ヴィエンチャン倶楽部

ラオスのヴィエンチャン、パクセーについての情報発信をしています!

ヴィエンチャン倶楽部

ラオスのヴィエンチャン、パクセーについての情報発信をしています!

最近の記事

  • 固定された記事

ヴィエンチャン旅行ガイド2024【朱】

まえがき本商品はヴィエンチャン旅行ガイド2023(以下「旧版」とします)の情報をアップデートならびに新情報を加えた内容になっています。旧版と同様に初めてラオス・ヴィエンチャンに訪問される方をメインとしたガイドになっています。すでに知っている内容などの箇所は適宜読み飛ばしていただいて構いません。 コロナの沈静化後は旅行者数が元に戻ると多くの人が予測をしていました。しかし約1年が経過した現在もなお旅行者数は元の状態には回復していない状況です。以前タイで有名なYoutuberが「

¥20,000
    • 【ハンノイクラブの場末より愛を込めて】 ゴーゴーバー嬢が高齢化する理由

      ラオスの夜遊び七不思議の一つとして、欧米人が来ない、遊ばないというのが挙げられます。隣国のタイでは欧米人が幅を利かせてゴーゴーバーで盛りがっているにもかかわらず、ラオスではその勇姿を片手で数えるほどしか見たことがありません。夜遊びのレベルがプロ野球と少年野球ほどに差があるため当然といえば当然です。そして埋めることのできない絶対的な差はエンターテインメント性にあると思います。プロ選手より野球が上手いアマチュア選手は存在する可能性がありますが、エンターテインメント性という一点にお

      • 不味いものを「不味い」と言わないのが大人の条件

        ウドンタニの豚骨ラーメンタイの地方都市ウドンタニで食べた豚骨ラーメンが美味しかったので以前エックスでポストしました。このラーメン屋は赤提灯を用いた日本風の店作りになっていて雰囲気良し、価格も70バーツ(約300円)とリーズナブルにラーメンを味合うことができます。 一部の人たちからは、ウドンタニの豚骨ラーメンが「不味い」というポストを見かけました。このポストに追随して幾つかの人たちも同様な意見を述べています。 2位で嬉しかったですか?「2位で嬉しかったですか?」というワー

        • なぜ、僕たちは海外で夜遊びをするのか

          ラオスのパクセーは第二の都市(サワンナケートと並ぶ)にもかかわらず、他の街ルアンパバーンやヴァンヴィエンと比べて認知度が低いように思います。それはSNSや検索エンジンでの検索ヒット数からも明らかです。 ダラダラすることパクセーに滞在していると「ダラダラする」ことの重要性を感じます。日本では「ダラダラする」と聞くと罪悪感や「何もしていない人」というレッテルを貼られ、ときには攻撃の対象になったりします。日本人は真面目すぎて趣味や遊びの領域にまで、必死になって知識をかき集め、それ

        • 固定された記事

        ヴィエンチャン旅行ガイド2024【朱】

        ¥20,000

          パスしないとパスはこない

          競技人口世界一のスポーツ 先日、タイ人やラオス人のスポーツ観ついてこのようなポストしました。好きなスポーツというのはもちろん個々人で異なるとは思いますが、国単位で特色があり興味深いものがあります。 タイの女性は日焼けをかなり嫌がります。肌が黒いことは炎天下で従事する肉体労働者や貧乏人のイメージがあり、反対に肌が白い人は清潔、お金持ちというイメージがあるためです。そのためタイ人女性の好きなスポーツは日焼けしないバレーボールが多いのだと思います。またポストに対してタイの田舎(

          パスしないとパスはこない

          欧米人のバックパッカーが多いのはなぜか

          ラオスの首都ヴィエンチャン、第二都市パクセーにも欧米人のバックパッカーがとても多いです。ホステルには毎日のように新しい顔が現れては次の日には旅立っていきます。その街の良し悪しもわからないまま、雰囲気すら味あうこともなく、大きな荷物を背負い乗合バンに吸い込まれていく彼らは見て、「一体何をしに来たのだろう」と不思議に思います。それに対してアジア系のバックパッカーは皆無といっていいほどに見ません。 自分探しの旅日本では「自分探しの旅」というのはすでに死語だろうと思います。昔は「ほ

          欧米人のバックパッカーが多いのはなぜか

          THE FIRST PAKSE

          まえがき本商品はヴィエンチャン旅行ガイド(以下本編)のスピンオフの位置づけとなります。そのため、基本的にはヴィエンチャンへの旅行を経験されている方、もしくは本編を購入された方がラオスのパクセーに初めて訪問されることを想定した内容になっています。 パクセーはラオス第二の都市(サワンナケートと並ぶ)にもかかわらず、他の街ルアンパバーンやヴァンヴィエンと比べて認知度が低いように思います。それはSNSや検索エンジンでの検索ヒット数からも明らかです。「THE FIRST PAKSE」

          ¥5,000

          男はなぜコスプレ衣装に制服を選び、それを女性に着させるのか。

          アダルトコンテンツはなぜ学校、学園モノが多いのだろうか。風俗店にあるオプションには必ずといっていいほど制服のコスプレがあるのはなぜだろうか。それは制服があなたの性的興奮を高めるからだろうか。それとも満たされなかった学校生活、青春へのルサンチマンなのだろうか。 結論からいこう。女性に制服を着せるのは、私とあなたの関係が先生と生徒であること、ここが学びの場であることを半ば強引に設定するためである。 学校の本旨に即して語るならば、生徒は「知のありか」を求めて学校に来る。そこに行

          男はなぜコスプレ衣装に制服を選び、それを女性に着させるのか。

          ヴィエンチャン旅行ガイド2024【蒼】

          まえがき本商品はヴィエンチャン旅行ガイド2023(以下「旧版」とします)の情報をアップデートならびに新情報を加えた内容になっています。旧版と同様に初めてラオス・ヴィエンチャンに訪問される方をメインとしたガイドになっています。すでに知っている内容などの箇所は適宜読み飛ばしていただいて構いません。 コロナの沈静化後は旅行者数が元に戻ると多くの人が予測をしていました。しかし約1年が経過した現在もなお旅行者数は元の状態には回復していない状況です。以前タイで有名なYoutuberが「

          ¥15,000

          ヴィエンチャン旅行ガイド2024【蒼】

          ¥15,000

          生き残るための擬似家族戦略

          昨年は仲良くなったラオス人3名のそれぞれの実家へ赴き、短ければ2週間ほど、長いと2ヶ月ほど一緒に暮らすという体験をしました。田舎なので不便で不都合なことはあったけれど、乳児から老人まで幅広く構成されたそれらの家族は力強く、そして楽しく過ごしているように見えました。 先日記事にした疑似恋愛に対して擬似家族というワードは聞く機会が増えたように思います。例えば映画では是枝監督の「万引き家族」、アニメでは「SPY×FAMILY」などの擬似家族もののヒットは多くの人の中で無意識的に家

          生き残るための擬似家族戦略

          疑似恋愛とは何だったのか

          ひと昔まえ、海外風俗トラベラーの間(在住者も含む)では疑似恋愛というのが流行ったように思う。今でもSNS上ではリアルタイムで近況が流れているのをチラホラ見かける。なぜあれほどに擬似恋愛が流行ったのか、擬似恋愛とは何だったのだろうか。 この記事の疑似恋愛とは架空の人物やアイドルなどを対象に妄想の世界でする恋愛ではなく、実際に人物(主に性風俗に従事する女性で異国人)が存在し、実世界で行う恋愛を指すことに注意したい。 本物がない偽物が存在しないように、疑似恋愛が初めての恋である

          疑似恋愛とは何だったのか

          ヴィエンチャン事変

          呪術全盛の時代もう話題にもならなくなりましたがコロナウイルスは、リモートでの会議や飲み会など直接他者と会う機会を大幅に減らし、よりいっそうインターネットを中心とした非接触型のコミョニケーションを一般化させました。 このような非接触型のコミュニケーションが流行した時代が過去にもあり、それが平安時代になります。芥見下々が描く漫画「呪術廻戦」ではこの平安時代を「呪術全盛の時代」と紹介しています。 平安時代はひらがなが普及し、男女のコミュニケーションツールは手紙と和歌でした。こ

          ヴィエンチャンでカルボナーラを食べる、たった一つの理由

          なぜカルボナーラなのかヴィエンチャンでは多種多様な料理を食べることができます。フランスの植民地であったことからフランス料理はもちろんのこと、北朝鮮、ベトナム、インド料理など多岐にわたります。でもなぜカルボナーラなのか理由は現状わかっていません。ヴィエンチャンの中心部にある10店舗以上ものカルボナーラを食べ終わり、見切り発車でこの記事を書いています。答えのない問いにどうしたらいいのかわかりません。 どうしたらいいかわからないときに、どうしたらいいかわかるどうしたらいいかわか

          ヴィエンチャンでカルボナーラを食べる、たった一つの理由

          待つことの重要性を再認識した話

          待つという稀有な動詞先日、ヴィエンチャンで出会った女性からどこか旅行へ行こうと誘われた時の話。当日、私は待ち合わせ時間の10分前には到着をし、女性が来るのを待った。東南アジアではよくあることだが現地人が待ち合わせの時間通りに来ることは一部の人を除いて珍しい。そういうことはわかっているものの、時間の経過とともに私の心情は刻々と変化していく。言うまでもなく相手が指定した時間、場所である。 最初は旅行への期待やワクワク、次に待ち合わせ場所が間違っていたのでないかという不安、そして

          待つことの重要性を再認識した話

          最初から「誰も選ばないもの」を選べ。それが正解だから。

          これは今はもう亡くなっている、英国で数々の伝説を残している天才クリエイターといわれていたポール・アーデンの著書にあった言葉。その著書には所々にハッとする教訓があるのでいくつか紹介したい。 やらないより、やっておけ後悔には2種類ある。「何かをしてしまった後悔」と「何かをしなかった後悔」である。普通は前者を思い浮かべることが多い。「あのとき飲んでいなければ」や「酷いことを言わなければ」、「着けておけば良かった」という具合の後悔である。それで捕まろうが、友人を失おうが、病気になろ

          最初から「誰も選ばないもの」を選べ。それが正解だから。

          ハンノイ女性の「野生の思考」

          ハンノイについてヴィエンチャにはハンノイという、日本でいうとキャバクラに位置づけされる店がある。現地人向けの夜の遊びだが、外国人の私たちでも遊ぶことができる。ただし、日本のキャバクラとは大きくかけ離れており、豪華絢爛な装いはなく、チープなピンクネオンが薄暗く光り、相手の顔もよく見えない店内に、女性も普段着、ときにはパジャマ姿で接待をする。華やかで派手なドレス、煌びやかな日本のキャバクラとは全くといっていいほど異なりはするが楽しい遊びであることは確かだ。 有料記事になるがヴィ

          ハンノイ女性の「野生の思考」