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  • 逆噴射小説収容所

    逆噴射小説大賞に投稿させていただいた作品をまとめております。 続きは書くのか書かないのか、反響によるのです

  • ドネート用ページ

    Twitterやpixivなどで公開しているわたくしの作品を見て「おっこいつええな!」って思ったりドネートをしたくなって仕方ない人はお願いしますおこずかいほしいんです 10円でも良かったんだけど100円からしか設定できないのね。

  • 【オリジナル】さつじんき【漫画】

    昔描き殴ったもの。 さつじんきの少女と弁護士、刑事と。

  • note、始めました?

    果たしておこずかいは稼げるのか?

  • ぶぶぜら!

    昔描いた四コマですだ 新感覚音楽四コマ。

最近の記事

死神☆アイドル♪プロジェクト~ディア❤ボリカ~

俺が彼女をスカウトしたのは、彼女に理想のアイドルを見たからだ。 「死神アイドル」天童かりんのライブが始まる。 100人もいない小さなライブ会場。 盛り上がり始めた矢先、観客が次々と倒れていく。 倒れた観客達は弱々しく立ち上がり手を振り上げる。満面の笑みだ。 ステージ上の彼女が微笑み、マイクと一体となったそれを振る。 再び客が倒れる音がした。そしてまた立ち上がる。満面の笑みで。 照明のせいか、盛り上がる客達がうっすら輝いて見える。彼女の笑顔も一層輝いていく。目的を果たせるか

    • ザッツマイン!~怪盗マイスと我が物の秘宝~

      世間を賑わす怪盗…その正体が学園の生徒だとは、誰も知るまい。 蒸気戦争終結から10年。 ようやく皆が平和な日々を噛み締め始める頃だ。 あの戦争がなんだったかなんてもうどうだっていい。 けど大人達は言う。この平和な日々こそ求めていた「宝」なんだって。 僕は、それが欲しいと思った── 「瑞樹!昨日の事件知ってる?」 耳聡い瞳美が早速昨夜の話に目を輝かせている。 「西区第二美術館に!神出鬼没の怪盗マイスが!」 「またあの怪盗か?」 突っ伏して寝ていたのに、お構いなしに話かけて

      • 探偵ゲヱム

        街外れの喫茶店で、憧れの名探偵に会うことが出来た。偶然だ。 時折新聞の地方欄にまで載るような活躍をしていて、その記事をスクラップしたノートをいつもかばんに忍ばせているほど憧れていた探偵だ。 声をかけると意外なほど気さくに応じてくれた。思わず矢継ぎ早に質問をしてしまう。彼は暇をつぶすように、けれど決して嫌な顔をせずに俺の質問に答えてくれた。ひとつひとつ、彼の身なりのように丁寧に。 「基本的には人やモノ探しが仕事の中心さ。あとは浮気調査。僕は至って普通の探偵だよ」 「やっぱり

        • PandraBOX

          遥か昔。 開けてはならぬ箱があった。 火を得た人類がそれに至るのは必然だった。 やがて一人の女がそれに触れた。 箱は開かれた。全ての災厄が、全ての絶望が解き放たれたのだ。 女は、自分の為した行いを知った。 開けてはならぬと知っていたのに。 絶望は彼女すら満たした。「後悔」の名を持つ絶望だった。 「やってくれたなぁ」 ふと、知らぬ声が彼女の耳に聞こえた。誰が?どこから? 全てを吐き出したはずの箱が蠢く。そして言った。 「あいつらはな、ずっと昔にオイラに封印されてた連中さ」

        死神☆アイドル♪プロジェクト~ディア❤ボリカ~

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        記事

          きょうふのてらおくん

          僕には不思議な力がある。中二病真っ盛りな年頃ではあるが、これは本当の話だ。 両親や周囲の人々がこの力に気付いたのは幼稚園の頃。自覚し始めたのは小学校に入ってから。今では多少コントロール出来るが、基本的にパッシブな…パッシブっていうのは…各自検索してほしい。 それがどんな力かというと… 「…イテッ」 肩がぶつかる…いや、少し掠った程度だ。相手の男子高校生はこちらがチビだからって端から舐めてかかってくる。僕は、こういうのは慣れてる。 「おいチビ」 ほら。まあ、見た目もモロにナー

          きょうふのてらおくん

          トリックオアトリイト

          この時期になると思い出す。 奴の名は「トリイト」 遂に奴を逮捕することは叶わなかった。 逮捕されるほどの犯罪はしてないからだ。 奴のやることなすこと全てが「いたずら」止まりだった。 勿論、迷惑防止条例とかで逮捕も可能だったろう。 だが…奴がしたことは大抵、驚かし程度だったり、物が勝手に動いたり。 どれもこれも「いたずら」なんだ。それも手の込んだトリックを使った。 時には、大胆にも有力な政治家とか警察幹部なんかを相手に「いたずら」を仕掛ける。 そして…そんな「いたずら」に掛か

          トリックオアトリイト

          読めない物語

                                                                                                                                                                                                                                                         

          読めない物語

          ヒトリシナズ

          目が覚めると、私は死んでいた。 今度は胸を一突きか。こういうのは痛いから嫌だ。 起き上がり、深々と突き刺さった剣を抜く。 火の手はもう既に収っている。戦火に巻き込まれるのも慣れた。 ただ、いくら死なない身体とはいっても痛いものは痛い。 死なない。否、死ねない。 私は死ぬ事が出来ない。 クソッタレの悪魔に押し付けられた契約だ。私は死ねない。人類を滅ぼすまで。 周りを見渡す。そこかしこに死体。私がやった。死ぬために。でもこれじゃ焼け石に水だ。 どれだけ人類がいると思ってる

          ヒトリシナズ

          ファイナル相撲レジェンド マスラオ

          「はっけよい!」 行司の掛け声と同時に、乙枯山の首が飛ぶ。 これではもう髷も結えまい。 「死んだら終わり」とはよく言ったものだ。 土俵に血が流れる度、土俵は鳴動する。4527人の力士の血を吸い上げた暁には、伝説の力士、横綱を越えし史上唯一の「縦綱」暗剛琉喪亜が蘇る…予言書にはそう書かれている。 本日最後の大一番、横綱倍胡座と大関升羅王の取組すらも予言されたものだ…そしてこの取組が終ったとき、そのときこそこの世界の終わり「千秋楽」が訪れるのだ。 行司が軍配を翻す。待ったな

          ファイナル相撲レジェンド マスラオ

          タンハンター すずめ

          彼女は喋る事が出来ない。 ただ黙々と「敵」の「舌」を狩る。 それで呪いが解けると信じているのだ。 それは、哀れな事だと思う。 「この穴だ」 森の奥も奥だ。正直言ってもう帰りたい。 この穴への案内は三度も断ったのに、それでも引き受けたのは、彼女の腕前を信頼したからなのだが…。 「…」 手を細かに動かして何かを伝える。よくわからんが、ここで待てという事だろう。大きく頷く。 彼女の腰には多数の「刃」。脇差ほどの刀が二振。バラバラの形の小刀が多い。鋸刃もある。そして…大鋏。その

          タンハンター すずめ

          跳人ウサギオー!

          現代日本! 今なお続く不況の影、暗躍する悪の気配! 暗黒の時代に輝くは正義の光! 超越の力で悪をなぎ倒せ! その名はウサギオー! 長い耳で悲鳴を聞き、常人の三倍の脚力で駆け抜けろ! 跳人ウサギオー!跳べ!ウサギオー! 「というわけゴボふ」 兄ちゃんが口を開く前に、蹴りが入っていた。壁を突き抜けるとは思わなかったのでちょっと唖然とした。それで多少は冷静になれたけど、しかしこの状況は…。 「…言うことはそれだけか」 「まて、話せばわかる」 「この耳っぽいのは何」 「それこそが

          跳人ウサギオー!

          僕と彼女の滅亡計画

          酒を呑み、猫を撫でながら思うのは、なんとも上手くいかないこの人生と世界のことだ。 給料は上がらない。女性との縁もない。猫はかわいい。思わず呟いていた。 「いっそ世界を滅ぼす力か、彼女が欲しい」 膝の上の猫は神妙な顔をしている。「何を言っているんだ」と思っているのだろう。仮に言葉を理解できたとしても「何を言っているんだ」という顔をしている。 まあ、願うくらいでは何も変わらない。神様なんていないのだから。 ピンポーン 夜8時。こんな夜中に呼び鈴が鳴る。どこの誰だ。 ピ

          僕と彼女の滅亡計画

          ~ある小説家崩れの日記より~

          近頃、とある小説大賞が話題だ。 なんでも、長編小説の冒頭400文字を応募するのだという。 面白い。 400字。ツイート三回分といったところか。常日頃ツイッターに没頭していればたいした数字では内容にも思える。 されど400字。しかもその文字数で書くのは「長編小説の冒頭」。言い換えれば、話のツカミということだろう。 これは難題だ。 物語の冒頭とは、大げさに言えばその物語の全てを決めると言っても良い。それをわずか400字でだ。その中で、物語の方向性だとか登場人物だとかの説明を無理な

          ~ある小説家崩れの日記より~

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          猫の日、そしてニンジャの日! 過去にこんなものを描いていた! ◆ニンジャ名鑑#K【ホーリィナイト】◆ ニンジャソウルの憑依した黒猫。ある絵描きに拾われるが彼もろともニンジャに襲われ、彼の遺言と共に彼の恋人の元へと走る。 なお、某グループの楽曲とは実際関係がないのでご安心ください。

          猫の日、そしてニンジャの日! 過去にこんなものを描いていた! ◆ニンジャ名鑑#K【ホーリィナイト】◆ ニンジャソウルの憑依した黒猫。ある絵描きに拾われるが彼もろともニンジャに襲われ、彼の遺言と共に彼の恋人の元へと走る。 なお、某グループの楽曲とは実際関係がないのでご安心ください。

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          【オリジナル】さつじんき【未完】

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