SamuraiTeacher【侍★日本語教師】

I♡family 日本語教師×教務主任×日本語教育×日本文化×語学×武道×仏教×車×犬

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忍耐

苦痛や苦悩に耐え抜いたとき、強くなったことを実感できるだろう。 怒りに身を任せるのではなく、ただひたすらに耐える。 耐えるにも限度というものがあるが、大抵は限界に達するまでにケツを割るのが関の山である。 限界など、そう容易くは到達しない。 もう無理だと思った先の先まで、粘り強く、辛抱強く耐えることが限界突破に通じるはずだ。 過去の自分と比べて、今の自分はどうか。 些か、忍耐強くなっただろうか。 人に愚痴をこぼしたり、ボヤいたり、喚いたりするのは、恥でしかない。 また、それで強

    • 幸せの意味

      お盆明けの休日、近所でわりと大きめのプールに家族でやって来た。 お盆明けだし、それほど混雑していないだろうと推測したが、見当違いだった。 4か所ある駐車場はプールのオープン時間に着いたのに満車。 臨時に設けられた草が生い茂る空き地の駐車場に誘導されて、何とか車を止められた。 入場券を買うのにも並ばされた。 そうか、大人はお盆休みが終わって働き始めていても、ちびっ子たちは幼稚園や学校が休みなんだ。 だから、ほぼ全ての客層はファミリーだ。 周囲を見渡せば、我が家と同じくらいのお子

      • 好きこそものの上手なれ

        文系よりの人間が理系の勉強を急に始めたところで、容易く理解できるほど甘くない。 インドア派の人間が無理矢理アウトドアをさせられたところで、心から楽しめるわけがない。 宗教に無関心な人間に、神を尊び仏を崇めと言ったところで、信仰心を持つことなど期待できない。 自利利他の精神を実践している人間など、ほんのひと握りしかいないし、YouTuber等の著名人として活躍し続けられる人間も僅かしかいない。 やれないことを願い続けるよりも、やれることをやれるだけとことんやるほうが、上手に生き

        • 囁かな幸せを継続できる幸せ

          このお盆休みは家族と長く過ごすことができた。 妻と娘と3人で、囁かな幸せを共有できた。 今の仕事は、けっして給料も高くないし、通勤時間だって長いし、休みたいときに自由に休みが取れるわけでもない。 それでも、かつてサービス業で働いていた頃と比べると、給料はともかく、休暇は増えた。 つまり、プライベートな時間が増えた。 独身の頃は、恋人もいないし、友人も少ないし、独りで出かけたりすることもほとんどなかったので、時間を持て余すことが多かった。 それで、当時は休みがあまり取れない

          信じる者は救われる?

          去年の夏はコロナにかかった。 そして、今年の夏はインフルエンザにかかった。 妻が「今の家に引っ越してから良くないことが続いているので、もしや、風水の面から何か悪影響を及ぼしているのでは?」ということを言ったのを機に、少しばかりネットで風水について調べてみた。 これまで、風水やその類のものは、ほとんど気にかけてこなかった。 それでも、現状が現状なだけに、どうしても気にしてしまう。 そして、妻が気にしていた玄関について、風水的に最悪なのが分かった。 まず、玄関ドアの真正面に

          社会人失格

          一月に一回のペースでも、続けておこうと思う。 とはいえ、久しぶりのnoteに何を書くか、ネタが定まらない。 とりあえず、最近の出来事でも書いてみることにした。 最近、一人の部下と対立した。 彼は、以前から全くホウレンソウができない。 仕事で肝心なことを伝えず、勝手に推し進めるタイプの人間だ。 ある日、定められた仕事とは別の業務を、自分より後に入ってきた専任に指示を出してやっていることが発覚し、なぜ今、上司である私に相談や報告もなしにそれをやっているのかを問い詰めた。 すると

          とことん家族想い

          今日は会社を半休とって、娘の幼稚園の参観に、妻と一緒に出席した。 45分間という短い時間だったが、初めて幼稚園の参観に参加し、娘のイキイキとした姿を目にすることができて、父親として安心することができた。 少し気になったのが、運動があまり好きじゃないのか、他の園児たちと比べて、省エネな動きが目立った。 例えば、他の子たちが先生のピアノに合わせて、教室の周りを大きくグルグルと動き回る一方、娘は小さくゆっくり回っていたり、歌やリズムに合わせて体を動かす体操も、他の子より動きが少なか

          ★★★

          今年掲げた目標に、難関資格を取得することと独立の準備を始めることという項目を作った。 現在、それに向けて鋭意勉学に励んでいるところだ。 自分がやりたいことだけで終わらせたくない。 妻が望むこと、娘にとって実のあることに繋げたい。 妻は、飲食店がしたいと言う。 飲食店開業といえば、準備資金が高くつく。 それでも、その夢の実現に向けて、検討してみたい。 何年先になるかわからないが、諦めてしまえば、そこでお終いだ。 だからこそ、自分が思い描いたストーリーを始めなければならない

          万理一空

          いつでもどこでも 最後に行き着くのは一つの場所 憂鬱も一時 快楽も一時 ただ今を恐れず真っ直ぐに突き進め 向上心の先には暗闇を割く光が照らす

          虚心坦懐

          お久しぶりの投稿です。 noteから、「そろそろ記事を書かないと、33か月連続投稿の記録を失うぞ~」といったお知らせがあったので、気分の乗らないまま書いてみることにしました。 たまに、自分で書いた記事を読み返すことがある。 それで、「こんなこと、いつ書いたっけ?」と思い出すのが難しい記事もあったり、「偉そうなことをよくもヌケヌケと書いたものだ…」と赤面するような記事もある。 先週から、居合を暫く休むことにした。 理由はいくつかあるが、その大きなものとしては、さらに自分自身

          我が道

          自信とは、突然湧いてくるものなのかもしれない。 自分がやりたいこと、成し遂げたいことが果たせる、そんな気がしてきた。 独立したいという思いと、日本語教師を続けたいという思い、そして妻と二人で何かビジネスができればという思いが重なり、灰色だった青写真に明るみが出始めた。 体が弱い妻は、今は専業主婦として、頑張ってくれている。 私は、それで十分満足している。 それでも、彼女自身が納得できていない。 自分の稼ぎも生計の足しにしたいという気持ちは有難い。 だが、また病気になられて

          昇段試験後の雑感

          全日本居合道連盟の昇段試験に無事に合格し、3段になった。 これまで長続きしなかった習い事や趣味はたくさんあるが、この結果は『石の上にも三年』を実践できた努力の賜物だ。 とはいっても、「何だ、あのへっぴり腰の居合は!」と、試験の後に師匠に指摘された。 ここまで来たら、何としても一端の居合人として、人前で華麗な業を披露できる侍になるつもりだ。 まだ技の基本もできていなかったり、修得していない業も多かったり、そもそも業の理合いも分かっていなかったりするが、それでも、これまで教わ

          卒業式2024

          先日、私の勤める日本語学校で2023年度【令和五年度】の卒業式が行われた。 中国、ネパール、ミャンマー、ベトナムの学生たちがそれぞれ1年、1年半、2年の学習期間を終え、新たな進学先(大学院、大学、短大、専門学校)へと旅立った。 総勢71名の留学生達は、日本でのこれまでの留学生活を満喫し、笑顔でこの日を迎えられただろうか。 その場の様子を傍で見る限りでは、みんなが誇らしげな表情で、まだ見ぬ世界へと自信を抱いて挑もうとする、逞しい姿に見て取れた。 少なくとも、私が担任をしていたク

          次の日曜日、いよいよ昇段試験だ。 毎週稽古に参加して、業の精度を上げるために、懸命に励んだ。 稽古をつけてくれている先輩から、3年近くもやっていれば、もう立派な居合人だとお褒めの言葉を頂いた。 だが、3年近くやっていても、いつも師匠から間違いの指摘を受ける箇所は同じ所ばかりだ。 体の小さい者は、相手に大きく見せるようにしなければならないと教わった。 前屈みになったり、体を沈ませたりしてはいけない。 刀を力任せに振っているから、いつまで経っても治らないのだろうか。 刀は、正しく

          自由への疾走

          他所の家庭に首を突っ込んでくるご近所さんもいれば、ホウレンソウのやり方も分からない部下もいれば、役所仕事のように客に接する礼儀知らずの受付嬢もいる。 人生いろいろ、人もいろいろ。 その都度、腹が立ったり頭に来たりするのは、無駄なエネルギー消費。 省エネしないと、身が持たない。 如何なる時や所を問わず精神修養、質実剛健の精神を養うべく、これも鍛錬だと思い定め、現実逃避することなく、人生と向き合っていくしかない。 人生は山あり谷あり。 悪いときの方が長く感じたり、良い時のこ

          永遠のテーマ

          もうすぐ昇段試験がある。 居合道を始めて三年弱… 次は三段を目指す。 今年に入ってから、できるだけ稽古に参加するようにしている。 昇段試験を受けるに際し、余程のことがない限り、休まずに稽古に出るよう師匠から告げられた。 それで、試験までは毎週稽古に参加する旨を妻に伝えた。 妻が快く承諾してくれたおかげで、あと一月弱の本番に向け、順調に鍛錬できている。 「居合は今や、自分の生活の一部である」 「私」という人間の中には、「日本語教師」という特異な領域がある。 そこから、思