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過呼吸には、紙袋!だと思ってた。 RYT 500 #18 「MTY100医師に聞くヨガの話 循環呼吸生理学」

今回の講座は、医師に聞くシリーズ!
「MTY100医師に聞くヨガの話 循環呼吸生理学」
ってMTYってなんだろ……。
10/15(土) 9:00-12:30 のオンライン講座に出られなかったので
その時の録画動画の視聴です。


講師紹介

今回教えてくださるのは、中野陽子先生です。
東京の美容医療のクリニック、Art Lounge Clinic院長先生です。
医学の知識に基づいて、ヨガも教えていらっしゃいます。
「医師に聞く」シリーズを受けていると、
ほんとお医者さんのヨガって最強じゃんって思っちゃいます。

オムヨガのテキストは医師監修なのですが、その監修も。
しかも、ミセスインターナショナルのファイナリスト!

今日の講座は
中野先生の「タイトルは漢字多めだけど、堅苦しくないよ」
から、はじまりました♪


自然な美しさ、内側も外側も

いきなり心を掴まれる案件から。
「顔についての解剖学」

加齢に伴う皮膚のたるみとかの話からはじまるとは思わなかった笑
ボトックスの話も聞けちゃった。

でも美しさって大事。
ここでの美しさは、内側も外側もウェルネスな状態にあること。

そこでヨガです。
ヨガ✖️生理学とは、
ヨガの視点からからだという小宇宙を整えていく。


MTYとはM=Medical, T=Therapy,Y=Yogaの略だって。

MTYとヨガと生理学が掛け合わされることで、
普段のクラスには深みが出て、
違う角度からもヨガを見つめることができるとのこと。

うんうん。

セラピカルヨガを実際に行うときに、
正しい知識があれば、自信をもって安全に行える、と。

うんうん。

医師に聞くシリーズでいつも感じる。
それな!です。


過呼吸対策は、とりあえず紙袋だと思ってました

レッスンの最後のシャバーサナで
どこからか「ごぉぉぉー」っていびきが聞こえてくることありませんか?

あれ聞くと、
自分もどっかでやってんじゃないかなと思ったりする……。

これには気道を確保するポジションをお伝えすればいい。
この方法も教えてもらいました。

シャバーサナでリラックス状態に導くところでは、
いびきだけでなく、
精神的に追い詰められていたり、ストレスがあったりすると
いわゆるパニック状態になっちゃう人もいるらしいのです。

過呼吸とかも、そのひとつ。
過呼吸対策といえば、
紙袋を口に当てて呼吸させろっていうイメージありません?

あれって少し前の情報らしいんです。
ご存知でしたでしょうか?
今はあまり推奨されないんだって。

理由は、
血液中の酸素濃度が低くなりすぎたり、
炭酸ガス濃度が過度に上昇したりする可能性があるため。


知らなかった!

じゃあどうすればいいの? については、

・まずは安心させてあげる 
(背中をさする等。手が痺れてても呼吸が落ち着いたら症状が消えることも伝えてあげる)
・一緒に呼吸のリズムを作る


ヨガインストラクターなら知っておきたいところだけど、
そうじゃなくても知識のアップデートだいじだなぁ。

いわゆる睡眠時無呼吸症候群のことも教えてもらいましたが、
これを知っていれば、心筋梗塞などの合併症を引き起こすこれらを、
いびきをかいている生徒さんに指摘してあげることもできます。

もちろん、かなりお互いの信頼がないと、ですけどね。
いきなり「いびきかいてましたけど」って言われたら、
恥ずかしいもんねぇ……。


リラックスしたいなら、コヒーレント呼吸

私のRYT500体験記ではすっかり常識となった
「呼吸すごい!」がまたやってきましたよ。

コヒーレント呼吸という呼吸法は、
リラックスにつながることができます。

病気が治るわけじゃないけど、
不安障害、うつ、注意欠陥性障がい、過敏性腸症候群などでお悩みの方にも症状の改善がみられることも。

なぜなら、呼吸法といえば?

noteを続けて読んでくださってる方はわかりますよね。
そうです。
自律神経のバランスを整えるから!

具体的には
1分間に3.5〜6回の呼吸をするだけ。
とってもシンプル。

とはいえ、
成人の呼吸の正常値は1分間に15〜20回くらい。
かなりゆっくりなのがわかると思います。

なので無理せず。
徐々に理想に向けていきましょう。
とくに心身に不調を抱えている場合は、
自己判断しないでお医者さんに相談してからが基本。

ヨガインストラクターも病気のこと知らなかったじゃすまない時代だと先生はおっしゃってました。

ヨガクラスでの怪我の訴訟も増えているそうです。

でも、先生はこうもおっしゃってました。

判断はお医者さん任せ、無理するな、で生徒さんは満足する?

目から鱗……。
なんかトラブルがあったら嫌だし、
基本対応はそれで間違ってないと思ってました。いや、思ってる。

でも、生徒さんはヨガの先生にも相談したいんだよね。
お医者さんがいいよと言ったら、
あとはなんかあっても知らないわ、ってわけにもいかない。


クラスを取り仕切っているのはヨガインストラクター。
なのでやっぱりある程度の知識が必要になる。

とはいえ、どの程度まで踏み込むのかは難しいし、
やっぱりお医者さんのヨガインストラクター最強だなー笑


深呼吸をしても、酸素はたくさん取り込めません!

これも勘違いしてますよねぇ。
って私もRYTの資格を取得するまで知らなかったんだけど。

「深呼吸をして、酸素を脳にとどけましょう!」
「深呼吸をして、酸素をからだにたくさん取り込みましょう!」

とかのティーチングは、うそ科学になっちゃうのでご注意を。

深呼吸するとガス交換率はあがるものの、
ヘモクロビンは酸素をどの臓器にもまんべんなく届けるので、
脳にたくさん届くわけではないのです。

ってちょいあげ足取りっぽいけどさー笑

イメージしてもらうという意味なら、
酸素を届けるようなイメージで、とかかな。
酸素って具体的に言わず、空気をたくさん取り込むみたいなことならアリな気もするし。
「肺の中の息を吐き切ってー」も、空気は残ってるし、でも吐き切ってって言われるとわかりやすいしなー。

まぁどちらにせよ、知ってて言うか、知らずに言うかは違いますよね。



健康寿命に一番影響するのは、人との「つながり」

今回の講座は生理学の知識からはじまりましたが、
最後は人との「つながり」についての話に。

健康寿命にいちばん関わっているのは、
たばこだったり、食事だったりも関係するけど
一番大きいのは、「人とのつながり」だと。

バーンアウトの徴候や、その危険性、
つながりでそれを防げる話とかも。


やっぱり、ちょっと忙しすぎな私。
先生がつながりテーマでオススメしてた
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの映画
「マイ・インターン」観てみよっかなぁと思いました。



単発での受講もできます。私が受講しているOMYOGAの紹介。

2年前にRYT200を取得して、今現在RYT500を受講している
OMYOGAのサイトはこちら

私は現在、対面とオンラインの混合コースで学んでいます。
昨日と今日、先月残してしまった録画視聴をまとめてがっつりやりました!

ちょい休憩しつつ、週末に備えることにします。
よし、映画観よう!





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