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横浜を歩く(2) 魅惑のドールハウスを見に

そんなわけで、横浜駅ビルの情報センターのような場所でチラシを見て、「横浜人形の家」でドールハウス展をやっていることを知り、急遽見に行くことにしました。

「人形の家」はものすごく久しぶり。これを書いていいのかわかりませんが、かなり昔のことです(と断りを入れ)、3階あたりの一番奥にある市松人形がやばい、、、という話を聞き、ただでさえヒトガタが苦手だった私は近づかなくなりました。(やばい、はもちろん現在のような良い意味ではないです)

とはいえ、もう展示も変わっているだろう年月を経て、ちいさいもの見たさに伺いました。受付では連絡先まで書かされましたよ。去年10月に行った京都の京セラ美術館でも住所等を書かされたような。

今では、天使と妖精のフィギュアリンも輸入販売していた経験もあり、常設展示も興味深く見ました。市松人形も数体あって、あまり近づきませんでしたが。。。

写真はすべてOKだったのですが、特に良かった、好きだったものだけ少しアップしたいと思います。

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やはりこれですね。デビッド・スカルファー(1932-2011)という人の作品。
世界中のコレクターから愛され、博物館にも収蔵されているそうです。

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アンティークショップというタイトルなのですが、中に入って行きたい。。。

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「The Shoe Shop」
靴箱がたくさん並んでいますね。右側が工房かな。


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「The Tudor House」という作品。
入り口手前の本が並んでいるところに行ってみたい。

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これらの作品は、国分寺でパブレストランをされている日本在住のスカルファーの娘さんが所有しているものだそうです。

それから特に印象が残ったのは、「ハスケルハウス」。18世紀後期に制作され、1920年代に内装を修復したそうです。

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この左側の壁にかかっている絵ですが、「貴婦人と一角獣」の一枚です。

6連作のタピストリー「貴婦人と一角獣」は、2013年に日本に来て、私も見に行きました。フランスの国立クリュニー中世美術館の至宝とされる、1500年ごろに制作されたゴブラン織りです。

ものすごく大きくて、薄暗い展示室の黒い壁に掲げられていました。16世紀の空気をそのまま纏っているようで、ずーっと眺めていられると思うほど好きでした。

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他にもいろいろ可愛いものもありました。

これはお菓子屋さん。

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6月27日までの展示のようです。
今の状況で変わることもあるかもしれませんので、お出かけの時は調べてみてください。


書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。