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【美食と音楽】超個性的な声=超高級食材!?

書いていることなんてほとんど必ず音楽の話なのに、時々まるで関係なさそうな、血迷ったタイトルをつけては楽しんでいますYoshikiです。

誕生日が過ぎたのにまだケーキを食べられていないんです。

Twitterのプロフィールに書き込んでしまうくらい甘いものが食べたい。
甘党なのに甘いもの禁止しているんです。それにはわけがありまして…
(→声のための食生活【声にいいこと・悪いこと】

あー暑いだるいパフェ食べたい。

今日は食事の話でもしましょうか。


高級食材はどうして高級なのか??

美味しいから!!と答えても可愛がられるのは小学生までです。

ですが答えは至って簡単。

少ない需要とさらに少ない供給です。
故に高級食材を庶民はあまり食べません。
物珍しいというのはそれだけでも価値になります。

ただし、ただ珍しければいいのか?というとそれは大きな間違いです。


珍しいものでも、味が一般的なものと全く同じであればさほど食品としての価値がつきませんし、
そもそもどうしようもなく食するのに不適切なものは売り物にすらなりません。

歌で言えば、見掛け倒しの歌手や上部のテクニックだけの歌手なんかも、どんなによく見えても「普通にすごい人」では一般的すぎて価値は尽きませんし、
個性があっても壊滅的に下手な場合は相手にされません。

ところが、個性が尖りすぎてしまった場合は異なります。

全体的なスペックでは普通食材としてギリギリ及第点、あるいはそれに一歩及ばないけれど、味の特性の一点に置いてのみ強烈な個性を持ち合わせている食材の場合は、単体では扱いに困るかもしれませんが、組み合わせ次第で普通の壁を越えるための大きな武器になり得ます。

歌の場合も、ある一点で強烈な個性があれば、総合力が高い他の歌手に勝ることは大いにあるわけです。
単に差別化と呼び捨ててしまうとチープですが、価値の付加の本質はそれなのかもしれません。

絵画でも似たようなことありますよね。
普通にうまい画家なのに独特すぎる絵を描く方なんて、普通にうまいだけの人より画力は低いことがザラにあるというのに、芸術的価値は凄まじく高く尽くし、他にはない衝撃、感動を与えてくれます。
最近だと野獣爆弾のくっきーさんなんてまさにその典型例ですよね(笑)

以前書いた記事、ワンピースに学ぶクリエイティブの秘訣【異なるジャンルの融合】でも書きましたが、個性の作り方というのは難しく、奥が深いです。
けれど、あまりこうして分析をしても結局大衆的、教則的、それこそ没個性的になりかねません。

本音をぶっちゃけると、
「いろいろ試してみるのもいいですが、本質的に個性がない方には個性での勝負する世界は向いていないんじゃないでしょうか??」
なんて思っているのですが

『そんなこと言わないで個性の作り方を教えてみてくださいよ!』
『っていうか自分が個性の作り方を知らないだけなんじゃないの?!』

なんて言われかねないのでヒントだけ出します。
↓この記事を読んでみましょう。
【ポリシー&モットー】「心構え」が芸術に及ぼす凄まじい効果

よく取り違えられるのですが、私は「指示」はしません。
私の指示に従って動いた途端、私がプロデュースするのと同じですからね。
全部指示を出した途端、それは私の表現(アーティスト活動)になってしまいます。お金のやり取りもなくそこまではしませんし、できません(笑)


まとめ

音楽と食事の共通点の話はこれに限らず、建築が凍った音楽に例えられたように、美食も建築に似ていて、同時に音楽のようでもあります。
料理にも階層(レイヤー)がありますからね。

それどころか、リズムがある分、建築より音楽に近いかもしれません。

でもご注意を。

そこそこいいお店でお寿司を食べた時に
「このマグロはハイハット!」
「こっちはロータムみたいな味!!」

なんて言ったら引かれるか笑われるかで理解はされません。
でも実際アタック感とか、帯域みたいなのは近かったんですけどね…

今日はここまで。

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