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原点回帰

先日月一のマネージャーが集まる会議で、自分自身と会社を原点回帰して話しました。
私は自分の思いを言語化することが苦手なので、周りから見ると何を考えているのかわからなくなることも多いらしく
不安にさせてしまいがち、経営者としてはそれはまずいと分かっているのでここがいつも課題です。
また、人前で話すことも本当に苦手なので、話すときはしっかり準備が必要です。
今回も自分の考え方を時系列で話せるようにまとめてから話をしました。

・今に繋がる起点となった気づき
・そもそもなぜこの仕事を始めようと思ったか?
・会社のビジョンや世界観

話した後マネージャー達に感想を聞いたら
「すべてにストーリーがあって、なぜ今があるか理解できた」
「本物を追求する理由が分かった」
「先生の考え方を聞けたのは初めてだった」

など、思いや考え方をあらためて伝えることの大切さをしみじみと感じました。
今日はその中の「今に繋がる起点となった気づき」をシェアさせていただこうと思います。

私は20歳〜約10年美容師として働いていました。30歳を期に結婚して専業主婦になるのが夢で、思い通り専業主婦となりました。
でも結婚生活は思っていたものとは違って結局1年半で離婚してしまったのですが、その時自分で自由になるお金がほとんどなく依存するしかない状況を自分で作りだしていたことにやっと気づき、これまでの人生を振返ってこれでいいのかを自問自答し、「一花咲かせたい」と強く決意したのが31歳でした。

その時自分に約束したのが
「自分の力で生きていけるようになる」
 「誰かに必要とされる人になる」

すべてはそこから始まり今に至っているのですが、それまでの自分の言動を振り返ると情けないくらい起きたことに責任をとれない
傍観者で、いつでも逃げることができて責任を負わない極めて楽な立ち位置でした。
でもその傍観者を続けていることで失うものが何かが分かった時に、本気で自分を変えようと思ったのです。
その失うものとは、「責任感・信頼感・充実感・達成感・存在感」人間が生きていくうえで重要な5つの感。

責任感や信頼がないので、任せてもらえない。そうすると充実感や達成感を味わうことができない。そのうち自分という存在感さえも失われていく。
という非常に怖いループ。

これを知った時、自分の言動に責任をもち全ては自分が選択したことなんだ、すなわち「自分が源泉に立つ」生き方にしようとにきりかえようという努力
中々すぐにはできませんでしたが一つだけすぐにできることがありました、それは
誰かから何かを頼まれたとき、期待をかけてもらえた時、可能性を見つけてもらった時
絶対に口にしない言葉
「自信がない」「私なんか」「できない」「どうせ」「だって」
それまでは、環境が変われば自分も変われる、と思っていたのですが
この約束を守っていくことで「自分が変わることで環境が動く」が実際に起こっていったのです。

人生は選択の連続で、日々私たちは常に選択をして生きていて
今日何をするか、何を食べるか、何時に起きるか、
そのすべては自分自身が選択していて、起きたことは「自分が源泉」だという立場をとって「ではどうするかの行動」をとること。

このことに気づかせてくれた私のパートナーに、心から感謝しています。
次回は「誰かに必要とされる人になる」と決めてどんな行動をしてきたかを書いていきたいと思います。

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