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夏に見たい映画は、夏に撮った映画

急に、#夏に見たい映画というお題で書いてくれと言われ、途中まで書いていた「看板の<う>の字をうなぎっぽくしてる店は、うなぎ屋説」は次回に持ち越しとなりました。どうもシーズン野田です。

さて、夏といえばホラーということで、先日てっぺいライターがホラー映画を紹介しておりましたが、忘れてはならない映画があります。

「テラーオブハウス」です。

タイトルは、文字通りもじりであり、某TV番組のパロディーです。ちょっとしたやっかいがあったのではっきりと番組名は言えません。内容は一言で伝えられなければならないとよく言いますが、まさにこの映画は一言で言い表わせます。

「テラスハウス」のホラー版です。

さーてみんなでつっ込もう。番組名言っちゃてるよ!!

ログラインはこんな感じです。

テラーオブハウスという男女6人のルームシェア生活を追ったドキュメンタリー番組の中で、不吉なことが起こりまくり、やがてその意外な真相があきらかになっていくどんでん返しのサスペンスホラー!!

一応見出しでは“ホラー”を謳っているものの、あまり怖くはありません。うちの姪っ子は怖がってましたがカウントしてません。劇場では笑い声もありました。その日のノリや客層で、ホラーになったりコメディになったりする気分次第な映画です。基本的に全員が同じ気持ちにならないように作っています。

半分は笑って、半分は怖がっている。そんな風にしたいと思ったのです。だからかもしれませんが、どう捉えたらいいのか分からない人もいたようです。しかし、それもまたこの映画の評価における重要なファクターだったりします。
あの世ことこの世、夢と現実、リアリティとリアリズムといった様々な狭間が描かれているのです。分からない、意味不明、中途半端・・・それら全て仕様です! 酷評ごちそうさま!

言い忘れてましたが、自分が書いた作品です。

手前という名の味噌をペロペロ。

とても個人的に、夏の映画で思いつく最初の映画これになってしまいました。撮影したのも夏で、セミがうるさくて困りました。

本作は酷評されたり、絶賛されたりいろんな意見がありましたが、酷評されるということは他者が混ざることであり、なかなか広がりがあった作品です。傷つくこともたくさんありました。だから、一度でも当事者になった人間は、安易に人を責めることなんできません。

この作品を通して、自分は優しくなることができました。それは撮った当事者にしかわからない感覚だと思います。作品を作って当事者になる。失敗して当事者になる。成功して当事者になる。

ビデオクレイジーにはそういう人間が集まっており、みんなうざいです。

でも優しい。

さて、こちらの映画、以前はNetflixにあったのですが、なんかもうありません。ビデオ屋にもありません。たぶん実家にもない。

もし見たいなら、youtubeで400円で買うしかない。。。

https://www.youtube.com/watch?v=pM-SepVJ8Gc

。。。と思っていたら<U-NEXT>だと、初月無料なので登録すればタダで観れるかも。

まぁ正直、観ろとは言いません。というか観なくていいです。

さっきから「一体いつまでこの作品を紹介するのよ?」と、第三人格の自分(5歳の少女)が、語りかけてきます。確かに新作が撮れていません。きっともっとうまいやり方があったのかと思います。3年経ってしまいました。いろいろ他のことやってたので許してください。

来年の夏こそは別のホラーパロディ映画を撮って紹介できたたらなぁと思います。

さーてみんなでつっ込もう。ホラーパロディ限定かよ!!

ちなみに第二人格は「落語とは業の肯定だ」と熱弁する手品師です。落語やれや。

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