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なぜ日本は休みづらいのだろう?〜不安感と欠乏感〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

お盆の時期に台風だと帰省して戻って来るのに困りそうですね。

新幹線も飛行機も人間が作った乗り物は自然には勝てないです。

それでも、なかなか普段まとまった休みが取れないから頑張ってお盆や正月休みに帰省するのでしょう。

もっと休みやすくなれば帰省ラッシュで混雑したりしないのに、でも、なかなか休みは取りづらいのは分かる気がします。

学生時代は分かりませんでしたが、社会に出て働くようになると、誰かが休むと皺寄せが他の人に行くのだと実体験を持って感じるようになりました。

いくら自分は自由に休暇を取るのだとしても、休んでいる間の引き継ぎ等もあり、だったら会社全体で休暇と言ってもらった方が楽だなと思います。

結局、自分が休んでいる間も業務は行われるわけで、その仕事の流れを止める訳にいかないから他の人が大変になります。

お互い様だよ、と言っても、なかなか不満は解消出来ない気がします。

仕事だけが人生ではないです。

でも、働かずに生活が成り立たないのは事実です。

もっと働きやすい職場を作ろうと、社会全体で休暇の促進やダイバーシティが声高らかに叫ばれていますが、もっと組織の仕組み作りから見直す必要がある気がしました。

以前、聞いたことがある話で、ヨーロッパはバカンス文化が根強いですが、担当の人がバカンスで休んでいる時は、その業務が止まることがあるそうです。

日本も思い切って、職種によってはそういう仕組みにするか、休暇中の人の穴埋めをする場合は、特別手当を出すなりして、「休む」ことに意識をフォーカスすれば良いのにと思います。

実際のところ、仕事を見直せば無くても回る業務は沢山あるのに、心理的な不安感、もしもの時のためと、やっている仕事も実際は多くあるでしょう。

いつか使うかもしれないと紙袋を取っておくような気持ちに似ているかもしれません。

「不安感」

何かをする時に、この気持ちが足を引っ張ります。

「欠乏感」

これも、何かが起きた時に、足をひっぱります。

本当は、大丈夫なのに「不安感」「欠乏感」に意識が乗っ取られると、考え方が硬直し、ピンチが本当の危機に変わってしまいます。

人間の意識が社会を作っているのですから、一人ひとりの意識が変わっていけば、もっと暮らしやすい世の中になるような気がします。

もっと暮らしやすい世界になって欲しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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