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写真活動のこと

以前に一度、自己紹介的なことを投稿したことがありますが、プロフィールを書くときにいつも困るのは、1つのことをとことんやっているわけではなく、関心のあることがいろいろと多いことです。
今日は、これまでの写真の活動のことについて少し書いてみようと思います。

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いまは休刊してしまった「MISTY 」という占い専門の雑誌がありました。
1980年から2011年まで、30年以上続いていた月刊誌です。2001年の8月号にこの雑誌で、フォトグラファー・デビューさせていただきました。
自分の写真が使われた記事は切り抜いてファイルしていましたが、最初の号は雑誌ごととってあるのをつい先日見つけました。

新人ではあり得ないですが、5ページに渡って載せていただいています。文章を担当したのがもともと連載をもっていた友人だったので、そのおかげです。

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1992年、父の古い一眼レフを手にした時、PENTAXの「花を撮る」2回講座に参加したのが私の写真の始まりで、飯田橋と渋谷の2つの写真専門学校の社会人向けのコースにも通いました。その中で、モノクロ写真のスナップや、空と雲、お祭り、旅の写真などを撮ったり、暗室に通ったり。また、好きな写真家の先生のワークショップに積極的に参加したりしていました。

イタリアの記事の後、編集さんから「花の写真はありませんか?」と聞かれました。手持ちの写真ではいいものが無かったので、花屋で買ったものを写真に撮ったのが、ちゃんとした花写真を撮り始めたキッカケです。

花の特集記事で、アロマテラピーやフラワーエッセンス、フラワーアレンジメントのことが紹介されていて、私の写真は「花の声を聴く」というページで使用されました。(アレンジメントのページは、TVで有名になる前の假屋崎省吾さんでした)

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タイトルページにも使っていただきました。

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このお仕事の後、お花やさんをよく覗くようになり、買ったものを撮影したり、カメラ片手に近所を歩き回って雑草を含めた植物を見るようになったり、季節ごとに花の名所やガーデンに行くようになりました。

一時期は、歩きながら道端の雑草のほうばかり見ていて、そのへんにいっぱい妖精がいるように感じるくらい、植物と繋がっていました(春は特にそんな感じになります)。

そうして20年近く経った今ですが、数年前くらいから徐々に花を撮ることが減っています。植物に飽きることはないですが、花を撮ることからはちょっと意識が離れていっています。

以前投稿しましたが、使っていなかったフィルムカメラを処分しました。写真を撮ること自体も減っていますが、いまはおそらく過渡期だと感じていて、もっと小さいカメラで気軽に散歩しながら撮りたい気持ちが強く、なにかもっと違う感じで写真と向き合ってみたいと思っているところです。

でも、ベランダに可愛いのが出てくると、撮りたくなりますね。違う鉢に飛んで咲いたスミレです。

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次回もまた少し、写真のお仕事について書いてみたいと思います。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。