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キャッシュレス化とインバウンド復活

こんにちは!
足立佑介です。

キャシュレス化の加速

前回の投稿でも触れたのだが、グーグルが日本のスマホ決済企業、「pring(プリン)」の全株式を総額200億~300億円で買収したように、世界中のスマホ決済市場が拡大している。

特に中国市場のキャッシュレス化の流れは速く、2015年ごろからキャッシュレス決済が急激に普及し、コンビニの支払いは90%がキャッシュレスとなっている。

買い物客はスマホのQRコードをかざし、店員がそれを読み取り支払い完了。

そもそも店員ものっけからQRコードを読み取る前提で待ち構えているので、
こちらが財布から現金を取り出した日には、「チッ」と舌打ちされたりすることもあるそうだ。。。さすが中国。

ここまで浸透した理由、先ほどの記事によれば以下3点だという。

①中国の高度経済成長期にスマホが一気に普及し、中国全体が
 スマホ先進国となったため

②2015年に「インターネット+行動計画」という方針を発表し、
 国家の成長戦略としてキャッシュレス決済を推進したため

③競争を続ける大手2強が店舗から手数料を取らず、
 ビッグデータで利益を得る戦略を選んだため

このスマホ決済の大手2強とは、以下2社である。

・支付宝(アリペイ、Alipay) 
 by 阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)

・微信支付(ウィーチャットペイ、WeChat Pay)
 by 騰訊(テンセント、Tencent)

あらゆる経営研究を繰り返した結果、日本国内で店舗を構えて飲食店や小売店を経営するならば、必ずこの2社の決済アプリを導入し、来るべきインバウンド復活に向けて、備えておくべきだと私は分析している。

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