見出し画像

気をゆるめる・ゆるす

すでに抑うつ状態にあるとき、「休息をとりなさい」と医師に言われます。しかし、これがなかなか出来ない。寝ようと思っても眠れず、寝ても寝た感じもしない。

わたしは1年間、とにかくすぐに疲れるほど精神的にも肉体的にも疲労している抑うつ状態だったとき、会社を休職していて時間はいくらでもあったのですが、一向に回復することが出来ずに居ました。

今思うと原因は大きく2つ。

1,頑張り過ぎたり、我慢しすぎた時間が長かったり、極度な緊張状態に置かれた後は、体も心も強ばっていて、緊張の解き方がわからなくなっている。

2,休んでもよいと自分を許せない。

だったと思っています。

物理的に体にも力が入りすぎて強張ったままの筋肉や、緩めることすら忘れた筋や関節や姿勢。痛い状態がさらに緊張を生んでいました。私がこれを解決した方法は「整体」と「ヨガ」でした。

特に、ヨガは、深い呼吸とともに体の芯から解いていくことを行えるため、どっと疲れがでてしっかり眠れるようになってきました。睡眠がとれるようになれば回復できる体力が得られるようになります。

2つ目については、やりたくてやっていた仕事ができなかったこと、他の人が頑張っているのに・・・という気持ちだったなアと記憶しています。
「後悔」にも似たような・・・。
これを解消するのにはすごく時間がかかりました。自分ができていないことを「納得」しないと抜けられないからです。
体が元気になってきたら、受け入れる準備が少し整います。仕事以外の小さな良いことが、「後悔」を薄れさせてくれるように思います。忘れることがないけれど気にならなくなってくるという感覚でしょうか。

時間がたって忘れさせてもらえるのは、元気な人のみだと思います。

まずは、体を少しでも元気にすること、小さい幸福感やいいことを、時間経過とともに増やしていくこと。それを疑わずそこに集中して、弱弱しくとも抜け出すつもりで日々の行動を少しでも変えていくことが大事だと思います。

どうしても元気がない、一番底辺のときは、誰かに頼って体をマッサージしてもらったり整体にいってくださいね。そこからで十分です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?