今こそ文系と理系の壁を壊そう


国語ができるやつは数学できるし、その逆もまた然り。
実際のところ、学問は全て「国語」だと解釈できます。
つまり、国語ができるやつはどの教科もできるんです。

ではチョチョイと解説。

数学


そもそも1+1ってどういう意味でしょう?
「1に1を加えたら2になる」 これはいいですね?


次に、2×3は「2が3つあると6になる」 これもいいですね?


同様に、2÷3も、Σも、(x+1)^2も全部文章にできます。


で、今の時代、数学っていうのは、
「1に1を加えたら2になる」→「1+1」
このように、文章を数式に変換して、省略する+考えやすくするというものです。


ということは、数式→文章 に変換することもできるということです。
そして、文章に変換できた時、数式の意味も同時に理解できるのです。
なぜなら数式に込められた意味を読み解き、日本語になおしたということだからです。

理解できないものは説明できないでしょ?


つまり、数学というのは、「Σとはどういうことか」、「x^2+x+1とはどういうことか」、「y'=x+1とはどういうことか」
これらを、文章に変換することができれば理解できるものなのです。


つまり、新たな解釈として、「数学とは数に特化した言語」だと言うことができます。
(プログラミングをしている人はピンとくるかもしれません。)


問1「x+3とはどういうことか、30字以内で説明しなさい」

ほら、国語とおんなじ


その他の教科


「〜とはどういうことか、説明しなさい」
この問いを解ける人は、どんな教科だろうが朝飯前。
「I have a pen とはどういうことか」
「基質特異性とはどういうことか」などなど。
物理も数学と同じ理屈でいけます。


このように、国語ができると全ての教科をこなすことができます。
それは、人間が言語でコミュニケーションをとり、言語で思考しているからです。だから、言語を取り扱う国語は全ての学問の基礎となるのです。


まとめ


私たちは言語を使って思考しています。そのことからも、国語が全ての思考の土台であるということは自明の理でしょう。つまり、理系だから国語ができない、文系だから数学ができないというのは間違いなことが多い。


文章の意味がどういう意味なのか読み解ける人は、数式の意味も文章にして理解することができる。その逆もまた同じ。つまり、本当に国語ができる人は数学もできる。なんなら、その他の学問もできてしまうわけです。言語は思考の源ですから。


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