夜空みたいなビールに恋をした
昨日の記事を書いたら胸のつかえが取れたみたいにスッキリした。ずっと小骨が喉に刺さってる時のような、あるのかないのか分からないけど痛くて辛いあの感覚があって、それ以外のことを記事にしようとしてもうまく言葉にできなかった。
本当に書きたいことを差し置いて書く文章は味気ない。だからあの記事を書けてよかった。もっと不孝者だという冷たい視線(そんなもの実際には見えないけれど)を浴びるんじゃないかって覚悟していたので受け止めてもらえたことが嬉しい。
だからという前置きで今日は前々からとっておきの日のために買っておいたビールを開けた。
銀河高原ビールというネーミングが素敵すぎる。
もう絶対に確実に美味しいと確信して手に取った。ちなみにパッケージにはトナカイと星空が描かれていて可愛い。全体はライトブルーとコバルトブルーの間くらいの色味で、冬のひんやり冷たい感じを連想させる。耳が痛くなるくらい寒いのに、空気は澄んでいて星が綺麗でなんとも言えない気持ちになるあの感じ。あまりの美しさにドキドキしてしまう。
ヴァイツェンという種類の白ビールらしい。
知らなかったけれど、黒ビールがあるなら白ビールがあってもおかしくないよなぁと思いながらいつもはタンブラーにつぐところを、薄張りのグラスについだ。ほんのり白っぽいような気もするが、ぱっと見た感じ私にはわからなかった。
どうやらつぎかたにコツがあったみたいだ。何も見ず、いつも通りについでしまったので今度リベンジしなければ。
顔を近づけるといい香りがする。
口に含むと爽やかな味と香りがふわっと広がった。
わぁ、美味しい。思わず呟く。
ごくごくと喉ごしを楽しむというよりは、じっくり味わいたくなるビールだなと感じた。苦味はほとんど感じず、ほんの少しだけ酸味がある。軽さがあるのでビールがあまり得意ではないという人でも飲みやすいと思う。ご飯に合わせて飲むより、個人的にはチョコレートを齧りながら飲むのが最高だった。
余談だけどこのチョコレート、お酒好きにはたまらない味なので見かけた方はぜひ。
昨年の自粛期間中は安く飲めたらなんでもいいやと思っていたが、今は少し高めでもいいので美味しいお酒を味わいたいなと思うようになった。
酔うための手段ではなく、美味しいお酒を飲むという目的に変わったからなのかもしれない。
年末年始も美味しいお酒が沢山飲めるよう、今少しずつ買い集めているところだ。飲み比べるのも楽しみ。
では、また明日。
そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。