2023年前半の最優秀商業BL「BLACK BLOOD」
4月1日。春のJ.GARDEN前日。弊社はTwitterのフォロワーさんと池袋で遊んでおりました。
夕方から映画を見る予定でしたが、1時間ほど時間が空いてしまい、かと言ってコンカフェではない普通のカフェで時間を潰したくない我々は池袋アニメイトに向かいました。それも3階BLコーナーに。
フォロワーさんが欲しい新刊があると言っていたので、弊社はお付き合いするだけのつもりでしたが、目にしてしまったのです。新刊コーナーに待ち構えていたBLACK BLOODを。
詳細はよくわからないが、攻がメカっぽい!多分弊社が欲しい系統の作品だろうと思い手に取りました。フォロワーさんが一目惚れならジャケ買いしたらいいですよー的なことを仰ったのもありますが。
そして、帰社後に読んでみました。
一言で言えば、こういう作品を欲していた。機械系SFを書く上で「人間とは、心とは、」といったことを考えるのですが、こちらの作品はそれらの問いに対する一つの回答でした。
世界観設定はSFらしく地球外、攻は戦闘用サイボーグで戦争従事者ですが、その敷居さえ乗り越えてしまえばあとは心理描写の丁寧な良質なBLです。
挿入描写は描き下ろし部分一度きりです。スケベ目的で購入するには合いません。だが、それがいい。触れ合うだけであれだけの描写があるのだから。
3月末発売なので、まだ今なら入手は難しくないと思います。ぜひご購入なさってください。
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