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スクロールを覚えた三歳児の手元と足元

どうも、現在、WEBマーケティング会社に勤務している僕の名前は、14GHT。

今回書く内容は、『スクロールを覚えた三歳児』というテーマに合わせて、
・そもそもスクロールを知らない五歳児だった僕が歩きながらやっていたこと
・これよりも大事なこと
この2点について書いていく。経験談を混ぜつつ、自分の意見や考えを言わせてもらおう。

スクロールを覚えた三歳児は、親と手をつなぐ温もりを知っているだろうか。当然のように歩きスマホをしていそうだ。
危険だし、せめて、歩くのを辞めて、歩道の端っこに行って、その場でスマホをいじればいい、と思う。結論というより、ある種の解決策を書いてしまった。しかし、言いたいことじゃない。

当時、五歳児だった僕は、ガラパゴスケータイすら知らないかわいい子供だったんだ。
いつも思ってた。歩いてるときは、親と手をつないで歩いてるだけで暇だなぁと。
で、すれ違う大人を見ていると、いろんな恰好をした大人が歩いてるではないか。人それぞれ歩くスピードが違う。
その時。ある大人が前を歩いている大人の靴のかかとを踏んでしまった。

「あ、あの大人、つっかえた」

これは、見えた光景だ。五歳児でこんなことを思うわけない。
それを見て、正直、ダサいなと思ったのが五歳児の僕だった。
この時代には、歩きガラパゴスケータイならぬ、歩きガラケーがあったのだろうか。どうでもいい。

で、ある日から親と出かけて、手をつないで、駅周辺を歩いてるとき、
脳裏に浮かんでしまったのだ。
自分の前を歩いてる大人のかかとを踏むことでただ歩いてるっていう暇をつぶそうと。
自分より背丈の大きい大人が五歳児の僕というガキにかかとを踏まれて、
つっかえてる姿は、なんとも滑稽だった。自分の中でハマってしまったのだ。
別日に、親と手をつないで、自分の前を歩いている大人のかかとを踏もうと必死に追いつこうとしていた。
その大人の歩くスピードや歩幅、歩くリズムをマネて、ちょっとずつ自分のリズムをずらし、歩幅を狭めて歩いていると、あと一歩のところで。
僕のかかとが踏まれ、手をついて、転んでしまったのだ。

「くそ~~誰だ。誰なんだ、自分のかかとを踏んできた者は!!」

後ろから一人のオフィスレディが

「ごめんなさい」

と一言だけでなく、親にもこう告げたのだ。

「すいません、お子さんが前の人のかかとを踏もうとしてました。」

親は、一言だけ返して、僕に注意をしたが、僕は僕でこう思った。

「あ、やっぱり大人もこうやるんだ。」

まぁ、これは、マネしちゃいけない行動をやろうとして、後々、怖い大人に説教されることになった僕だが、実際、五歳児だった僕でもかかとを踏めない大人もいたんだ。

かっこいい大人やオシャレな大人。彼らは、歩くスピードが速く、
姿勢もよかった。
その人の生きざまが表れているようだった。

現在でもビジネスマンやそれ以外の人は、歩きスマホをしているが、
カッコよくはない。ビジネスchatや動画、記事を見て、歩いてるんだろう。
だらしねぇ大人がどうカッコよく見えるんだか。

スクロールを覚えた三歳児は、当然のように歩きスマホをするだろう。
そのスマホの中に自分が興味あることや知りたいことがあるのは、間違いない。
しかし、それでは、歩くスピードが遅く、後ろの人にかかとを踏まれてしまうし、つっかえる。
自分の前を歩いてる人が自分よりも歩くスピードが遅いとイライラする自分は、歩きスマホをしないと決めた。
姿勢が悪くなるし、危ないし、なるべく早く歩いているとかっこいい。

ここで、スクロールを覚えた三歳児にオススメしたいスポーツを
書いていく。
それは、サッカーだ。
かかとを踏まれること以外にも人とぶつかりそうになる瞬間があったり、足をひっかけられそうになるトラップがあったり、と
”さりげない罠”というのは、日常の至る所に転がっている。
ここにサッカー経験が入ってくるとほとんどの”さりげない罠”を回避できるのだ。
駅構内でキャリーバッグが自分のかかとにぶつかったら、サッカー経験をしてない人は、
「いて!」「あ、あぶな!」
となるが、サッカー経験をしているとなんと、キャリーバッグがかかとにひっついたかのようになる。かかとへの衝撃が嘘のように無い。
そして、人とぶつかりそうになる瞬間においては、5メートル先の人たちの歩くスピードや歩幅、歩くリズムが見えてくるのでぶつかることもない。

以上、大事なことは、歩きスマホをやめて、サッカーをしよう!
は、冗談で、
スマホを見て下を向いている人生より前を向いて人生を歩む大人は、
カッコいいぞ。



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