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日本一応援されるアスリート「羽生結弦」を同世代アスリートがその凄さを解説してみた



こんにちは!HADO&Xballプレーヤーのこーすけです。


今回は僕のnoteのシリーズ「応援」というテーマの中でも、個人のスポーツ選手としては「日本で一番の人気のあるアスリート」と言い切れる選手を紹介していきます。


羽生結弦

フィギュアスケート、現在の世界最高選手と言っていいでしょう。

現在の世界ランキング1位、ソチ五輪、平昌五輪とオリンピックで2連覇を達成。

(つい昨日、全日本選手権で優勝しましたね!)

怪我明けで出場した平昌五輪での金メダルは多くの人を感動させた演技でしたね。様々なエピソードがメディアでは語られていて、ご存知の方も多いはずです。

僕は面識あるわけでもなく、フィギュアスケートの専門家でもないので様々な数字から羽生結弦選手のすごさを伝えていきます。


ではいきましょう!


視聴率

こちらは、昨年末に行われた日本選手権の中継の数字です。

視聴率は平均16・2%。瞬間最高視聴率は午後9時20分、25・0%を記録。4年ぶり出場でショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(25)=ANA=の得点が出た場面だった。


これがどれくらいの数字なのか、他の国内最高峰の試合と比較してみました。

2019年 川崎フロンターレVS浦和レッズ

FUJI XEROX SUPER CUPの中継の視聴率は4.3%
時間帯はお昼頃と単純に比較対象にはなりませんし、現地で観戦した人も5万人近くいます。


プロ野球 日本シリーズ

ソフトバンクvs巨人が第4戦目の優勝が決まった試合が11.8%。


サッカーも野球も競技人口は多く、チーム単位でのスポーツです。日本代表の試合となると、海外組の選手も集まるので注目は高くなると思いますが、遥かに競技人口の少ないフィギュアスケートがここまで視聴率の高いスポーツという点がすごいですよね。


ちなみに僕のプレー動画は150回再生です。

https://m.youtube.com/watch?v=JbaTivUseoM

頑張ります。


物販

①Blu-ray、DVD

BDが初週で2.8万枚。「オリコン週間Blu-ray Disc(以下BD)ランキング」で1位を獲ったのはスポーツでは初。

ちなみにこちら、Blu-rayが11000円、DVDが8800円です。(いずれも税込み)
単純計算で1つ1万円で売れたとすると、一週間で2.8億円の売上です。

②雑誌

1週間で2万部超売り上げ。

ファンなら絶対手に入れておきたいですよね。

③写真集

個人の写真集、2014年のときに週間2.3万部の売上。
その年に発売されていた『三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE』の1.1万部の2倍という数字でした。



これら3つを見ると、ファンの中でもコアなファンは約2万人程度はいると言っても良さそうですね。

大会になると、全員が現地で観戦できるわけでもないですし、サッカー、野球、バスケットほど試合数も多くないので、生観戦の価値は凄まじいのではないかと思っています。

年間ホームゲームで70試合あるプロ野球で、観客動員数が巨人や阪神は平均4万人を越えていることは普通にすごいことですけど。


ですが、ちなみにフィギュアスケートの競技人口知ってますか?

こちらの記事によると、5300人程度だそうです。
他のスポーツに比べれると圧倒的に競技者が少ないですよね。

https://www.news-postseven.com/archives/20171120_631558.html

なぜここまでフィギュアスケートの人気があるのかは、別の機会のnoteで書きたいと思いました。


ちなみにHADOの競技者は現在、公式チームが36チーム。1チームあたり3〜6人いますが、間をとって4.5人×36チームとするとプレーヤーは160人程度ですね。

その中でもコアに活動しているのは約100人と言ったところでしょうか。

https://hado-official.com/ranking/



数々のスポーツがある中で、フィギュアスケートの人気度はすごいですし、個人でこれほどの人気を得ているアスリートは彼くらいでしょう。


まあ、ここまで読んできて、これくらいたくさんの物が売れて、めっちゃ稼いでるんだろうなー!とか思った人、いるんじゃないですかね?

(ファンの方々はそういう見方をしてないと思いますが)


ここからは、また別の意味で、アスリートとしての価値を証明している数字を出していきます。

寄付


①LINEスタンプ

こちらは日本財団の会長さんのブログより引用。

今回はLINE株式会社が推進する社会貢献活動「LINE SMILE + PROJECT」の一環として、フィギュアスケーターの第一人者で多くのファンを抱える「羽生結弦SMILEスタンプ」の売上を、3.11の東日本大震災の記憶を忘れずに災害に備える重要性から、日本財団の「災害復興支援特別基金」へ総額3,385万2,715円が届けられた。


羽生結弦選手のLINEスタンプ。
ちなみにこちら、1つ240円です。単純計算すると、、、14万人の方が購入している計算になりますね。影響力のすごさを実感します。

羽生結弦選手も震災当時は現地のスケートリンクで練習していましたが、ここで語らなくても当時のエピソードはおそらく知っている方も多いことでしょう。

羽生選手のバックグラウンドと、そしてこのプロジェクトがリンクしていて、共感したファンも多くいたことだと思います。


②アイスリンク

寄附金額、累計約3000万円を地元である仙台の「アイスリンク仙台」に寄付していました。

1個人の選手がこの額を地元のリンクに寄付していることに驚きますよね。
まだ、25歳です。


僕と同じ1994年の世代なんですよ。


ちなみに、この世代は野球なら大谷翔平選手、サッカーでは早生まれで南野拓実選手、競泳では瀬戸大也選手、バドミントンは桃田賢斗選手、スピードスケートの高木美帆選手。

なかなかスポーツ界のスター選手が揃っているんですよね。


話は脱線しましたが、羽生結弦選手のすごさ、人気度、伝わりましたか?

数字で見せられると改て、そのファンの多さ、熱量、彼自身の影響力、実績を実感できたと思います。

いろいろと調べながら書いていましたが、単純に「すごい」という一言が漏れていました。

なぜ羽生結弦を応援しているのか、どんな応援するきっかけがあったのか、是非ファンの方にも聞いてみたいですね。

最後に


今、アスリートにできることはとても限られている状況になっています。

スポーツのできない今、トレーニング動画を発信したり、ファンとの交流を企画したりと、試合以外の価値を模索しているのではないでしょうか。

全ての環境が整い、ファンがいるからこそプロスポーツは成り立っていると言えます。

試合ができなければ、何もやることがない。

そんなアスリートにはなりたくない!と実感している、HADO&Xballプレーヤーのこーすけでした。


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