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(5分)しっかりリスク分散してる?

どうも、気軽に1億!をモットーにnoteを更新しているサラリーマン投資家のベスタです。
プロを目指す場合を除き、基礎を身につけるだけで1億の資産は作れます(むしろ、余計な知識が邪魔になるのでいらない)

今日は、昨日の続きとして、ドル円為替レートが今のインデックス連動型投資信託にどれほど影響を与えているかを5分で解説します。

長期的に安定した資産形成を考える場合、多くの専門家の言う通り、余程上級でない限りインデックス連動の投資信託を入れた方が良いです。

米国株インデックス一本はダメ?

まず、米国株インデックス投資一本は長期で見ると利益が出る可能性が高い商品です。米国株比率の高い全世界株インデックス投資も同じです。

ただ、長期の定義は人それぞれで、難しいですよね。

教育資金や海外旅行資金、住宅費用など、「長期だけどいつ必要になるかわからない」というのが、本音で投資に消極的になってしまう方も多いと思います。

「長期というのは、自分の寿命(遺産)も含む!!」という方は、ほとんどいないと思うので、私は米国株インデックスに全額投資はおすすめしていません。

なぜなら、日本人として投資をする場合、基準価格変動のリスクに為替変動リスクが掛け算されるからです。

詳しくはコチラ👇


eMAXIS slim 米国株式(S&P500)の例

米国株インデックスの代表格であるeMAXIS slim 米国株式(S&P500)を例に、ご説明します。(基本、どの米ドル建インデックス投資も同じです)

2022年になり、戦争やインフレなど、複合的なリスク要因で急落を記録したS&P500。
半年で20%の下落が起こりました。もし、1000万円ここに投資していたら現在は200万円の含み損を抱えていたかもしれません。

しかし、実はeMAXIS slimはそれほど下落していません。(年初から7/10時点で3%程)

なぜかというと、米国株投資は、個別株であれインデックス投資であれ、
資産評価額(円) = 基準価格 x 為替レート
の掛け算になります。

以下の図のオレンジ(eMAXIS)を見ると、黄色(S&P500)が最近の緑色(ドル円レート)の上昇に支えられて、何とか保っている事がわかりまます。



米ドル資産は投資信託やETFで持てばよい、という風潮がYouTubeを中心にできあがっていますが、注意が必要です。

注意というより、【ポイントを押さえればもっと高い利回りが狙える】という話です。

2022年初を100%としてグラフを描くと、以下になりました。

一番資産が増加した資産はどれか?は一目瞭然。
USD/JPY(ドル円)なので、米ドルの資産は20%上昇。
一方、eMAXISの投資信託は微妙に減ってしまいました。

USDで生活する人はいないでしょうから、私たちの99%にとってUSDベース評価額は意味を成しません。

円安のおかげでeMAXISが大きな下落を免れていますが、
もし、逆に円高だったらゾッとしませんか?

それが、本日8/1時点で起きている事です(笑)

私は米国株インデックス以外に、米ドルを外貨預金で所有しているのと、外貨建保険商品で所有していたので、資産は増えました。

そして、外貨預金の一部を円転して、インデックス相場の下落を待っています。(下落がなくとも、投資しないだけであって利益は保たれ、日本のインフレ値上がり対策はばっちり)

外貨建保険商品や外貨預金は、注意点がたくさんあります(今後、更新予定)。なので、今からこのような投資はしないでくださいw

ここで言いたいこととしては、
【バランスを考えて資産を株以外にも分散させると、リスク回避の幅が広がる】
ということです。

インデックス投資については、VDCA法をおすすめしています。(有料なので、気になる方のみで大丈夫です)

今後も、手堅く高利回りを実現するコツを発信していきます。
ぜひ、フォローをお願いします!!




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