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【旅行記】2023春 スペイン③

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■3日目の朝食

同じホテルでの朝食。今日は観光地を4か所梯子するため、エネルギーをしっかりチャージ!

▲昨日はパンケーキ、今日はワッフル!

■カタルーニャ音楽堂

ホテルから徒歩で移動。この音楽堂もサン・パウ病院同様、モンタネールによる建築で彼の作品でも最高傑作ともいわれています。オルフェオ・カタラ合唱団のために建設され、現在もコンサートやオペラ、フラメンコショーなどの演目で使用されています。

▲路地裏にひっそりと佇んでいます
▲1階のカフェテリアも洗練された雰囲気!

2階にあるホールの向かいの控室には巨大なシャンデリアとステンドグラスで彩られています。
バルコニーにある柱のモザイクは一つひとつの模様が異なっており、様々な表情を見せてくれます。

▲鉄製のシャンデリアは数百キロあるらしい…
▲色んな花柄模様がデザインされ、まるで庭園のよう

2階建ての大ホールの天井には太陽のようなステンドグラスが輝き、左右からは巨大な彫像がせり出して一つの世界を創り出しています。

▲今にも何かの物語が始まりそう!

見学時は正面にある巨大なパイプオルガンの清掃を行っており、暫く作業風景を楽しみました。こんな素敵な会場で演奏できるとしたら光栄だろうなあ。 

■サン・ジュセップ市場

▲多くの人で賑わう市場

メトロの「Liceu」駅で降車し、地上に上がると目の前にある市場。9世紀前半に創設された、バルセロナで最も歴史があり最大の規模を誇ります。
生鮮食品からスパイス、ドライフルーツ、お惣菜などのお店が所狭しと並びます。食べ歩きには持ってこい!

▲吊るされている生ハム原木の迫力!

ハムとチーズのエンパナーダ(パイ包み)、カットフルーツを詰め込んだマセドニア(フルーツサラダ)のカップを買って、おやつタイムを満喫。
お酒が好きならイベリコ豚のハムをクレープのように巻いたものや、カルパスの入ったタパスなどがおつまみに合いそうです。

▲ちょっとしたおやつが沢山売っているので、小腹を満たすのにぴったり
ガラスケースの中にあるのがエンパナーダ

■グエル邸

サン・ジュセップ市場から歩くこと5分ほど。グエル公園でもお馴染み、ガウディのパトロンであるグエル氏の邸宅として造られたグエル邸を見学。ガウディ初期の作品です。

▲ウネウネとした特徴的なアーチ

受付で日本語対応のオーディオガイドとパンフレットが渡されるのでルートに従って進みます。まずは地下から。広大な厩舎が広がっています。

▲洞窟のような厩舎。何頭もの馬が飼育されていたのでしょうか
▲出入口付近には邸宅全体の模型があり、細部を確認できます

1階の馬車置き場、玄関ホールを抜けて2階へ。赤と黄色の絢爛な絨毯やステンドグラスが見事です。邸宅には沢山の大理石が使われており、豪奢な造りとなっています。

▲遠慮がちに絨毯を踏みしめて2階へ
▲ステンドグラスにはグエル氏のイニシャル入りの紋章が

2階には交流用のサロンやホール、礼拝堂や食堂などがあります。どこの部屋も特徴的な装飾が施され、当時の華やかな生活ぶりをうかがえます。
特に見どころは吹き抜けのある大広間。演奏するときは部屋全体に音色が響き渡ったことでしょう。

▲ステンドグラスがあるサロンでのピアノの練習は憧れます
▲ガラス越しから見た食堂。壁際のレリーフの細かさと言ったら!

3階に上がると居間や家族の各寝室、浴室などグエル家の居住空間となっています。アールヌーヴォー調の美しいデザインの家具が置かれ、上品な設えとなっていました。

▲2階から3階にかけての踊り場にあった手すり
箱根の寄木細工みたい

最後に屋上に上がると、ガウディらしさが溢れる個性豊かな煙突たちが所々に立っています。

▲屋上のカラフルな煙突たち。ショップには煙突の模型も販売されていました

スペイン④に続きます。

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