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美術オタクのパリ1人旅⑨現地でよく使った英語・フランス語

初めての海外旅行でパリに一人旅しました。これまでの記録はこちらから。


前章:外国人と臆せず話せるメンタル作り

ツアーではなく個人旅行だったので、どこへ行くにも何をするにも自分で話さないことには何も進まない。しかし最後に英語をちゃんと勉強したのは高校生(大学は理系)・・・この状況はまずい!と思い約8ヶ月間DMM英会話を受講しました。

私が身につけたかったのは、外国人を相手に臆せず話す力。普段の生活で外国人と話す機会なんて皆無なので、そもそも話すことに慣れないとという気持ちでした。綺麗な文法で流暢に話せることに越したことはないけれど、文法を気にして言いたいことを口に出せなかったら意味ないし(日本人にありがちらしい)。
DMM英会話は外国人講師とオンライン上で1対1で話せるので、座学だけでは身につかない「とにかく英語で表現する力」をつけられました。

外国人に英語で話しかけ、予想しなかった言葉が返ってきて、かつそれは文字に起こされないので自分で聞き取るしかなくて、聞き取れなかったらちゃんと聞き直して。これを日本で経験しておいたことで、現地でも聞きたいことやお願いしたいことを怯まずに英語で伝えることができました。一人で机に向かって一生懸命文法をしていたら絶対無理だったろうな… 。
今は仕事が多忙なこともあり休会しているけど、今年も海外旅行を計画しているので半年前くらいから再開したい。

英語編

Can I 〜?

一番使ったし一番役に立ったのがこの構文。
・Can I use credit card?
・Can I have check in?
・Can I have this one?
・Can I enter here?
・Can I ask a question?

など…旅行先での相手へのお願いはほぼこの応用で完結した気がする。チェックインはCheck in please.でもきっと通じるのだろうけど、疑問形にすると言葉が柔らかくなるのは日本語でも外国語でも共通なのだなと。

仕事で何かをお願いされるとき、「〜してください」と言われるよりも「〜していただけませんか?」と言う方が圧倒的に気分がいいし快諾したくなるものですよね。

テイクアウトはTake outではない?

セドリック・グロレという有名なパティスリーに並んでいた時、これから並ぼうとする人に「これは何の行列なの?」と聞かれたことがありました。テイクアウトとイートインで列が違ったのでTake outだよと答えると返ってきた言葉はまさかの「What's "take out"…?!」

こちらもこちらで 「えっtake outが伝わらない?!」と衝撃を受けて、その場で必死に考え「bring back from the store」みたいな説明を絞り出してなんとか切り抜けました。
テイクアウトって和製英語なのか?と調べたところ、アメリカなどでは普通に使えるそうだけど、Take awaygo outなどが一般的なのだそう。いい学びをした。

フランス語編

フランス語は最低限の挨拶と駅・空港で知っておくべき単語を覚えていきました。挨拶や感謝の言葉は現地語を覚えて使うのが旅行者の最低限のマナーだと思っているので恥ずかしがらずにめっちゃ言った。

基本の挨拶、感謝の言葉

Bonjour / Bonsoir(こんにちは/こんばんは)
Merci(ありがとう)
S'il vous plaît.(お願いします)
これらは2日目くらいから自然と口から出るくらいになってたな。パン屋さんで「Un croissant , s'il vous plaît.」と緊張しながら頑張って伝えたときの店員のお兄さんのニカッ!!とした笑みが忘れられないし、バスを降りるときに現地の人を真似て「Merci!」と声をかけたら「Bon Voyage!」と返してくれた運転手さんにもキュンとした。

Sortie

メトロや美術館などで建物外に出たいときに、とりあえずSortieを目指せばよし。大抵はその下にExitと書いてあることも多かったので、知らなくても困ることはなかったけども。

Doux / demi-sel

バターの無塩(doux)か、有塩(demi-sel)かの表記。有塩はsalé(塩分濃度がより濃い)もある。スーパーやデパートに行くとバターの種類が本当にえげつないので、お土産で買う場合はこの2つだけでも覚えていくと買いやすいと思います。

セル・ドゥ・メールというバター、粗塩入りでじゃりっと塩を感じて本当に美味しい、買って良かったです。現地では数ユーロだったと記憶しているけど日本で手に入れようと思ったら高すぎて泣ける・・・あと1つあるので大切に食べよう。

Pardon

英語の「Pardon?」は相手の話を聞きかえすときに語尾を上げて言う(…と中学校で習った)言葉だけども、フランスでは語尾を下げて(疑問符ではない)「ちょっとすみません」みたいな意味で使うそう。
自分で言う機会はなかったのだけど、エスカレーターで後ろから「Pardon, madame!」と聞こえたのでサッと道を通してあげることができました。覚えていって良かった。

声の主を通した後、その男性が「Merci!」と言って振り返ってくれて、こういうところフランスきだなあと思った。小さな親切に対してすぐ「すみません」と言う日本に対して、フランスは全部「ありがとう!」だった。
あとその男性、ティモシーシャラメ似でめちゃめちゃ格好良かったんだよ・・・

フランス語は少しは耳慣れしておいた方がいいかなと思ってDuolingoと言う言語学習アプリをやっていました。挨拶や簡単な言葉の発音はこれでかなり勉強になった!(課金しないと広告多すぎて使いづらいけど)
あとSpotifyでフランス語の日常会話を淡々と読み上げてくれるチャンネルがあって、それを歩きながら聞いたりして耳を慣らしていました。

自分で話す努力をしたからこそ現地の人の温かさに触れた経験もたくさんあったし、人見知り&緊張しいの私がここまでできたのは成功体験としてかなり自信がつきました。
この楽しかった経験を忘れずに、来年もヨーロッパへ飛びたいと思います🛫

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