見出し画像

「わたし」に出会い、「わたし」を引き受ける

ALHADESINGさんが運営されている、ウェブマガジン『STAY SALTY 25号』の巻頭、PEOPLEに寄稿させていただきました。

タイトルは、ALOHADESIGNがつけてくださいました。

最近、まとまったテキストを書く余裕がなく、noteもご無沙汰しています。

『STAY SALTY』さんに書いたことはnoteで書いたことともかぶりますが、開店からしばらくの後日談というところです。

店を開けたはいいけれど、なかなか思う通りには……。日々、何かできないかと苦闘しています。

店は行き止まりの路地にあるので、人通りというのはほぼ皆無です
(その代わり、すぐそこに車がびゅんびゅん行き交う大通りがあるのに、めっちゃ静かな環境にあり、読書には最適です!)。

看板を路地に入る場所に置こうと、表通りに面している、お隣のビルの会社さんに相談したら、車の出入りがあるからダメと。

それはわかるのだけれど、車を路地(私道)に車を停められてしまうと、店先に置いた看板が表通りからはまったく見えなくなってしまいます。

でもって、路地を挟んだ向かい側に看板を置こうと思い、一度管理会社に相談しようと連絡したところ、場所を見てみないととおしゃって、お越しになり確認されて、邪魔になるところでもないので、置いてみればとアドバイスを受けました。

そうして一日二日置いたところ、今度は向かい側のビルの方がここは置いちゃダメ、自転車や配達の車がこのスペースに車両を停めるし、こちらのビルの土地になるのだし、と。

うー。

しょうがないので、看板よりもう少し目立つものをと、のぼりをデザインして、昨日発注したところです。

そんなこと、こんなことをやっています。

ちょっと前に、たっまたまテレビに目にした米倉涼子さんが林修先生の「願い事を実現できてきたのは、なぜだと思いますか?」という問いかけに「やりたいという気持ちだけだ」と、次いで「やりたいと思う人は100人、実際にやる人は10人、やり続けられる人は1人、という言葉を覚えている」とお答えになっていました。

ほんと、そうなのだろうと。

やり続けるのは、難しい。を実感しています。

しかしまだやれることはあるし、やりたい気持ちもまだ枯渇はしていません。

そして、noteをご覧いただいて、ご来店くださったお客様が何人もいらっしゃる。ほんとに、ありがたい。

読書に没頭できた。

久しぶりにゆっくり本を読めた。

そんなお客様の声を励みに、明日もお店をオープンします。

読書時間の前に、時間限定で「軒下のワゴンひとつの小さな本屋」なんていうのも、
やり始めました。実は店内に並ぶ本も販売しており、Viaは本屋でもあります。
この時間帯はテイクアウトもやっていて、2階を開放しておしゃべりもOK。お気軽にどうぞ。


ところで、『STAY SALTY』さんのトップページを飾っているのは、うちの看板猫なんです。

うれしい、うちのやつが。

あいつは、わたしが妻にずいぶん前に贈った誕生日プレゼントでした。横浜を散歩していて、偶然入った店で見つけました。離れて暮らしている妻の家で長らく本を読んでいたのですが、店にはかわいらしいものがないからと、妻の言いつけで荻窪にやってきたのです。

店のお願いを守って、今日も隣で静かに本を読んでくれています。


『STAY SALTY』は読み応えのある、ウェブマガジンです。魅力的な女性たちのコラムやエッセイが満載ですので、ぜひお読みください!

そして、看板猫ともども、皆様のご来店をお待ちしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?