見出し画像

インドの動物たちから学ぶ、”良い距離感”

約2ヶ月間インドへヨガの修行へ行っていた日曜「ハーフを目指す実践」と毎月アシュタンガヨガの基礎を学ぶ「ヨガラボ」を担当する濵田麻矢トレーナー。
今週末12月24日はインドから帰国後初めてのワークショップを予定しています。18年間インドに通い続けている理由やインドの魅力を座学形式でお届けします。ワークショップに先駆け、少しだけインドならではの環境から、麻矢トレーナーが感じる、人との距離の取り方の原点についてご紹介します。

ーーーーーー

インドで道を歩いているとたくさんの動物に出会います。牛、山羊、リス、犬、猫、猿....。牛と山羊以外は野良です。私は動物が大好きで、近づきすぎて過去2度もインドで犬に噛まれたり、牛に追っかけられたことがあります(笑)

4年ぶりに訪れたインドでは野犬がものすごい数に増え、あちこちで子犬が生まれていました。可愛い〜と思う反面、少し心配にもなる数です。何度犬に噛まれても懲りない私は、今回の滞在中、近所の犬たちに名前をつけて呼ぶようになり、インドを離れる頃には呼べば来るほど懐いてくれました。(こうしてご近所犬を掌握して行きました。笑)

犬たちを可愛がっていると、どこまで関わるかに悩みます。ガリガリな子もいれば、皮膚病などにかかっていそうな子もいます。どうにかしてあげたいと思いつつも、私がここにいるのはたった2ヶ月。
自然で生きている彼らにどう関わるか?私は生命に関わることには手を出さないように心掛けると決めました。撫でてほしくて近くに寄って来る子には、そっと撫でるだけで食べ物は与えませんでした。なぜなら、いずれいなくなる私にを頼りにしてこないようにするために。

何が正解かはわかりません。けれど、責任を取れない立場でどこまで関わるかの”線引き”と、適切な距離の取り方についてはいつも考えさせられます。
今回短い期間でしたが犬たちの存在に、私はとても癒されました。

人間同士でも同じですよね。インドには様々な国から人々が集まり、異なる文化、習慣、価値観の異なる人々が暮らしています。そこにいる全員と仲良くなることはとても難しいです。けれど、そんな時は”適切な距離を取ること”が、お互いにとって良い関係を取れるという事が出来るんじゃないかと思うのです。

そんなふうにインドに行く度、自然や動物、様々な国の人々からたくさんの気づきをもらっています。

また来年、マイソールに戻ったら成長した犬たちに会えるかな?
動物の声や気配が身近に感じるインドは私にとってはパラダイスです。
そんなインドが美しいと感じます。自然の声が聞こえ、暮らしの中で生命を感じることのできるインドは、生命力に溢れています。

Written by Veda Tokyo trainer Maya Hamada

記事を読んで、「いいな」と思った人は、いいねボタンを押していただけたら励みになります。

ーーーーーーーーー

🔸週末24日開催!濵田麻矢のワークショップ

ヨガラボ
〜私がインドへ通い続けるワケ〜 by 濵田麻矢

12/24(日) 11:15AM-12:15PM

お申し込みはこちら *座学プログラム

インドに通い続けて18年。長い間インドへの渡航を続けながらアシュタンガヨガの学びを深めてきた濵田麻矢。インドに通い続ける理由と、その魅力をじっくり座学プログラムでお話しします。

#アシュタンガヨガ  #yoga #インド

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?