SamuraiTeacher【侍★日本語教師】

I♡family 日本語教師×教務主任×日本語教育×日本文化×語学×武道×仏教×車×犬

SamuraiTeacher【侍★日本語教師】

I♡family 日本語教師×教務主任×日本語教育×日本文化×語学×武道×仏教×車×犬

最近の記事

  • 固定された記事

忍耐

苦痛や苦悩に耐え抜いたとき、強くなったことを実感できるだろう。 怒りに身を任せるのではなく、ただひたすらに耐える。 耐えるにも限度というものがあるが、大抵は限界に達するまでにケツを割るのが関の山である。 限界など、そう容易くは到達しない。 もう無理だと思った先の先まで、粘り強く、辛抱強く耐えることが限界突破に通じるはずだ。 過去の自分と比べて、今の自分はどうか。 些か、忍耐強くなっただろうか。 人に愚痴をこぼしたり、ボヤいたり、喚いたりするのは、恥でしかない。 また、それで強

    • 生兵法は大怪我のもと

      最近学んだことがある。 それは、「古武道は格闘技ではない」ということだ。 ※以下、古武道系のYouTuberや古武道の達人が執筆された記事などをもとにして、自分なりに考察してみた内容である。 古武道は古武道以外の何者でもない。 では、古武道を学ぶことで一体何が得られるのか。 古武道を学ぶことによって、かつての日本人が当たり前にしていた身体操作が学べる。 それは、【疲れにくい】【怪我をしにくい】【敵に襲われにくい】【戦場で死ににくい】身体であり、換言するならば、【移動しや

      • 幸せの意味

        お盆明けの休日、近所でわりと大きめのプールに家族でやって来た。 お盆明けだし、それほど混雑していないだろうと推測したが、見当違いだった。 4か所ある駐車場はプールのオープン時間に着いたのに満車。 臨時に設けられた草が生い茂る空き地の駐車場に誘導されて、何とか車を止められた。 入場券を買うのにも並ばされた。 そうか、大人はお盆休みが終わって働き始めていても、ちびっ子たちは幼稚園や学校が休みなんだ。 だから、ほぼ全ての客層はファミリーだ。 周囲を見渡せば、我が家と同じくらいのお子

        • 好きこそものの上手なれ

          文系よりの人間が理系の勉強を急に始めたところで、容易く理解できるほど甘くない。 インドア派の人間が無理矢理アウトドアをさせられたところで、心から楽しめるわけがない。 宗教に無関心な人間に、神を尊び仏を崇めと言ったところで、信仰心を持つことなど期待できない。 自利利他の精神を実践している人間など、ほんのひと握りしかいないし、YouTuber等の著名人として活躍し続けられる人間も僅かしかいない。 やれないことを願い続けるよりも、やれることをやれるだけとことんやるほうが、上手に生き

          囁かな幸せを継続できる幸せ

          このお盆休みは家族と長く過ごすことができた。 妻と娘と3人で、囁かな幸せを共有できた。 今の仕事は、けっして給料も高くないし、通勤時間だって長いし、休みたいときに自由に休みが取れるわけでもない。 それでも、かつてサービス業で働いていた頃と比べると、給料はともかく、休暇は増えた。 つまり、プライベートな時間が増えた。 独身の頃は、恋人もいないし、友人も少ないし、独りで出かけたりすることもほとんどなかったので、時間を持て余すことが多かった。 それで、当時は休みがあまり取れない

          囁かな幸せを継続できる幸せ

          信じる者は救われる?

          去年の夏はコロナにかかった。 そして、今年の夏はインフルエンザにかかった。 妻が「今の家に引っ越してから良くないことが続いているので、もしや、風水の面から何か悪影響を及ぼしているのでは?」ということを言ったのを機に、少しばかりネットで風水について調べてみた。 これまで、風水やその類のものは、ほとんど気にかけてこなかった。 それでも、現状が現状なだけに、どうしても気にしてしまう。 そして、妻が気にしていた玄関について、風水的に最悪なのが分かった。 まず、玄関ドアの真正面に

          とことん家族想い

          今日は会社を半休とって、娘の幼稚園の参観に、妻と一緒に出席した。 45分間という短い時間だったが、初めて幼稚園の参観に参加し、娘のイキイキとした姿を目にすることができて、父親として安心することができた。 少し気になったのが、運動があまり好きじゃないのか、他の園児たちと比べて、省エネな動きが目立った。 例えば、他の子たちが先生のピアノに合わせて、教室の周りを大きくグルグルと動き回る一方、娘は小さくゆっくり回っていたり、歌やリズムに合わせて体を動かす体操も、他の子より動きが少なか

          ★★★

          今年掲げた目標に、難関資格を取得することと独立の準備を始めることという項目を作った。 現在、それに向けて鋭意勉学に励んでいるところだ。 自分がやりたいことだけで終わらせたくない。 妻が望むこと、娘にとって実のあることに繋げたい。 妻は、飲食店がしたいと言う。 飲食店開業といえば、準備資金が高くつく。 それでも、その夢の実現に向けて、検討してみたい。 何年先になるかわからないが、諦めてしまえば、そこでお終いだ。 だからこそ、自分が思い描いたストーリーを始めなければならない

          万理一空

          いつでもどこでも 最後に行き着くのは一つの場所 憂鬱も一時 快楽も一時 ただ今を恐れず真っ直ぐに突き進め 向上心の先には暗闇を割く光が照らす

          虚心坦懐

          先週から、居合を暫く休むことにした。 理由はいくつかあるが、その大きなものとしては、さらに自分自身に磨きをかけるためである。 居合道を始めて3年弱になる。 おかげで、参段にまでなれた。 演武大会にも何度か出させていただいた。 これで十分満足だと思っているが、その一方で、さらに高みを目指したい気持ちもある。 だが待て。 自分にとっての居合は、あくまで【趣味】である。 師匠や師匠の周りの人達と接していると、居合をやる環境も意気込みも、その程度が自分とは大きく違うと感じることが

          我が道

          自信とは、突然湧いてくるものなのかもしれない。 自分がやりたいこと、成し遂げたいことが果たせる、そんな気がしてきた。 独立したいという思いと、日本語教師を続けたいという思い、そして妻と二人で何かビジネスができればという思いが重なり、灰色だった青写真に明るみが出始めた。 体が弱い妻は、今は専業主婦として、頑張ってくれている。 私は、それで十分満足している。 それでも、彼女自身が納得できていない。 自分の稼ぎも生計の足しにしたいという気持ちは有難い。 だが、また病気になられて

          昇段試験後の雑感

          全日本居合道連盟の昇段試験に無事に合格し、3段になった。 これまで長続きしなかった習い事や趣味はたくさんあるが、この結果は『石の上にも三年』を実践できた努力の賜物だ。 とはいっても、「何だ、あのへっぴり腰の居合は!」と、試験の後に師匠に指摘された。 ここまで来たら、何としても一端の居合人として、人前で華麗な業を披露できる侍になるつもりだ。 まだ技の基本もできていなかったり、修得していない業も多かったり、そもそも業の理合いも分かっていなかったりするが、それでも、これまで教わ

          卒業式2024

          先日、私の勤める日本語学校で2023年度【令和五年度】の卒業式が行われた。 中国、ネパール、ミャンマー、ベトナムの学生たちがそれぞれ1年、1年半、2年の学習期間を終え、新たな進学先(大学院、大学、短大、専門学校)へと旅立った。 総勢71名の留学生達は、日本でのこれまでの留学生活を満喫し、笑顔でこの日を迎えられただろうか。 その場の様子を傍で見る限りでは、みんなが誇らしげな表情で、まだ見ぬ世界へと自信を抱いて挑もうとする、逞しい姿に見て取れた。 少なくとも、私が担任をしていたク

          次の日曜日、いよいよ昇段試験だ。 毎週稽古に参加して、業の精度を上げるために、懸命に励んだ。 稽古をつけてくれている先輩から、3年近くもやっていれば、もう立派な居合人だとお褒めの言葉を頂いた。 だが、3年近くやっていても、いつも師匠から間違いの指摘を受ける箇所は同じ所ばかりだ。 体の小さい者は、相手に大きく見せるようにしなければならないと教わった。 前屈みになったり、体を沈ませたりしてはいけない。 刀を力任せに振っているから、いつまで経っても治らないのだろうか。 刀は、正しく

          自由への疾走

          人生は山あり谷あり。 悪いときの方が長く感じたり、良い時のことを忘れたりしがちだが、物事に執着せずに冷静になれば、本来の自分を取り戻せるに違いない。 強さとは、腕力のみにあらず。 体力と気力がともに充実してこそ、真の強さにつながる。 現代を生きる我々は、体力よりも気力が弱りきっている。 心の病、躁鬱(そううつ)病などにかかる人々が、年齢や男女を問わず、生活習慣病と同じく増える一方だ。 本屋へ行けば、すぐ目につく所に心理学の本が並べられ、テレビをつければジェンダーを売りに、

          脱力

          力を抜くことを覚えようと思う。 何事も、気張り過ぎないように。 ムキになると、余分な力みが生じる。 余分な力みは、無駄な動きに繋がる。 仕事もそうだ。 必死になってやったことが空回りすることは多々ある。 程々にしておかないと、ストレスが溜まる一方だ。 何か問題があっても、真正面から受けようとせず、受け流す姿勢で居た方がいい。 仕事に対する姿勢が改善されれば、それは家庭においても、また趣味などのプライベートの場面においても、余裕が生まれ、充実感が増すに違いない。 趣味も程