700日目に思うこと

また一つ節目の日を迎えた。
note連続更新700日。
はじめましてと書いたあの日からもう，700日経ったのだ。

あの頃の気持ちを今の私は残念ながら朧げにしか思い出せなくなっている。
決して忘れてはいない。でももう当時のように鮮やかではなくて，あぁそんなこともあったね，くらいの感じ。

それでよかったと思っている。
それだけ今が満たされている証拠だ。もう過去に縋る必要もなくなった。

当時の私は，その時持っていたもののほとんどを失ったと感じていた。
空っぽで空虚で，それでいてかっこばかりつけていた。
焦っていたし，悲しんでいた。
惨めで情けなくて，いじけてもいたと思う。

でも，そんな日々でも700日も経てば人間大丈夫になるらしい。
もがいていみるものだ。

それに怖いものが一つ減った。
失ったと思っても案外大丈夫で，1人でも結構楽しくやれること。
そのことに気づけた700日だったと思う。

まだまだやりたいことも，叶えたいこともある。
もう若くないから，とか周りはもう落ち着いているから，とかそんな言葉で諦める必要はないのだ。周囲には周囲の，私には私のペースがあることを，身をもって学んだ。怖いときは動かなくていいし，やりたいと思ったら思い切って飛び込んでみたらいい。

うまくいかなかったらnoteのネタにしてしまえばいいのだ。

日常が少しずつ戻ってきて，前のように時間をとってnoteをかける日が減ってきている。それでも毎日自分と向き合って，言葉にする作業があるおかげで，私はとても落ち着いている。

今何にひっかかっているとか，気になっているかが手に取るようにわかるのだ。面白いなと思う。これだけ毎日書いていたら取り繕えそうなものなのに，そうはいかないらしい。ある意味丸裸だ。
固有名詞を隠していても，時系列を多少いじっても。

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次の節目は800日。
100日っておよそ3ヶ月弱。3ヶ月あれば細胞は生まれ変わるらしいので，きっとまた全然違う私になっているだろう。
その変化を楽しみに書き続けようと思う。