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365日お酢料理(9/8〜9/14)

いやー今週ひどかったー!乗り切った私を褒めたい。


9/8(日)純米酢入りしもつかれを学ぶ

今日は楽しみにしていた、樋口直哉さんの
日本の伝統料理しもつかれを学ぶ会。

渋谷ヒカリエのdd食堂


いつぞや料理研究家のヤミーさんが、レッスンで
「本物しもつかれは美味しいけど、鬼おろしが必須なの」と言っていた事を思い出す。
しもつかれを学びたい人は、なかなかコアな方が多くて小学生くらいの男の子がいてびっくり。
どうやら聞き手のすし作家岡田さんのファンらしい。小説の様に語られる樋口さんのお話は、いつ聞いても心地よい。日本は、道具ありきの料理があることを改めて知る。

小説みたい!
しもつかれ、デモンストレーション

しりしり器やごますり鉢もそうだ。和食は、まだまだ知らないことがある。
参加者の皆さんでだいこんをおろしまくり、江戸時代のしもつかれをつくる。


ご一緒した方がとても素敵な方々で、和気あいあいと盛り上がる。樋口さんが、前日に仕込んでくださった現代のしもつかれと未来のしもつかれが美味しすぎて十分だったのに、会場のdd食堂の方のはからいで日本酒の「雁木」が提供された。なんと贅沢なんだろう。だいこんで、豊かな食卓。

未来と現代のしもつかれと雁木


すし作家の岡田さんも、あらゆるお寿司に詳しくて
今度改めてお話し聞きに行きたい。
樋口さんがお酢にも触れてくださり「皆さん、何も混ざってない生酢の味を知ってください。お酢は美味しい調味料です。」と伝えていた。神!
帰り際に、樋口さんと岡田さんがお見送りをしてくださったけどお礼を伝えるしか出来なかった。
いつかお仕事できますように。それまでに、話せるような人にならなくては!

9/9(月)アウトプットはお早めに!トマト酢でラタトゥイユ

毎年夏場は必ず作るラタトゥイユ。先日の料理教室で、レンチンで作る作り方を聞いたので早めの
アウトプット。夏場には嬉しい作り方。コンソメやベーコンを入れなくても、野菜の美味しさがぎゅっとつまっていて、とても美味しい。

ソースやスープに変身します


旨味文化の日本なので、どうしても出汁的な何かを入れてしまう。ぜひ野菜の美味しさを味わってほしい。会社に行くとチームメンバー2人がダウン。
残された私とできる派遣の先輩は、焦る焦る。
なぜなら今週、初稿が上がってくる。終わらない仕事の山。今月は、もう仕事に捧げるしかない。

9/10(火)純米酢で切り干し大根

新婚の頃は、作り置きをしていたがやっぱり作りたてが美味しいとわかったのであまりしなくなった。
だが今週、作り置きをしないと家が回らないと気づく。時すでに遅し。おつまみ作りのときに、日持ちしそうなのを作り始める。作り置きの定番といえば、切り干し大根。煮汁に純米酢をちょろり加えるだけで美味しさ倍増する。


「切り干しも美味いねー」とオットー。
若いときに感じれなかった美味しさを知るのは、
なんだか大人の扉を開けられた感じでなんだか嬉しくなるのは私だけだろうか。

9/11(水)黒酢で、きくらげと白菜の春雨炒め

いよいよ仕事が大詰め。今週は全く昼休みらしい時間はとれていない。労基的にも身体的にも休むことは、必須だがその時間も惜しい。
とりあえず、明日の準備ができたので安心した。
夕飯に久しぶりに白菜が買えたので、お隣さんからもらったきくらげも合わせて春雨料理。
日本の春雨はぶにゅっとなるが、KALDIで取り扱ってる緑豆春雨はシャッキリ感があって特に炒めものには最適。オットーもこの春雨は大好きで、春雨料理をつくる頻度があがった。

なるべく国産ものを選ぶが、美味しさには勝てない。美味しいは正義だもんね。


9/12(木)酒粕酢でローストビーフ

10/5は、花火大会。家族が集まるので、ローストビーフを作る事になった。「練習だね」とオットーに言われたので、早速練習。
酒粕酢と塩麹を揉み込み、室温に戻したら焼いていく。フライパンで作る方法を知ってから、ハードルが下がった。今回も良い感じでできた。
タンパク質を求めるオットーの朝ごはんで、サラダともに出してみた。「貴族の朝ごはんだ!」と満面の笑み。今日はきっといい日なはず。

貴族サラダ


やっとトリセツショーのお酢回が見れた。
なるほど、やっぱりそうなるんだなあ。ディレクターさんからいただいたメールの意図がわかった。

9/13(金)玉ねぎ酢で、週末あるもんで炊き込みご飯

「生のネギは匂いが気になるから、避けてね」
とオットーからリクエスト。緑があると色が綺麗だからと、ランチのおにぎりに小ネギをよく混ぜ込んでいた。ごめんね、気づかなくて。
今日予定してる炊き込みご飯は地味色になりがちなので、小ネギの使用頻度が高い。うーんと悩んで冷蔵庫をみると、ありました。玉ねぎ酢。
玉ねぎを丸ごと発酵させているので、玉ねぎの栄養も旨味も閉じ込められている。

写真用に小ネギのせ


玉ねぎ酢と醤油で味付けをし、冷蔵庫にあった鶏そぼろ、ごぼう、にんじんを加えてごはんを炊いたら出来上がり。代わり映えない炊き込みご飯だけど、
お酢のお陰で味に変化がでる。お酢がないと、やっぱり困ると実感する。
ようやく金曜日、戦い抜いた感じ。一旦、休戦に近いけど。新人派遣さんの様子がおかしので聞いたら
、「月末に辞めたい」とのこと。やっぱり、予感的中。最後までいろいろありそう。

9/14(土)ワインビネガーできのこのアヒージョ

今日から3日間、東京・広尾の明治屋さんでイベント出店されるお酢屋さんのお手伝いに入る。

売り場


お世話になってるお酢屋さんのお手伝いが、できるのは嬉しい。いつでも人手不足ならお手伝いしますので、全国のお酢屋さんお気軽に連絡ください。
広尾の明治屋は、有名だけど縁遠い場所なので行ったことがない。何せ、セレブ御用達のスーパーですから。店内は、私が入ったことある明治屋さんの倍はあっていろんなこだわり商品がおいてあった。
お酢コーナーも、メジャー商品以外が半数以上ラインナップされている。
お手伝いさせてもらう、北海道クラフトビネガーさんはハスカップのお酢を販売している。
フルーツビネガーだが、ドリンク以外に料理にも使えるのでそれは知っていただきたい。
開店前から、お客様が並び店内は終日それなりに人がいる。どうやらお車の方も多く、レクサス、ベンツ、BMWなどが地下駐車場に吸い込まれていった。
たくさんいるのね、セレブって。感度が高い方が多いせいか、良さがわかると躊躇なくかごに入れてくれた。ただ、試飲までがなかなか難しい。
明日も戦略を考えなければ。

ランチは上島珈琲
夕飯にワインビネガーできのこのアヒージョ



〈ニュー酢〉

最近、若手の杜氏さんがいる酒蔵で作られる日本酒をお酢にしている話をよく聞きます。
お酢にしているのは、伝統製法のお酢屋さん。
以前は、美味しいお酒が美味しいお酢になるとは限らないと言われていたがその考えが変わってきているみたい。
北海道クラフトビネガーさんでも余市で有名な「オチガビワイナリー」さんのわいんで、ワインビネガーを販売していた。香りが素晴らしく、味も美味しい。日本には美味しいお酒がたくさんあるから、
コラボ商品が増えたら日本酒ファンも巻き込めるかな。








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