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  • Walk with JOJO

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    • Walk with JOJO その⑤

      (前回その④はこちら) 待望のフィギュア化 第6部の連載が走り出した2000年、ジョジョでは初めてのフィギュアシリーズ『ARTFX』がコトブキヤから発売された(可動スタンド+固定ポーズ本体のセット)。スーパーファミコン版第3部ゲームの攻略本に掲載されていたガレージキット(ヘビーゲイジ)は既に第5部ギアッチョ戦が連載していた頃に一般販売されていたが、自身で組み立てる必要があり出来も己の技術に左右される。ブリスターに入った本格的な完成形のフィギュア製品はARTFXが初めてだっ

      • Walk with JOJO その④

        (前回その③はこちら) 石の海への助走 ジョジョ第5部の終了後、集英社の雑誌ALLMANで短編『デッドマンズQ』が3号連続して掲載された。1話目の後半で明かされる主人公の素性には興奮した。また、短編で登場した「屋敷幽霊」の概念が、後々第6部でもエンポリオのスタンドとして採用されたことは、答え合わせのようで判明したときに楽しかった。なお、この短編の主人公については、名前と性質を受け継いでいるものの、本編の彼とは別物の存在と自分は解釈している。 そしてこの『デッドマンズQ』を

        • 「岸辺露伴ルーヴルへ行く」ファーストインプレッション

          本当は公開日5/26(金)の翌日27日(土)に観ようかと思っていたが、近場の劇場ではもうロクな席が残っておらず。調べてみたら会社帰りに少し歩けば寄れる劇場が良さげだったので、前日に決断して結局公開日に観に行ってきた。TOHOシネマズ日本橋、19:10の回。 到着後、開演前にグッズ売り場を眺めてみたが、スクエア缶バッヂとドリンクホルダーが残っていたくらいで他はきれいになくなっていた。キューピーやノートの現物を見ることも叶わなかった…恐るべし。入場前にドリンクを買おうと並んでいた

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        • Walk with JOJO
          5本

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          Walk with JOJO その③

          (前回その②はこちら) ジョジョの箱庭 1997年5月3日に個人サイトを開設し、その一部として日本の3ピースバンドPLAGUES(プレイグス)のファンサイト「PLAGUES PLACE 777」と、ジョジョサイト「MINIATURE GARDEN OF JOJO」をオープンした。 当時誰もがホームページに付けていたカウンターは、第3部「アヌビス神その①」に登場する病院の領収書で使われているアラビア数字の画像で作った。 最初のメインコンテンツは、キャラクター・スタンド・必

          Walk with JOJO その③

          Walk with JOJO その②

          (前回その①はこちら) 暗黒時代とインターネット元年 1年目のキャンパスライフはつらいものとなった。 勧誘されるがまま入った文化系部活動。はじめは楽しくやっていたが、主体的じゃないくせに調子に乗りやすい性格が災いし、夏季休暇に入ってそれまでつるんでいた部内のグループからハブられた。その後浮いた存在と化したまま活動は続けたが、年が明けてから顔を出さなくなりフェイドアウトした。溜まり場だった学食の一角にも行けなくなり、クラスでも友人と呼べそうな人は1人くらいだった自分は、大

          Walk with JOJO その②

          Walk with JOJO その①

          前置き ウルトラジャンプ2023年3月号から、ジョジョの奇妙な冒険第9部「The JOJOLands」の連載が始まった。これまで8回あった「ジョジョの新しい部」開始のタイミングだが、前回第8部「ジョジョリオン」が始まったのが2011年6月号だから、実に12年近く振りの出来事ということになる。 この間、ジョジョという作品を取り巻く状況は大きく変わった。2012年に連載25周年を迎えて以降のトピックは枚挙に暇がないが、状況を変えた=ファンを大きく増やし認知度を上げた出来事として

          Walk with JOJO その①