見出し画像

自分のための小さな逃げ場

ストレスを避けるように工夫したり、規則ただしい毎日を心がけていても、感情の落ちこみやイライラ・焦りなどが心を支配して、どうしようもない日があります。

昨日まで、普通にすごしていたと思っていたのに、朝起きたら、妙にそわそわとして不安な感じがどんよりとしているのです。

今朝もそうでした。

こんなに天気がよくて爽やかな日なのに、なんだか嫌な感じがする。特に根拠や原因があるわけではありません。

昼になって、そんな気分が気づいたらなくなっている時もあります。何かがきっかけになって気分転換できる、とか、スイッチがちゃんと入って動けるとか。焦燥感や不安感がどこかに消えていれば、もう別に気にすることはありません。

だけど、それが何日も続いたとき。アレコレ考えて見ても気分が晴れないとき。自分が少し安心できる「逃げ場」に逃げます。

ニュートラルに近くなれる、安心できる、怖くない逃げ場。

それをしている時、そこにいる時、「まだ大丈夫」と思える逃げ場。

・いつ聞いても美しいなと思うJAZZのピアノ曲
・木のぬくもりのある暖かい光のカフェ&温かいソイラテ
・元気だったとき感動した風景。(昔住んでた街の川沿いをビルから見る)
・何度読んでも感動してしまう漫画・映画
・ただひたすらソリティア

落ち着かない気持ちや不安に、ますます不安になるスパイラルダウンに陥らないよう、心地よさや気持ちよさを少しでも感じることができると、気分の悪さを一時的に忘れることができます。

駄目なときって、今までもずっとこの先も駄目なんだと思ってしまいますが、逃げ場で感じた少しの心地よさは、「そうじゃなかった。今だけだ」と気づかせてくれます。

元気なときには、逃げ場になりそうなトコロを見つけておくと、いいかもしれません。

雨が降っていて手元に傘がない時には、雨宿りをしたらいいと思います。無理して風邪を引くこともないのです。

雨はじきに上がりますますから。


※上に記載した例は、わたしの「逃げ場」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?