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言葉にしてみたりして


今日は、今晩は、ハタマタおはようございます。セオです。皆さま、新年明けましておめでとうございます。お元気ですか?私は年末あたりから高熱にうなされ、寝正月‥ではなく言うならば寝たきり正月を送った感じになりました。蓋を開ければ甥っ子からもらったアデノウイルスというものに感染していて、人生始めてのウイルスになかなか苦戦しましたが今日は元気です。‥と言いたいところなのですがコロナを患い、踏んだり蹴ったりな1ヶ月を過ごしたりしているうちに2月になっていたりしています。


さて、先日Xにて「夜遅くまで起きてると余計な時間ができて病む」的なつぶやきを見ました。要は、時間があると余計なことを考える時間が出来て、考えなくてもいいことまで考えて、勝手に病んでしまうというのは一理あるな‥なんて妙に納得したその後に「早起きのメンヘラとか見たことない」って感じのことが書いてあって、やばい!!!私早寝早起きなのにメンヘラだわ‥‥!!!!(?)と思ったところから今回のnoteは始まります。


大学入学と同時に一人暮らしを始めた私と同じタイミングで、中高の親友だったKも一人暮らしを始めました。住んでいる場所は違えど、この広い空の下、友達もがんばってるんだなぁ‥と思うとどこか頑張れたし、就活の時期には同じマスコミ関係を目指して切磋琢磨した親友、いわば戦友のような人でした。卒業後もその仲が終わることはなく、私が東京に行っては彼女の家に泊めてもらったり、帰ってきたときには駅まで迎えに行ったり、地元の友達で唯一と言っていいほど仲の良い彼女が壊れ始めたのはつい先日のことでした。

「ちょっとした報告」で書き始められたメッセージを要約すると「心の病気だとわかったから仕事を休むことになりそうだ」と。昨年の年始に会ったときも仕事が大変そうだということはわかっていたし、自分自身も同じように仕事に対して不満があったりもしたので、わかるよ、わかるよ〜って思いながら聞いていた矢先のことでした。彼女は現在東京で一人暮らし中。頼れる人が周りにいるのか、親しい友人がいるのか、私はそこまでのことは知らなかったので、時折メッセージを送っては元気か?と確認することしかできませんでした。


「生きているだけでえらい」とか、「存在することに意味がある」とかそういう言葉をかけるのは苦手で、そんな言葉すらかけてあげられない私は、何の役にも立たないと日々思ってはいるものの、そういう大人は思っている以上にたくさんいるということに最近気づきました。どんな大人かというと、消えたい、もうこの先の人生とかどうでもいいみたいなことを心のどこかで思うだけではなく、わりと言葉にして世の中に向けて発信する大人です。そして私の周りにはそんな大人が結構います。正直くどいなと思っちゃいます。ただ、私はその気持ち1ミリも理解してあげられないな、というわけではないのです。私もそういう気持ちを持つことはあるので。ただ、疑問なのは病は気からというように、言葉にしてしまうとそうじゃなかったことがそうなってしまうことがあるということ。ぼんやりと思っていたことを言葉に表すことによって肯定してしまうのではないか、と。ほら、言霊ってあるでしょ。発せられたことばの内容どおりの状態を実現する力。言葉って目に見えないすごい力があるのです。私はそれがなんとなく怖い。

結局、親友Kは会社をやめることにしたと聞きました。年明けKと朝マックを食べたんですけど、こういう日常がすごく嬉しいと言ってました。朝マックも初めて食べたって言ってたな。まじか。それはさておき、私もいろんなことを考えさせられました。前述の通り、言葉にするかは迷ったけれど、うまく言えそうだったから言葉にしてみたりして。時には余計なことを考えて、目が開かなくなるくらいまでのんびり寝る。当たり前のようで当たり前じゃないこの日常を、Kは愛しいと言ってたな。詩人か。


また月曜日に会いましょう。いつもの場所で。本日もお読みいただきありがとうございました。


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