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…そこで車のクラクション音が鳴った

この国が崩れていく音がする

みんな余裕を失い、どこかイライラ。爆発寸前のマグマのようなドロドロしたものを内包しながら必死で堪えている。時としてそれが暴発して悲しい事件として報じられる。最近もこんな報道があったばかり。

目の前で人が倒れたとき

これは私が実際に目撃した実話です。

私が歩いていたのは車もあまり通ることのない1車線の裏通り。突然目の前で人が道路に倒れました。

※何故か私はこういう現場に居合わせることが多く、救急車を呼んだり、車椅子を取りに走ったりすることが多く駆け寄ろうとしたところ…

今回は私より先に偶然すぐそばに居合わせた方々が駆け寄って意識はあることを確認。幸いにも倒れた人は無事でした。肩を貸して起き上がらせてヨロヨロと歩道に足をかけたときです。

非情なクラクション音…
道路の道をふさがれたことが不満だったのか「(どけ!)」とばかりに。

私:「は?」

一連の出来事がスローモーションのように見えて、長い時間にも感じましたが。でも、たかが2、3分のことです。

倒れた方と救助に駆け寄った一般の方々は歩道で身を寄せ合ってカラダを小さくしていました。

その横をクラクションを鳴らした車が急発進で過ぎ去って行きました。

そんなに急いでどちらまで。
寒い冬の日の出来事。

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