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海と共に生きよう。踊るように暮らそう。地球とつながるヒント、instagramで毎日配信される小さな物語。

何かを買うことで満足を得たり。どこか遠くにいくことで人生が広がるように思えたり。誰かと比べることで優越感を持ったり。

お金はあればあるほどよくて、そのためにはオフィスビルの中で残業をしてでも頑張って働いたり。納得がいかない仕事も引き受けてみたり。

ちょっと前までは当たり前だと思えていたことが、ふとしたときに、でもそれって何の意味があるのだろう、本当に幸せなのかな、そんな風に感じることって、ありませんか?

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人の消費が地球の許容量を超えてしまい、地球が2.8個あっても足りないと言われる暮らしをしているわたしたち。それが地球環境にダメージを与え、さすがに放っておけないことに気づき始めたわたしたち。

そんな中で、冒頭のような価値観の転換が起こりつつある人が増えてきているのではないでしょうか。

でも・・・・・。何も買わない、どこにも行かない、お金も使わない暮らしって、いったいなにで幸せを感じるのでしょうか。

何かを我慢してじっとしていることがたとえ地球のためになっても、それで人は幸せなのでしょうか。

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そんな素朴な疑問の答えを探索しているviehula!では、わたしたちがお金を手にする以前の暮らしを研究しています。日本でいえば縄文時代であったり、狩猟採集民族であったり・・・・

そんな中でも1700年代まで文明社会に発見されずに、大海の孤島として独自のプリミティブ(原始)な文化を残してきたのがハワイアンです。神話、祈り、自然との調和、それらの象徴的なものがフラの中に継承されてきました。

またハワイアンたちと私たちは、言語体系や海洋民族としての成り立ちなど共通する部分も多く、フラの教えの中にはこれからの新しい生き方を模索する上でたくさんのヒントがあることもわかってきました。

フラと聞くと踊りのイメージが強く、敷居が高く感じたり、なじみがないと感じる人も多いかもしれない。でも地球とつながるヒントに溢れたこの知恵を、なんとか多くの人たちにお届けしたい。

そんな想いから、viehula!では、毎日少しずつ古代ハワイアンの思想や伝承、フラのこと、また日本や各地のプリミティブな智恵や自然とつながる感覚を想起させるような小さな小さな物語を、コツコツと配信し続けています。

2月18日から配信を始めて、200話を超えたhula style story。一番最初の物語と、200話の中で最もいいね!が多かった10話をお届けします。

コロナ禍の中で、心がざわざわとしたとき。何かしら行き詰まりを感じた時。新しい何かが始まる予感がしたとき。

ふとした時にこの物語に出会い、小さなヒントとなれば幸いです。


古来からわたしたちは海の傍らで暮らしてきた。

波の音を聞けば、古い血がそれに呼応するよう。

海に命を頂き、海を渡り、海に還る。

そんな太古のままの知恵が、

まるでタイムカプセルのようにhulaの中に残されている。


そこはリゾートではなく故郷?

ハワイ、タヒチ、ニュージーランドまで含まれる南太平洋

その文化と日本にたくさんの共通点が。

文字が生まれる前の時代。


わたしたちは森羅万象の神に
歌い踊り、祈りを捧げ、
海を渡っていたかもしれない。


海に行けない日でも
仕事三昧の週でも
外に出て見上げれば

宇宙とつながる大自然
《空》がそこに広がっている

太陽と地球が作り出す
美しい光の模様

しばらくぼーっと眺めて
すべてとつながっているなぁ、と
しみじみ感じてみよう



植物は、地球に生きる大先輩
種を作る、胞子を飛ばす、
地下茎で増える、
その戦略は実に多様。

常識なんてものはない
命の限り純粋に生き抜くには
変化は必須なんだと
教えてくれる。


海の中は、野生の世界。
彼らと泳ぐとき、そこにはただすべてが平等に、食べて食べられて命をつなぐ輪があるだけ。

それでもそこには、生きる喜びすべてがある。



Pono たくさんの意味を持つ
ハワイアンが大切にする言葉

真心、正義、本質、あるべき姿

その中心にあるのは
すべてはもともと完璧だから
本来の状態に戻れば良い
という考え方

Pono=調和とは
何かに合わせたり同調するのではなく
それぞれが美しい本来の状態なら
自ずと響き合うのだ、ということ

見つめるべきはわたし自身。


深い山の奥には
メネフネと呼ばれる小人がいて
夜な夜な人里に来ては
イタズラしたり
一夜で石垣を作ったりする

不思議な出来事が起これば
メネフネのせいね、と言えば
収まりがつく

真実かどうかは
あまり大切ではないのかも


母から娘へ
何世代にも渡って
物語は受け継がれていく

Pua 花のようにやわらかに
Pua 花のように優しく明るく
Pua 花のようにたくましく

未来を紡ぐその身を大切に。


人は生まれながらにして
誰もがかけがえのない存在

でも、時に人と比べてみたり
優劣や勝敗や
自分なりの正義にこだわりすぎて
愛する人や信頼する人とでさえ
関係性がゆらぐときがある

HO'OPONOPONO ホオポノポノ
人間関係のもつれた糸をほどき
調和を取り戻す方法

基本はひたすら対話を重ねること
深いところでつながる絆を信じて
対話を続けられれば

自分も相手も、かけがえのない
大切な存在だということを思い出して
もつれた糸はきれいにほどける



波打ち際を、どこまでもどこまでも歩いていこう。

水と砂と空気と、地球のかけらすべてが奏でるリズムを聴きながら。

だんだん自分の境界線が溶けていって、波と風と一緒に、踊りたくなる!



この世界のすべては
誰の所有物でもない
海も山も、家も服でさえも
一時期自然から借りた借り物

わたしたちが所有するのは
ただひとつ
自分の名前だけ

ただひとつの所有物を大切に
借りたものはさらに大切に

ふたたび自然へ返していこう


これからも、1日1話。小さなヒントとなるように、物語の配信を続けていきます。


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