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「人生で重要なのは何を得るかではない、何を捨てるかだ」

アップしたら添削されてしまいそうなヘタクソな字(いちおうイタリック体)ですが、他にないので出してしまおう。去年練習で書いてみた、写真家ソール・ライターの言葉です。

彼の似顔絵イラストは、短編映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」のチラシを模写しました。ソール・ライターはNYで活躍した写真家ですが、彼のことについて詳しくはまた別の機会に。

ソール・ライターはいくつも印象的な言葉を残していて、写真展の壁に彼の言葉が大きくプリントされるくらいなのですが、この短編映画の中で心に残ったのがこの言葉。

「人生で重要なのは何を得るかではない。何を捨てるかだ」

多くの人が常に何かを得ようと生きているだろうし、私もずっとそうでした。
人からの評価とか、誰かに好かれたいとか(それもある意味評価)、学歴だとか、素敵な生活、物、、。

でも、最近はとにかく捨てる(手放す)ことが大事だと思っていて、繰り返し繰り返し捨てています(簡単に戻ってくるから何度でも)。

昔から持っている古い観念。例えば、お金を得ることは大変だ、とか。
誰かや何かへの執着とか。
自己否定感や自己無価値観。
生まれてから親や社会から与えられた価値観や、特定のパターンやドラマ。

そういった余計なものを脱ぎ去ったところに、本来の自分がいる。

最近インスタグラムでフォローした禅語のアカウントに
「無事是貴人」(ぶじこれきにん)という言葉が出ていました。

無事とは、外に向かって求める心を捨て切った、さわやかな安らぎの境地。
貴人とは、貴ぶべき人。
「無事の境地に至ったとき、そこで本当の自分に出会うことができる」
(インスタのアカウント @intrip_zen から引用)

2021年はもっともっと要らないものを捨てていこうと思います。


書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。