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ベンチャー企業の産業医の選び方②紹介機関の決め方

こんにちは!20社の産業医を務めておりますベンチャー企業産業医です!

以前、産業医紹介会社を選ぶ際には、まず採用したい産業医像を明確化してくださいとお伝えしました。本日は、②産業医の紹介機関を決めるに関してお話ししたいと思います。

まだこちらをお読みではない方は、こちらを読んでからお進みください。

1. 医師会からの紹介

地域によっては、医師会は地元の開業している医師を企業に紹介しております。
※日本医師会では産業医の紹介は行っておりません。

地域の医師会にお願いすると、何名か候補者を紹介してくれる医師会もあれば、リストを渡されて各事業場から直接問い合わせするように案内される医師会など、まちまちです。
そのため、料金なども医師会によって変わってきます。

医師会からの紹介を希望する場合は、まずは近くの医師会に問い合わせてください。

医師会から紹介される産業医は、開業されている医師のため、基本的に年齢が高い傾向があります。企業様の平均年齢が高い場合は、日本医師会からの紹介が適していると思います。

≪メリット≫
・事業場近くで開院している医師が多い為、何かあった時に相談しやすい

≪デメリット≫
・医師会からの紹介は、報酬が割高になる傾向がある

2. 産業医紹介会社からの紹介

産業医紹介会社を利用する企業が増えています。特に人口の多い地域は顕著となっています。
産業医紹介会社は、貴社のニーズに合わせて、紹介会社に登録されている産業医を紹介してくれます。

例えば、「従業員の平均年齢が若いため、比較的若い医師が良い」ということであれば、その条件に近いかたを数名紹介してもらえます。

ただし、紹介会社に登録されている全ての産業医のリストから選ぶことはできず、案件に対して立候補した産業医が紹介されることになります。そのため、貴社のニーズが100%叶えられないことがあります。

≪メリット≫
・登録している産業医の中から、貴社の希望にあった産業医の紹介をお願いできる
・複数名と面接できるため、産業医の採用の幅が広がる

≪デメリット≫
・産業医との直接契約に比べて、紹介料やサービス料などがかかり割高になる。
・登録している産業医の中から案件ごとに立候補を募るため、必ずしも貴社の希望した産業医を紹介してもらえない


3. 知人や友人にお願いする

非常にレアケースですが、社内の方のお知り合いや友人にお願いするケースがあります。
紹介会社を通していないので、報酬が低く抑えられる傾向があります。

≪メリット≫
・産業医と直接契約するため、報酬が低く抑えられる。

≪デメリット≫
・産業医と合わなかった場合、再度一から産業医を探さなくてはならない。


〜まとめ〜

産業医を選ぶ際は、幅広く面接を行い、貴社にあった方を選ぶのがおすすめです。
コスト的には「2. 産業医紹介会社からの紹介」か「3. 知人や友人にお願いする」がおすすめです。お知り合いや友人で産業医がいる方はその方と、2の紹介会社に紹介してもらった産業医を面接してみて下さい。

〜インタビューのお願い〜

※産業医の採用経験がある もしくは現在採用を考えているベンチャー企業の人事の方へ

現在、noteでの発信内容を向上させるためにZoomにてヒアリングをお願いしております。クラウドワークスを通して、お支払いさせていただいております。

【 概要・目的 】
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【 方法 】
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