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小さきものたちに、生かされている。

「穏やかで静かに見える海も、少し潜ったら生き物たちで溢れかえっている。地上にも、目には見えないたくさんの微生物たち。数えきれないほどの命の存在に気づくと、なんだか涙が出そうになる。」

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無数の生き物が暮らす星、地球。

現在、推測されている生物の種類は、数百万~数千万種と言われています。これらの生き物たちがすべてお互いに関わり合って、その命をつないでいます。

科学がどんなに進んでも、わたしたちが把握している生物はそのうちの175万種、数十%程度。論理・理屈では把握しきれない壮大な命の輪の中でわたしたちは生かされています。

そんな中、わたしたちの人間の活動によって既知の生物のうち30%近くが絶滅の危機にさらされていると言われています。さらにはその絶滅速度はこの100年近くでそれまでの歴史の1000倍に加速されているとか。

その中でもすべての生命の源となる生き物、酸素を生み出す植物や植物プランクトン、海洋生物の3分の1が住処とするサンゴなどの基盤となる生き物の減少が危機的な状況に向かっています。

どうすればこの状況を変えていくことができるのか。

SDGsなど社会的な動きが急速に広がりを見せていますが、何よりも大切なのは私たちやこれからの時代を作る子供たちの感性が変わっていくことではないでしょうか。

新しいものを次々と手にすることが幸せだ、という価値観の中では、地球環境のために我慢しなさいと言われても苦しく感じるのは仕方のないこと。

その価値観そのものを変えていく・・・いえ、数千年続いてきた自然と調和して生きる価値観を取り戻していく、そんな時代がやってきているのではないでしょうか。

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地球の生き物たちの声に耳を傾けるために、まずは海に出かけませんか。

海の傍らで暮らす、それができなくとも週末に、長期休暇に、海に出かけていって裸足で磯に入り、岩の隙間を覗いてみるだけでも、たくさんの生き物に出会うことができます。

そしてもう一歩踏み込んで、ぜひ海に潜ってみませんか。

ダイビングでも、シュノーケリングでも大丈夫。ゴーグル一つで潜っても大丈夫。

管理され人工的に整えられた森や陸地と違って、海の中は身近な所でさえ、野生そのもの。

自由にのびのびと泳ぎ回る魚たちに、まだ見たこともない不思議な生き物、時には大きな魚が小さな魚を捕食するそんなシーンが見られる時も。もしかしたら、サメが近付いてきて自分が餌になるかも・・・・なんて、大きな循環の中の一生命でしかない自分に気づくことができるかもしれません。

海は大昔も今も、わたしたちに一番大切なことを教えてくれます。

わたしたちはすべて一つのものである、ということを。

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