話して、書いて、行動しろ【本要約】
読書しても定着してないと意味がないと思う。
本の内容を誰かに分かりやすく伝えることができて、
はじめて「読んだ」と言えるのではないか。
確かにその通り。
だが、読書をしているほとんどの人はうまく説明ができず終わってしまうだろう。
これを改善する為には、アウトプットが必要だ。
アウトプットのすべてが書かれている一冊をご紹介。
「アウトプット大全」
こんな人におすすめ
勉強や読書をしてもすぐに忘れてしまう方
正しいアウトプットの方法を知りたい方
アウトプットの法則
そもそもアウトプットとはなんだろう。
簡単にいうと、
アウトプットとは、
学んだことを「話す」、「書く」、「行動する」ことである。
逆に
インプットとは、
「読む」、「聞く」ことで学ぶことである。
インプットだけでは覚えにくく、忘れやすいので、
長期記憶にするためにも、アウトプットをする必要がある。
Youtubeなどで、学んだ内容を覚えていないのは、
学びっぱなしにしてあるから。
インプットとアウトプットの黄金比は、3:7といわれている。
インプットした時間の2倍近くをアウトプットに費やす必要がある。
そして、アウトプットの間隔として、
2週間に3回以上アウトプットすると、記憶は定着しやすいといわれている。
なので、インプットとアウトプットはセットにして行い、
その結果をフィードバックして改善していくことで、
人間として成長することができる。
アウトプットするときに意識したいこと
さて、どのようにアウトプットすれば効率が良いのか。
それを書いていこう。
学びたいことを一番最初に書く
まず、インプットする前に、
「何を学びたいのか」を10秒程度で考え、ノートなどに書く。
そうするだけでも定着する率が変わってくる。
心理学で、「カクテル・パーティー効果」というものがある。
これは、人混みなどの中でも、
自分に興味があるキーワードを自然と聞き取れる現象のことである。
この原理を利用して、学びたいことを最初に書くことで、
脳がその答えを探そうとしてくれる。
手書きが勝る
効率よく学びたいならば、ノートはタイピングではなく、手書きが良い。今、私はnoteでタイピングしているが、
ノートにも、もう一度書こうと思う。
アウトプットを加えて、学ぶ
何かを勉強しているつまりインプットしているときに、アウトプットを加えることが重要である。
例えば、
「書き込み」をしながら、本を読む。
「声出し」をしながら、勉強をする。
アウトプットの最適なタイミング
アウトプットの最適なタイミングは、
脳が最も多くの情報を保持している「インプットの直後」である。
インプットの効率が良いのは、脳がリフレッシュされた朝なので、
午前中にインプットして、昼にアウトプットするのが効率が良い。
著者の樺沢先生は、映画や美術館などの作品を見終えたあとすぐに30分ほどノートに心に残った部分や思いついたアイデアなどを記録するという。
そうすることで、数日後には曖昧になってしまう記憶を呼び戻し、一生残るものにできる。
これを見て、私もアウトプットノートを作り、見た映画をアウトプットしたいと思った。
ノートの有効な使い方
先ほども出たノートだが、
すべてのアウトプットを1冊にまとめた方が良い。
そうすることで、
どこに書いたか探さなくていいし、
時系列で書かれていくので復習もしやすい。
アウトプットノートで意識したいことは以下のとおりである。
見開き2pでまとめる ⇐ 内容をすべて確認できる
細かくとりすぎない ⇐ 重要なことだけで十分
気づきとTo Doを3つほど書く ⇐ 自己成長には不可欠
落書きをすると、記憶に残りやすいという実験結果もある。
簡単なイラストを描いてみるのもよいかもしれない。
【番外編】心理法則
悪口は百害あって一利なし
悪口を言うことでストレスは増え、認知症になる危険性が3倍もある。
メラビアンの法則
何かを伝えられたとき、人は
視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%
の割合で考えている。
要するに、「何を話すか」よりも「どう話すか(見た目の面も)」
のほうが重要である。
例えば、就活の面接で、話の内容はもちろん大事ではあるが、
非言語コミュニケーションの方を意識することの方がよっぽど大事なのかもしれない。
ザイオンス効果(単純接触効果)
接触回数が増えるほど、人の好感度は高くなる。
「長く話す」よりも、「ちょくちょく話す」方が良いということ。
毎日の挨拶だけでもやろう。
ヤーキーズ・ドットソンの法則
ある程度、緊張しているときが一番パフォーマンスがあがる。
よって、すこしのプレッシャーであれば、「パフォーマンスがあがるぞ」と考えると良い。
To Do
1.
勉強するときに声を出しながらやってみようと思います。
もちろん一人の時に。(笑)
2.
たくさん文章を書いて読むことが、文章を上達する近道だと書かれていました。最近、私はnoteでの書く習慣が出来上がりつつあるので、続けていきたいです。
とりあえず、おすすめされていた「ソーシャルメディア文章術」という本を読んでみて、文章力の基盤を作りたいと思います。
3.
今、電験3種の勉強をやっているので、
2週間に3回以上
黄金比は3:7
を意識して勉強したいです。
毎週朝、友人と約束して勉強する習慣をつけていきます。
4.
手書きノートでのアウトプットをやり始めてみようと思います。
一人で映画や美術館に行って、すぐにノートに記録してみようと思います。
まず、最近気になっているブルージャイアンツという映画と、
栃木県内にある美術館に行ってこようと思います。
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