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私がやりたい「しごと」の話

ゾロ目の日、1月11日午前11時11分。愛する自分のために投稿します。

「しごと」には、仕事、私事、死事、志事という種類があるということを最近になって知りました。

仕事・・・「仕えてする事」誰かに仕え、指示に従ってする作業。
私事・・・「自分のためにする作業」自分のやりたいことをすること。
死事・・・「嫌なことを嫌々行う作業」生きて作業をしているとはいえ、ただ時間が過ぎるのを待つ、文字通りKill Time(=時間を潰す)的な作業。
志事・・・「志を持って行うこと」ライフワークであり、使命であり、この世に生まれてきた意味を全うする業務。

これらの言葉を並べてみると「死事」なんて、真っ平ごめんだと思うのですが、意外とここから抜け出すことができない人って多いのではないでしょうか。

私は小学生の頃にインテリアを知り、それが趣味になり生活になり、やがて仕事になりました。自分の好きなこと以外を職業にすると言う選択肢がないまま今に至り、その結果長年やってきたことは、設計の仕事でした。昔から好きなことは変わらずに、大きくブレることがなかったので「仕事」と「私事」がわりと近い関係性で進んできたのではないかなと思っています。

ただ昔から、やりたいことがインテリアだけだったわけではなくて、好きなことや夢は複数ありました。それらもまたブレることなく今に至るので、これからだってチャンスはいくらでもあると思っています。

夢①インテリアコーディネーター

子供の頃からインテリア雑誌ばかり見ていて、いかに素敵な部屋を作るか。どんな風に模様替えをするか。そんなことばかり考えていました。主婦になってからはいつも自分の理想の生活やインテリアを常に頭の中で描いている状態です。設計の仕事をすることによって空間認識脳力が養われ、また考えていることを図面や画で表現することもできるようになりました。

夢②歌手

昔から歌が好きで、それは主に日本のヒット曲中心です。保育園の頃、家にテープレコーダーが登場してからラジオを録音してテープを作るようになり、自室にいる時はいつも曲を聴いていました。いつしか自分でも歌うようになり、高校生の頃はカラオケボックス全盛期だったこともあって、歌うのが楽しくてしかたありませんでした。わりと出たがりな性分なので、カラオケ大会に出場したり、オーディションに送ったりということも時々やっていました。

夢③僧侶

子供の頃からずっと仏教が身近にある生活をしてきました。毎朝仏壇の前でお経をあげてからでないとご飯を食べてはいけないという躾をされて育ち、今も毎朝仏様の前で手を合わせ、おつとめをしています。複数の宗派に関わってきて、修行のようなことを経験するために、総本山に泊まりがけで行くこともあった子供時代でした。仏教の世界観にとても惹かれ、お寺や僧侶など仏教を彷彿とさせるものに出会うとついつい見入ってしまいます。

そして「夢」以外に「好きなこと」もまた、ブレずに今に至ります。

好きなこと①ままごと

昔からままごとがすごく好きで、誕生日に買ってもらうと夢中になって遊んでいました。自分の子供が娘ばかりなのをいいことに、ままごとを買い揃え、ままごと用のキッチンを作り、食玩も買い集めました。自分でままごとを作りたい願望もすごくあるので裁縫で実現しようと考えています。また、食べ物がモチーフの絵やデザインがすごく好きなので、自分で描きたい思いもあります。

好きなこと②人形あそび、ドールハウス

子供の頃は着せ替え人形やパピーちゃん(知っていますか?)リカちゃん人形などでよく遊びました。リカちゃん人形は、着せ替えするのが楽しかったので、小学生ながらに自分で服を縫ったりしていました。また小学生の頃に読んだ「人形の家」という本。表紙を開くと見開きで大きくドールハウスの絵が描かれていて、すごく惹かれたので夏休みの工作で、母に手伝ってもらいながら自己流でドールハウスを作りました。この辺は、インテリアが好きだったり図面が書けることとも何となくリンクしていますね。

好きなこと③裁縫

母が趣味で洋裁をする人でした。だから子供の頃は兄弟みんな母が縫った洋服を着ていましたし、母のそんな姿を見て育ったので私もわりと小さな頃から裁縫やミシンに触れて成長してきました。今も時々縫い物をするのですが、もっといろんな作品を生み出したいと思っています。

まぁ、こんな感じなのですが、じつは昔から「自分の好きなことで成功したい」という願望を持っています。「好きなこと以外を仕事にしたくない」の考えでずっとやってきたので「好きなこと」はわかります。では、何を持って成功といえるのでしょうか。与えられた仕事ではなく、自分発信のことがしたい。

そう「仕事」→「私事」への移行です。

そしてお金がたくさん欲しいわけではなくて「お金をたくさん稼ぐことのできる自分」になりたいのです。

そんなことを思いながら、もう時間に追われる生活はしたくないと、2年前にパートを辞めました。もう一生、履歴書を書くつもりはありません。やるなら自分でやるだけです。

今考えてもやっぱり好きなことや自分がやって楽しいこと意外、する気はありません。今とてつもなくやりたいのは「ものづくり」です。絵を描いたり縫い物をしたりDIYをしたり。私の夢や好きなことの中には無数の「ものづくり」の要素が含まれているので、とにかく作りたいものがたくさんあるのです。

そしてこれからの時代はおそらく個人事業主が増えます。自分の特性を生かし、今までなかった新しい職業を作ってやっていくことが主流になるのではないかなと考えています。そしてそれは、私の価値観と一致しています。上に書いたようなことなどを掛け合わせて、自分ならではの仕事を作っていく。そして自分の中のわくわくを形にしていくこと。それが私のやりたいことなのです。

でも、ここではまだ終わりませんよ!「仕事」→「私事」→

そう!「志事」です!

ただ好きなことをやるだけではなくて、その根本的な部分には何かもっと大切なことがあるはずなのです。「おやくめ」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。人間誰しもこの世に生を受けるときに何かしらの「使命」を決めてきているはずなのです。それをすることによって本当に魂が喜び、心がわくわくするのです。

私はずっと自分の「おやくめ」が何なのかを知りたいと思っていました。こんなことを書くと「あなたは神の使いですって言われたいだけでしょ!」なんて思う人がいるかもしれません。でもそんな浅はかなことを考えているわけではないのです。先にも書いたように、私はやりたいことが子供の頃から比較的はっきりしていて、ブレずに大きくなりました。だからその中に答えが含まれていると思うのだけれど、どんな形でやっていくのが自分にとってベストなのかを知りたいと、ずっと考えてきました。ただ、最近になってわかったことなのですが「おやくめ」というのは、何も職業の種類を指すことではないようなのです。「使命」を果たすことが根本にあるのならば、職業の形がどうであってもあまり関係ないという認識を今は持っています。

では、私の「使命」って一体何なのでしょうか。私は仏教が好きなことから、その流れでスピリチュアルに出会いました。今までいろんな本や動画などで学び、セラピーを受けたことも何度もあります。その中で見えてきたものがあります。

リアルな私は「愛」という名前です。生まれたときに母がつけてくれました。どうやらそれは単なる偶然ではなくて、私がやるべきことって「愛」が深く関係しているみたいなのです。たくさんの人に愛を注ぐ方法はひとつじゃなくて、いろんなやり方があると思います。

「私事」も「志事」についても、今はまだぼんやりとしか見えていません。でもすべての答えは自分の中にあります。自分の心をよく見つめて対話をして、わくわくする方へ向かって行動することが大切。

そしていつか「私事」が「志事」になったとき、私は最強になるのです(笑)

せっかく経験をするために地球に生まれたのだから、自分の魂が喜ぶことがしたい。それが私の「しごと」に対する姿勢です。

未来はいつも面白い!