息の根が止まりがちなひとのために。RYT 500 #5「医師が教える自律神経調整のための呼吸法」
呼吸、止まってます。
いやいや、生きてるんだからと思いがちですが、
忙しい時の自分の呼吸を観察してみると
「あ、止まってる」って感じがあったりするのです。
今週の私、かなり止まっていたと思われます・・・。
今日中に提出しなければいけない2つの締め切りがありまして・・・。
(フリーランスで、コピーライターを生業としております)
あぁ。また呼吸止まりそう・・・。
今日の講座のテーマは「医師が教える自律神経調整のための呼吸法」です。
9時スタート、3時間30分の講座でした。
日曜の朝ですが、気合い入れてスタート。
実は午後ももう一コマあるのです・・・。
1日がっつりがんばる!
先生が出ていた、テレビ見てました。
本日の齊藤素子先生は、タイトル通り医師であり、医学博士でもありヨガの指導者でもあります。
エビデンスのあるヨガというのが、OMYOGAの特徴なでRYT500のカリキュラムの「医師に聞く」シリーズでもある今日の講座は、そのど真ん中という感じです。
先日NHKの呼吸法についての番組に、素子先生監修者として出演されていました。短い番組でしたが「なるほど!」と思うことが多々あったので、今日も期待して参加しました。
この番組を見たのをきっかけに、こまめに心拍数を測るようにもなったし。
その反面、呼吸ってアーサナに比べてなんか地味だし、瞑想に比べてなんか単純な気がするし・・・と、実はそんなに積極的に学んでこなかった分野でもあるのでした。
呼吸法がすごいってことは、まぁ知ってはいるのだけれど。
体感しながら、学びは進む。
まず呼吸に意識を向けて、静かに座っていきます。
今、自分の呼吸がどういう状態なのかを、観る。
これだけのことでも、すでに意識が散漫になってるな、私・・・。
その後で、受講生の自己紹介がはじまりました。
みなさん意欲的です。
これだけでもう刺激になります。
そして先生がもう一度、静かに座って再度呼吸を観るよう指示が。
おやおやおや?
もうすでに、さっきの呼吸とは変わっている。
お腹ではなくて、胸のあたりで呼吸をしている感じ。
呼吸が浅い、上で呼吸しているという印象です。
意識してる範囲では、あまり緊張は感じていなかったのだけど。
ここで脈を測りました。
74。
いつもこれくらいの感じです。
ちなみに40代女性の平均心拍数は、1分間に60〜80回。
なので、もう少し低くありたいなぁと常日頃思っています。
このあと、横になって先生の誘導でプラーナヤーマ(調気法)を行いました。
寝落ちしそうになったww
あぶないww
終了後、再度、脈の測定。
比較するためには、同じ姿勢で取ることが大事。
座りなおします。
脈拍数、66。
おぉー。
今日はたくさん実践があるとのこと。
体験しながら学ぶっていいなぁ。
瞑想の誘導にも通じる、呼吸法の誘導。
実際にプラーナヤーマを体験しながらも、その誘導のポイントも学びます。
他の受講生が感じている感覚と、自分の感覚との違いを知ることで気づきもありました。
ヨガインストラクターとして生徒さんと向き合う場合に、ここは忘れてはいけないところ。
呼吸法は、万能ではない。
呼吸法の魅力として、私が強く感じているのは
頭ん中、はちゃめちゃからの解放です。
頭の中で勝手におしゃべりがはじまる、
マインドワンダリングを止めてくれるのです。
これは私が瞑想にはまった理由の1つでもあります。
瞑想の方法として、呼吸に意識をむけるのは初心者さんにも有効な方法です。吸うと吐くという体の動きを介して、集中しやすくなるからです。
でもでもそれでも、やっぱりごちゃつくことはあります。
私もそうだし。
質問コーナーで、
「瞑想やプラーナヤーマやってらんない!とにかく動きたい!」
という生徒さんに対しての対処法をお聞きしました。
その生徒さんは、出産直後だそうです。
これに対して、先生からのアドバイスのひとつとして、
呼吸法は誰にでもいいものだと思い過ぎて、押し付けてはいけない、と。
人によっては合わないことも、今じゃないタイミングもあるのです。
アーユルヴェーダと呼吸法。
続けて、先生はその落ち着かないという生徒さんは、
「アーユルヴェーダ的には「ヴァータ(風の要素)」が出産の影響で強くなっているのではないか」と感じるとのことでした。
目から鱗。
私もアーユルヴェーダをちょっぴりかじりましたが、
そこからのアプローチと組み合わせることを考えてなかったのです。
私も体質はヴァータ。
とまってられない。
いつもあれこれ考えちゃうタイプ。
最近の私が瞑想に集中できないのは、それが強くなってるからだなと、
繋がってるようで繋がっていなかった点と点が線になる瞬間でした。
午後からの「インド伝統のプラーナヤーマ」の講座も楽しみです!