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#23 ある母と娘の関係 シャルロットが撮るジェーン・人生を語るフランス語

stand.fmで紹介した言葉と収録内容の概要です。
音声はこちらからどうぞ。 
https://stand.fm/channels/5fafb858c646546590cea001

YouTubeでも聞いていただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=7ToIEXwmdGE

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On a toutes les deux une pudeur l’une en face de l’autre et je ne sais pas d'où elle sort.

私達には、互いに遠慮があって、それがどこから来ているのかわからなかった。

Poser une caméra devant toi, c'était un prétexte pour te regarder, sinon, je n'osais pas te regarder.

カメラを向けることは、あなたを見つめるための口実だった。そうでなければ、あなたを見ることはできなかった。

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ジェーン・バーキンの娘、シャルロット・ゲーンズブールの言葉です。
シャルロットは、母親であるジェーンのドキュメンタリー映画を撮りました。タイトルは、「Jane par Charlotte / シャルロットによるジェーン」。

この映画の中で、シャルロットは母であるジェーンに上記の言葉を
語っています。
母親と娘の関係は、親子の数だけあるのだと思います。
ジェーン・バーキンは、父親の異なる3人の娘がいて、シャルロットの父親はセルジュ・ゲーンズブールです。
3人の娘との関係は、それぞれ異なっていたようです。

フランスでは今週から劇場公開されたこの映画、将来的に日本でも公開されるのではと思っています。

映画の予告編です。


ラジオ局、France interの番組に、シャルロットとジェーンが出演し、
この映画について語っている動画です。


<フランス語を勉強されている方へ>
ご紹介した言葉のから2つの言葉をピックアップしました。

*la pudeur : 女性名詞 羞恥心、恥じらい、慎み、遠慮

*oser : 動詞 oser +動詞の原形で、思い切って~する、~する勇気がある、厚かましくも~する、という意味になります。

例文:Je voudrais bien, mais je n'ose pas. 
   そうしたいのは、やまやまだけれど、そこまではできない。

この映画は、日本での撮影もあり、予告編では、冒頭から日本で撮影されたシーンが出てきます。




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