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ちいさいものが好きすぎる話

「横浜人形の家」に行ったことを書く前に、すこし好きなものの話をします。

浅草の浅草寺の仲見世のいちばん奥、お寺に近いところに、「助六」という小さな店があります。江戸末期1866年から続く「江戸のまめ玩具」のお店です。

ここは母が好きで、子供のころ浅草に行くことがあると連れて行かれ、「助六」という名前と「小さくて可愛いものの世界」の記憶が刷り込まれました。

きのう行った「横浜人形の家」にちょうど「助六」の解説がありました。
8代将軍徳川吉宗が幕府の財政再建のため進めた「亨保の改革」で贅沢禁止令が出され、当時の裕福な町人が楽しんでいた大型で豪華な玩具が禁止されたということ。
その結果、「できるだけ小さく精巧な細工を施し、且つ言葉遊びを取り込んだ小玩具が作られるようになった」とあります。なるほど。

母と助六の影響なのか、なんなのか、子供のころから小さいものが好きだったようで、修学旅行や家族旅行でも、小さいものを買っていたようです・・。

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例えば、こんな感じのもの。右のおひつは明らかに、小学校の修学旅行で日光に行った時に買ったのではなかったか、と。

そんなことを特に意識するでもなく、いい年の大人になって、スーパーで見つけた食玩をつい買ってしまったり、minneあたりで作家さんの作品を買ってしまったりしています。

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スコーンとサンドイッチの二段セットは食玩。そのほかは作家さんの作られたもの。テーブルは子供のころ親からプレゼントしてもらった家具です。オレンジとチョコチップのケーキはひとつづつバラバラになります。

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チョコのロールケーキとクグロフ型のケーキは100円ショップのナチュラル・キッチンで300円だったかと。

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杏仁豆腐ハムスターはガチャガチャです(笑)。フタを取ると赤いものが頭についているので、なんだろうとしばらくわからなかったのですが、杏仁豆腐のクコの実だとやっと気づきました。
おせんべいやどら焼き、カステラ、後ろにあるのは和菓子で、ぜんぶ昔買った食玩です。


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寄木細工のお茶セットは、箱根で購入しました。急須のフタもお茶缶のフタも、ちゃんと取れます。見出し写真の「とらや」のどら焼きは食玩で、三色団子とちゃぶ台は作家さんのものです。

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きのう、横浜駅のステーショナリーのお店で発見した、新しいミニチュアのシリーズ「大銀座」! 速攻でひとつ購入したら、コージーコーナーのお持ち帰りケーキでした。Hanakoとのコラボらしい。

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モンブランとショートケーキ。保冷剤もついてる!

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これは以前販売されていた「純喫茶」シリーズvol.1なのですが、2回買って両方とも銀座YOUのオムライスだったので、挫けて他のは買いそびれました。メルカリに出品されていたりしますが、私もオムライスの1つはメルカリで販売しました。無駄にならずに良かった。
銀座YOUは行った事がありませんが、本当にこういう形らしいです。

「純喫茶」シリーズvol.2が出ているのを昨日見ましたが、関西シリーズなんです。それでなんとなく手を出しませんでした。
と言っても、東京の純喫茶もほとんど知らない店なのですが。。

書いているとミニチュア愛が止まらなくなってくるので、今日はこの辺にします。
母の形見(?)の昭和の家セット(食玩)もあるのですが、また次の機会にします。
基本的にコレクションの趣味はないのですが、どう見てもコレクションしてますね。ミニチュアだけは古くなっても、安いものでも、なぜか捨てないんですね。自分でもそれが不思議です。

次は「横浜人形の家」の「灯りの魔法 魅惑のドールハウス」展のことをご紹介したいと思います。





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