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【旅行記】2023春 スペイン①

事の発端は4年前の2020年3月、夫が欧州にいるうちに最後の旅行(スペイン/ベルギー/ルクセンブルグ)を計画していたのですが、コロナが世界中に蔓延し始めて、旅立つ2週間前に泣く泣く断念したのでした。
そして、コロナ禍もある程度落ち着いた2023年3月。スペイン・ポルトガルにリベンジ旅行へ!


■旅立ちの日

今回は深夜便で羽田からスペインへ。途中でロンドンのヒースロー空港を経由します。20時過ぎには羽田に到着し、サクララウンジでのんびり離陸時間まで待機。空港は思ったより賑やかで、3年前の世界に戻りつつあることを実感しました。

▲出発ゲートには長蛇の列!

1時間弱のディレイがあったものの、深夜2時頃に無事離陸!
深夜便の良いところは離陸後すぐに通常通りの睡眠がしやすいこと。半日以上の長時間フライトにも係わらずリズム感が掴みやすくて、時差ぼけにも悩まされませんでした。
朝にはお待ちかねの機内食!和食は若鶏と蓮根のおこわ、洋食はビーフシチューオムライスでどちらも美味しそう!

▲JALの機内食。ココナッツの甘い香りがアクセントのビーフシチュー

■ヒースロー空港

11時過ぎ頃、ヒースローに到着。乗り継ぎに4時間程あるので、手続きが終わった後は免税店をプラプラ。ハリー・ポッターグッズ専門店があるとは流石ロンドン!
ハロッズの紅茶やエリザベス女王の追悼メモリアルジグソーパズルなどを買い込んで、バルセロナ行きの飛行機へ搭乗。

▲ワクワクするショーウィンドウ!

■バルセロナに到着!

午後にバルセロナに到着。空は晴れ渡り日差しが眩しく、ラテンの空気を感じます!空港からバスで街の中心地であるカタルーニャ広場へ移動。宿泊ホテル「H10 キュービック 4* Sup」に荷物を置いた後、旧市街のゴシック地区を散策。凱旋門(バルセロナ万博が開催された際に建てられた門)を眺めてから、最初の観光地であるカサ・バトリョへ。

▲立派な凱旋門

■カサ・バトリョ

海をテーマとしたガウディ建設後期の作品。バトリョ家の邸宅を改装したものです。メインストリートのグラシア通りに接しており、隣にはバルセロナのチョコレート王と呼ばれるアマトリェール氏の邸宅、カサ・アマトリェールが並びます。

▲右から2番目の独特な建物がカサ・バトリョ

外観はバルコニーの様子から「骨の家」とも呼ばれています。屋根や壁は青や緑、オレンジといったカラフルな色合いで彩られています。一番上にあるチューリップ型のバルコニーでは有料の記念写真が撮影できるそうな。

▲バルコニーや柱の形が骨みたい?

入口でオーディオガイドが渡されます。日本語で解説してもらえるよ!特定のスポットにあるパネルの番号を選択すると音声ガイドが流れます。
入場チケットの種類によっては専用のタブレットが渡され、こちらも特定のスポットで画面を掲げるとAR映像が映るようになっています。

▲数か国語から選べるオーディオガイド

背骨のような形の階段を上って中央サロンへ。天井は渦巻き、窓の青いステンドグラスと水泡のような模様の大扉で、海中に潜っているかのよう。この扉を全開にして隣の部屋と繋げることで、大広間として利用していたようです。

▲洞窟や海底を彷彿とさせます
▲象徴的な色合いのステンドグラス

ダイニングルームの向こうにはテラスがあります。ここにもモザイクタイルの装飾が沢山!

▲不思議な形の突起は、植物を植えるプランターだそうです

内部の階段をぐるぐる上がるにつれて、吹き抜けが露わに。菱形のタイルで敷き詰められた壁は青色のグラデーションが美しいです。

▲吹き抜けの上部は濃い青
▲吹き抜けの下部に行くほど色が薄くなっていきます

屋根裏は白く塗りこめられたアーチが連なり、柔らかな印象。屋上テラスにある煙突や小部屋も独特な造形になっています。

▲アーチの形も異なり、色んな表情を見せてくれます
▲ドラゴンやカメレオンの背びれみたい?

テラスを見終えたら別ルートの非常階段から1階に戻ります。壁には建築家の隈研吾が制作した、長さの違う鎖を何層にも重ねる事で波の模様に見えるオブジェクトが設置されています。
出口前には「ガウディキューブ」というアトラクションがあり、小部屋に通されると360度スクリーンでガウディからのインスピレーションを受けた映像(?)が映し出されます。現代美術って難しい…

▲壁一面に鎖のカーテン
▲技術は凄いのでしょうが、なんだかよく分かりません…

■1日目の夕食

夕食はホテルの近くにあるレストラン「La Cuina de Laietana」へ。隣の2テーブルもまさかの日本人グループでした。
まずはスペインらしいものを!ということで、シャンピニオン(マッシュルーム)のアヒージョ、シーフードパエリア、スパニッシュオムレツを注文。

▲肝心の写真がぶれてたので、美味しそうなメニューをご覧ください…

アヒージョはクセもなく前菜にぴったり。パエリアは海鮮の出汁がよく効いています!ガーリックを効かせたトマトペーストを塗ったようなブルスケッタもオマケで頂きました。素材の味が生かされた良いお味でした。

スペイン②に続きます。


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