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【嗚呼、人生 vol.09】〜眠れない夜のひとりごと〜

月に何度か眠れない夜や、机に向かっているときに頭で考えていたことを立ち上がると忘れてしまうような、そんな時期があります。

座って作業してるときには覚えてたのに!なんで少し筋肉を動かしたくらいで、一瞬で、考えてたことを忘れるの??ばかなの自分??

なんて、自分に苛立つこともしばしばでした。この時期でなければ一瞬で終わることが非効率的になるせいで全てがうまく立ち行かなくなる、そんなことが多々あり、またその差が激しいので自他共に迷惑していることがよくありました。

でも、最近気付きました。
「自分が自分に苛立つ」って不健康になる要因を自分で生産してしまっているようなものなんですよね。
なので、
こうなってしまうのは私にはどうしようもないことだ
と俯瞰するよう努めるようになりました。

77億人いる世界人口のおよそ半分(あるいはもう少し少ないかもしれませんが)は毎月同じような症状に悩まされている。もちろん悩まされていない人もいるけど。症状は千差万別で一個人であっても月によって症状が違うこともざらなので一概には言えないのがこれの難しいところではあるんだけど。
それと同時に、その分野の研究が盛んに行われているのも事実。
という類のことに気付けてからは、月別に現れる症状に合った対処法を自分で調べたり、周りの人や専門家の方のお話を伺って手探りで探していこうと概観できるようになりました。

しんどいのに「いけいけごーごー」みたいなテンションで心身の調子ガン無視で突き進むことを美徳としていた自分で過去長い年月(ざっと10年くらいでしょうか)を過ごしていましたが、それをして得られるものは虚空のみと痛いほど身に染みたので、しんどいときは自分の気持ちに寄り添って自分に甘々で生きていこうと思います。その方が予定も調整できるし効率も上がるしある意味では一石二鳥かもしれません。もちろん経過観察が必要ですが。


甘々になって初めて人の痛みも自分のことの如く理解できるようになった気もします。


そうやって理解し合って助け合うような、そんな優しい世界に生きていたい、生きていきたいと、そんなことを思います。

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