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答えは見えないまま進んでいく

起きてすぐ、カーテンから差し込む光が少ないことに気づく。たしか予報は晴れだったはずだけど、なんとなく空が重たい。寒い季節特有の灰色がかった空気感に、いよいよ本格的に寒くなりそうだと予感する。

来週からは一気に気温が低くなるらしいので、週末の内にもう1段階寒さ対策をしておこうと決意。ひとまず毛布と厚手のコートを準備した。これでいつでも温かく過ごせそうで一安心。ついでに家の中も見直すことにした。

平日はゆっくり家の中を整える時間はないので、どうしても荒れがちだ。出したものはすぐにしまうとか、書類をそのままにせずすぐファイリングするとか、そういうことは気をつけていても細かい部分の掃除まで手が回らない。水回りなんて数日ほったらかしただけですぐに汚れてしまう。本当は朝とかすきま時間に掃除できればいいんだろうなとは思うけど中々難しい。

いつも綺麗にできている人ってどうやってその時間を捻出しているんだろう。本当に尊敬する。私にはとても真似できない。こうやって休日にどうにか帳尻を合わせるのがやっとだ。理想との乖離に日々もどかしさを感じている。

そして今、目標の方でも大きな山を前にもがいている。
『詳細を丁寧に書く』という文字にしてみるとそこまで大したことなく感じるこの作業が、思っている以上に難しい。その練習も込めて、noteでも詳細に目を向けるようにしている。

どこに辿り着くかわからない道をひたすら歩くのは不安だ。それも最短ルートなんてなく、必要そうなものは全て拾い集めて、最後の最後で削ぎ落としていくイメージらしい。答えもマニュアルもないので、慣れるまでとにかくこの作業をやっていくしかないという。いつになく弱腰になっているが、やってみないとわからないならやるしかないか、という気分だ。

何かを創作する人なら誰しもが通る道なのかもしれない。世に出ているのは、完成された綺麗なものだけが見えているのであって、そこに至るまでには相当数のボツになったものと、試行錯誤の繰り返しがあるんだろうと思う。私はそこを疎かにしがちで、というか背景にそういう作業があったことに気づかず最初から完成形をイメージした上で作っているんだろうとすら思っていた。多分実際は真逆で、あれこれこだわって色々とやっている内に出来上がったということなんじゃないかと思う。

最初から決め打ちせず、広げるだけ広げてみる。
これが今の私にとって必要なことだ。
そのことに気づけたという意味では、前に進んでいると信じたい。

そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。