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ECOALF/エコアルフ


「リサイクル」という言葉が免罪符になっていた


過去の自分を振り返って、最近よく思うことです。

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ファストファッションがアパレル市場の大部分を占め、服が大量に生産されるようになりました。世の中のこのような流れは、私たちの生活にどのようなスパイラルを生み出したかと言うと…👇

大量生産 → 単価低下 → 消費スパン短縮 → 大量廃棄

安く購入することのできるが故に、少しのほつれで廃棄をしたり、大事に使おうという気持ちが薄れてしまったりしているのが現状だと思います。

自分自身もファストブランドを「消耗品」として捉え、定期的に入れ替えるのを前提に購入・廃棄を繰り返していたひとりでした。

あまり知られていませんが、日本では、年間8億枚の洋服が新品のまま廃棄されています(中村・藤田, 2019, p.158)。これは、日本で供給されている服の4枚に1枚は新品のまま捨てられている計算になります。

「安さ」の裏には必ずどこかに歪が生じています。その歪には様々なかたちがあり、児童労働であったり、外国人の低賃金労働であったり、大量廃棄であったりします。

「リサイクルできるから良い」という安易な発想を改めなければいけない、環境問題やアニマルライツ問題を勉強していく中で最近そう強く感じています。

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さて、今日はサステナブルブランドのご紹介です。

スクリーンショット (26)

ECOALF HP

"Because there is no planet B"
第2の地球はないのだから


このスローガンのもと、ECOALFではすべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材で作っています。以下は会社の理念👇

VISION:地球環境を無視した自然資源の活用をしない。
MISSION:リサイクルされていない製品と同等の品質・
デザインの製品をつくる。

今年に入って、リサイクルペットボトルで作られたダウンを購入しました。ペットボトルで作られているとは思えないほど温かいです。本当に驚き。

今まで使っていたダウンはクリーニングが必要でしたが、なんと、リサイクルダウンは自宅で洗濯ができます!!👏

お手入れも簡単で、環境への負荷も低いのがECOALFの特徴。

気になる方、ぜひチェックしてみてください!☺

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スクリーンショット (25)

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[HP]
https://ecoalf.jp/

[見出し写真]
https://ourgoodbrands.com/ecoalf-100-recycled-plastic-fashion-oceans/

【参考文献】

中村和代・藤田さつき (2019) 『大量廃棄社会』 光文社



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