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Experiences②-Yogaの哲学-

Yogaの哲学を知ったのは、ティーチャートレーニングを受けた事がきっかけでした。今まで外にばかり向けていた意識を、どんどん内側に向けていく感覚に驚き、また、大きな感銘を受けました。トレーニング終了後も哲学の先生のクラスに通い、先生の仰ることを、一生懸命理解しようと努力していたことを覚えています。

その後もずっと、先生の元での学びを深め続けていた訳ではないのですが、ある時に不思議な体験をしました。グルジの瞑想を受け始めて、しばらく経った頃、あるYogaのクラスに参加しました。そのクラスでは、アーサナだけではなく、ヨーガ・スートラの内容の一部を先生が解説してくれたのですが、不思議なことに、先生が話す内容が、とてもすんなりと入ってきて、感覚として理解をすることができたのです。しかもそれは、ちょっと難解だと感じていた部分のお話しだったので、すごく驚いたことを覚えています。

その時に気がつきました。以前、一生懸に命理解をしようとしていた時というのは、自分の思考をコントロールしてどうにかしようと思っていたこと。また、感情の処理についても、ただ感じないようにしていただけで、それは内側に蓄積されてしまっていたということ。

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ヨーガ・スートラには、Yogaの実践方法の基本的な教えとして、8支則が書かれています。それぞれの段階の実践をすることによって、⑧の最終段階へと近づくことができると言われています。

① ヤマ Yama(禁戒・気をつけるべきこと)

② ニヤマ Niyama(勧戒・するべきこと)

③ アーサナ Asana(坐法・姿勢)

④ プラーナヤーマ Pranayama(呼吸法・調気)

⑤ プラーティヤハーラ Pratyahara(感覚の制御)

⑥ ダーラナー Dharana(集中)

⑦ ディヤーナ Dhyana(瞑想)

⑧ サマーディ Samadhi(三昧)

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この瞑想の素晴らしいところは、⑦の瞑想にダイレクトに導いてもらえることです。Yogaの経験のない方でも、続けていると、深い瞑想状態や至福感を体験することができます。

なぜそのような体験ができるのかというと、この瞑想に参加することによって、ヒーリングを受けることができるからです。私たちは、怒りや悲しみ、トラウマなどのネガティブなものを、過去世のものも含めて、アストラル体に蓄積していると言われています。それは私たちの心の動きに影響しています。瞑想に参加しながら、同時に肉体やエーテル体だけではなく、アストラル体にまでヒーリングエネルギーが届き、ネガティブなものが解放されていくというところに、他の瞑想と大きな違いがあるのだと思います。

また、Yogaの実践を積み重ねてこられた方にとっては、今までの経験に対しての理解が深まり、Yogaの実践が、本当の自分に目覚めていくための、より大きな助けになっていくことを体験することができると思います。

-体験をするということ-
知識として理解することや記憶だけのものと、体験することは違います。例えば、泳ぎ方を知識として知っているけれど、泳いだことがない人と、泳ぎ方を体験として知っている人がいるとします。実際に泳ぐことが必要になった状況で、助けとなってくれるのは、体験として知っていて、実際に泳ぐことができることです。ここには大きな違いがあります。(グルジの説明より)

この瞑想に参加することによって、知識だけではない、「瞑想」を自分自身のリアルな体験をもって理解をすることができるようになります。
Yogaの実践を積み重ねてこられた方も、Yogaや瞑想の経験のない方も、どなたでも参加ができます。ぜひ沢山の方々に、素晴らしい体験をして欲しいと思っています。



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