります。
アウトレットに出さないブランドって有りますよね、確か。
売っている方は単純に売れれば良いのか、最後まで大事にして欲しいのか、どちらなのでしょうね。
自分への取り扱いも同じかもしれません。
自分を大切に扱うことの意味を今一度考えてみたいなぁと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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